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ゴジラvsコング

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結局、観に行ってしまった。
筋金入りのゴジラファンの私でも、
さすがに今作に限っては嫌な予感しかしない。

そもそも違う世界線にあるものを
クロスオーバーさせるには、天変地異に近いような
それなりに強引な曲解が必要になる。

そうした拡大解釈やら、屁理屈やらを
スンナリと受け入れられることもあれば、
どうしても理屈に合わない部分が引っかかってしまい、
一事が万事で他の全てを拒絶してしまうこともある。

それがこれほどまでに認知された
二大スターの激突ともなれば尚のこと。
科学的な考察の前に、
政治的な忖度も加味しなければならず、
ほとんど共演NGの2体を共存させようとすれば
理論的に破綻することはすでに自明の理。

さすがに今回はレンタル開始を待つか・・・
というネガティブな気持ちが強かったのですが、
コロナ禍の影響でおあずけを食らってきたぶん、
映画鑑賞への渇望感の方が勝ってしまった。


果たして、その悪い予感通りであったのか。
はたまた、良い意味で裏切られることになったのか。

というわけで、
今回はちょいとネタバレさせていただきます
(すでに公然の秘密っぽいモノも含みますが)ので、
観に行かれる予定の方は、
ここから先は読まない方が良いかも知れません。

2014年の『GODZILLA
2017年の『キングコング
2019年の『キング・オブ・モンスターズ
からなる「モンスターバース」と呼ばれる
ハリウッド版ゴジラシリーズもいよいよ大詰め。

とうとう東西の横綱同士の取り組み
と相成ったわけなのですが
ハリウッドはもちろんコング派閥なわけで、
ゴジラ党としては、今回ばかりはアウェー感バリバリ。

そもそも、コングとゴジラって、設定サイズからして
まったく相手にならないはずだったのに、
むりくりコングをゴジラサイズに拡大したり、
すでに無理矢理感がエグい。

実際、この映画の主人公はコングの方。
物語は基本コングサイドの目線で進行する。

「このままゴジラを害虫的な扱いでは済ませないだろうな」
とか、一抹の心配を抱きつつ観守ったのですが、
これまで人類の味方であったはずのゴジラが、
今回は躊躇なく人間を踏みつぶしにかかって来ることにも
一応の理由は与えられていて、
ゴジラへのリスペクト強めでまずは一安心。

この両者は千年の昔からライバル関係にある
という設定ですので、目が合うや否や、
ほとんど問答無用で喧嘩しまくるわけですが、
バットマンvスーパーマン』と同様に、
喧嘩はしてても「最後には共闘するんだろうな」
とは思っていた。そのためにはもちろん、
抜いた刀を振り下ろす先が必要になるわけで、
ゴジラ、コングの共通の強敵がいないと和解は成立しない。

キングギドラも登場してしまったあとで、
残されたキャラはヤツしかいないと、
ある程度予想はしておりましたが・・・

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・・・本当にそうだとちょっとズッコケる。

嘘か真実か、『パシフィックリム』の世界と合流するかも?
なんて噂もあったくらいなので、メカゴジラの登場も
充分以上にあり得る話ではありました。
実はチラッと予告編にも映り込んでいて、
ファンの間ではすでにそれは確定路線として
語られておりましたので「あーやっぱり」な感じ。

ただ、公開延期と共にそんなコトすっかり忘れていたので、
しっかり劇場でズッコケられたのは逆に良かった。

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もうひとつの注目点は、
前作で、その有り余るゴジラ愛を貫いて爆死した
芹沢教授役の大御所俳優、渡辺謙の後釜として参加した
小栗旬でしたが、今作ではかなり残念な役回り。
まあまあ重要な役なのに、セリフが極端に少なかったり、
残念な配役に貶められてしまった理由は、
単に英語力の問題ではないかと邪推もしたくなるほど。
日本人である前に、彼の実力を知る者として
この扱いはちょっと残念。

真田広之でも、浅野忠信でも、
最初は雑な扱いをされていたので、
ハリウッド・デビュー作はこんなものなのかもしれないが、
小栗旬にはどこか期待させる空気感があったので
繰り返すがホント残念。

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んで、最後に嫌な予感の話に戻るのですが、
強烈な放射能を口から放出する飛び道具を有する
ゴジラに対して、コングに斧を持たせるという発想は、
『2001年宇宙の旅』へのオマージュも含めて
類人猿なだけに真っ当とも言えるが、
地球の地下空間にコングの故郷があり、
そこでコングはかなり高い知能を有して暮らしていたとか、
ほとんど本編とは無関係なただの寄り道でしかない。

とはいえ、オレももう立派な大人だ。
ここまでゴジラ目線で描かれてきたモンスターバースに
新たなスターを設定するための無理矢理感には
あえて目を瞑ることとしよう。

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そうした茶番を差し引いても、
今回どうしても馴染めなかったのは
やたらとゴジラの動きが俊敏になっていたことだ。
これはコングを大きくしたことと同様に、
コングの動きについていけるようにしたものと思われるが、
着ぐるみだからこそのあのゴジラの動きは
前作まではまだ考慮されていたように思うのですが、
ここに至っては、ただの爬虫類だ。

あの勇壮なゴジラの動きによって
強烈な威厳が保たれていたことは、
ほとんどトカゲといっていい姿で登場し
観る者全てを失望させた1998年公開の
最初のハリウッド版ゴジラで痛感していたはずなのに、
アメリカ人はまたそれを繰り返すのかと、
それが心底残念でならない。

というわけで、そうした問題点を受け入れられる
ゴジラに強い思い入れのある方以外は
観に行かなくていいと思います。
(オススメ度:40)

_ _ _ _ _ さて来週月曜の土と雪と:は _ _ _ _ _ _
沖縄に移住したatuが仕事で凱旋帰京。
今回はプライベートな時間もとれるようで、
それではと、
久しぶりに海に仲間たちが集まることとなった。
  

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

2021.07.09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

QUAD LOCK Vibration Damper

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iPhoneをオートバイにマウントする際に使っている
『QUAD LOCK』は、様々なパーツを組み合わせることで、
ありとあらゆるシーンや用途に対応させられる
その汎用性の高さがとても魅力。
オートバイだけでなく、クルマや自転車に
iPhoneをマウントする際にも
このQUAD LOCKを使っている。

防滴、防塵機能などを装備するようになったものの、
スマホはもちろん精密機器ですので、
オートバイが発する振動に少なからず影響を受けることは
QUAD LOCKに限った話ではない。
iPhoneでも最新機種あたりになると手ブレ補正機能に
深刻なダメージを与えることがあるらしい。

それに対応させるカタチで、QUAD LOCKは
モーターサイクルから発生する高周波振動の
最大90%以上を低減すると豪語する
『バイブレーション・ダンパー』を投入してきた。
そこまで手ブレ機構の発達していない
私のiPhone XSにはトゥマッチかもしれないが、
トーゼン私はこういったモノにはまったく目がない。
たいした値段でもないので買ってみることにした。

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私はRAM マウントに装着できる
『1" BALL Adaptor』にダンパーをインストールするが、
ラインナップ中の全てのマウントシステムに対し互換性がある。

マウントのすべての接合部分にはギアが刻まれており、
ネジを軸にした空転を予防しているあたりはサスガ。

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上下に分割されたデュアルシャーシを、
シリコン製のグロメットで
フローティングマウントさせるのがキモなので
マウント側と、スマホ側とを分離させながら
どうやって固定させるのかと思ったら、
マウントハンドルを取り付けるためのネジ穴に
六角レンチを通すと、表からは見えないその先には
すでにボルトが格納されている仕様になっていた。

こういった場合、まずボトム側を設置してから
その上に表側のパーツを組み着ける方法が
多く見受けられるが、完成型のまま装着できる
のはなかなかよく考えられている。
こういったところもQUAD LOCKの魅力のひとつ。

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何と!衝撃を吸収するグロメット
一つひとつにロゴが刻印されている。
手間もお金も余計にかかる部分。
これはコピー対策でもあるのだが、
性能に係わる重要な部分が、何かの流用ではなく
独自開発であることをさりげなくアピールしている。
こういうトコ大好き。

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一旦取り外したマウントレバーを、
ダンパーの上に装着し直せば、ハイ完成。

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想像以上に柔らかい。

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まあまあ無駄に場所を食って見えてしまうのは
この際致し方なし。
ちなみに、RAMマウントシステム自体も
ボールジョイント部である程度の振動吸収を行っている
ということなので、万全の体制、
もしくは「取り越し苦労」とも言える。

走行中、そんなにスマホの画面を
注視することはないと思うが、ダンパーの効果で
わずかながらも振動して見えるようになったので、
気持ち画面が見にくくなったのは
痛し痒しといったところか。

さておき、
近ごろは多品種少量生産の製品が増え、
痒いところに手の届く
気の効いたアイテムが手に入るようになった。
ただその反面、細かいコトを片付けるモノなだけに
一発狙いとおぼしき製品や、
コピー商品も多く出回るようになってきている。

そうした中で、耐久性やアフターサービスも含め、
デベロップメントを続けている良質な製品を届け続ける、
責任感の強い企業を見つけ出すのは
それだけでとても楽しい作業だ。

そういう意味でQUAD LOCKのような
超優良企業を見つけられたのもまた
高度なICT社会のおかげでもある。

ただ、その反面。
あまりにデジタルやネットに依存し過ぎると、
ふとしたリアルでの出会いに不感症になってしまいそうで、
昨今の社会インフラには、少なくない危惧感を
持ってしまうのもまた事実だったりもする。

これもまた痛し痒し。

_ _ _ _ _ _ _ 土と雪と:次回の更新は明後日(金)です_ _ _ _ _ _ _
少しだけ悩みましたが、
やっぱり観に行くことにした『ゴジラvsコング』のお話。
あえて高額なIMAX版で観るのを回避したわけは、
もちろん嫌な予感しかしなかったからでありまして・・・
    

テーマ:バイク用品 - ジャンル:車・バイク

2021.07.07 | コメント(0) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

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埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

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