夏休みの工作2:HP2 Enduro エアダクト(改)

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昨日の記事でもご覧いただいた、この海外のHP2 Enduroユーザーの方の
カスタマイズ事例画像ですが、フロントフェンダーの穴空け通気処理だけでなく、
空気吸入口(エアダクト)の開口方向を変える処理方法もまた、
とても参考になりました。

hp2_air_duct-2b.jpg

HP2 Enduroのエアダクトは、
このようにエンジンの後ろに位置するエアクリーナーボックスから
真正面を向いてタンク下側を沿うように、エンジンの前端部まで伸びている。
しかしここでは、タイヤが巻き上げた土埃を直に吸い込みやすい位置に
なってしまっているので、

IMG_0644.jpg

エアクリーナーに土砂レベルで砂やら塵やらの汚れが溜まり放題でありました。
これを嫌って海外ユーザーさんもエアダクトの配管を画像のように
オイルクーラーの裏側へ隠すような変更を施しているものと推察されます。
もちろん渡河時の水没対策として施されたとも考えられるが、
マフラーの排出口もノーマルの吸入口と同じ高さなので、それは関係ないと思われる。

hp2_air_duct-7.jpg

上の画像は、先日行ったK&Nエアクリーナーのメンテナンス後、
先日の栗原川林道を一往復だけしたあとの状況ですが、
適度に湿って埃の立ちにくい80kmほどのダート走行であったにも関わらず
想像以上に汚れが溜まっていて、この汚れ方は見た目だけで言えば、
舗装路だけを走るR1200GSの5,000kmぶんに相当しそうなほどの汚れ具合で、
しかもその汚れは細かい塵や埃といった微細なレベルのものだけではなく、
枯れ葉や小枝や虫など、小さいながらもゴミといっていいレベルのものが多い。
ちなみにR1200GSも吸入口の位置はHP2とまったく同じなので、
オフロード走行がいかにエアクリーナーにとって過酷な状況となるかが解ると思う。

それなのになぜわざわざこの位置にしたのか?
まさかラム圧がかかるようにするためにこのような配管になっているとは思えないが、
少しでも吸入気の温度は下げたいので、エンジンの後ろは避けたかったことと、
ひょっとすると流入速度を上げるチャンバー効果を狙っているのかもしれない。
いずれにせよ走行毎のメンテナンスを前提にしていることは明らかで、
これも思い切りがいいと言えばいいのだが、毎度毎度エアクリーナーのメンテに
手間を取られるのも、文字通り「たまったものではない」。

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そんなわけで、この土砂のようなゴミで目詰まりしたエアクリーナーを見てから、
いつかエアダクトの吸入口の位置を変えたいと思っていたわけだ。
そこで私がそもそもイメージしていたのは、
ランドローバー ディスカバリーによく見られるこちらの『シュノーケル ダクト』。
こんなふうにできたらかっこいいなあ〜〜〜とか、思っていたわけだ。

hp2_air_duct-1.jpg

そこで、上の海外ユーザーさんの手法を参考にしながら
まずは使えそうなパーツを解体屋で物色してみた。
何はなくとも現物合わせしてみないことには、何も始まらないので、
とりあえず使えそうなこの二つのスクーター用のエアダクトを譲っていただいた。

hp2_air_duct-8.jpg

hp2_air_duct-9.jpg

そしたらなんと!

そのうちのひとつが、笑っちゃうくらいに

ジャストミ〜〜〜〜〜〜〜ト!


hp2_air_duct-13.jpg

hp2_air_duct-11.jpg

取り付けたエアダクト側にハンドルをフルロックさせた状態でも
フロントフォークやフェンダーとのクリアランスもまったく問題なし!
こんな驚くような偶然も、たまには起こるもんなんだね〜

この位置でも上向きになれば走行風に導かれたゴミ類は入りづらいだろう。
その代わりにこの配管だと吸入抵抗は増えるだろうが、
元よりそのパワーの全てを使い切れるわけでもなし、
この奇跡のような出会いに感謝して、この際そこには目を瞑ることとしよう。
っていうか、先日の大名栗を実際にこのエアダクトで走らせてみたが
パワーダウンもレスポンスのダルさも、毛の頭ほども感じ取ることは出来なかった・・・

ただ一点心配なのは、降ってきた雨水が真っ直ぐに入ってしまうかもしれないこと。
タンクの影になるので、完全に空に向かって開口しているわけではないし、
何より今までも走行中の雨水は入っていただろうから、さほど気にすることも
ないかとは思うが、逆に停車中や駐車中には気を配った方が良さそうだ。
まずはこのまま使って様子を見ながら、場合によっては一番下になる
雨水の溜まりそうな箇所に、水抜き用の穴を開けておいた方がいいかもしれない。



今回この作業のために、ビッグタンクに換装後はじめて
そのタンクを外す比較的大がかりな作業になった。
大がかりなだけに滅多に外して確認することも出来ない場所なので
そのビッグタンクの交換に伴う不具合箇所など、諸々を発見できたので、
今回の処置のついでに対策を施すことが出来た。

現場でトラブルが発生したときに、自分で対処できるようにしておくことは
その現場が人里離れた山奥になるオフローダーなら尚のこと大切なことなので、
やはり日頃から自分の目で確かめながらするメンテナンスはとても大事だ。

ただ、そのトラブルの元になっているのもまた
その素人メンテが原因だったりすることもあるので、
痛し、痒しの、卵、鶏の話なのだけれども・・・
  
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2014.08.28 | コメント(4) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

コメント

純正か!!

純正かと思わせる出来のよさ 流石です!

2014-08-28 木 22:50:28 | URL | popopo #- [ 編集 ]

あ、雨が…と思って読んでたら、やっぱり気づかれてますよねw
これで90°前に向くといいですよね。

2014-08-28 木 23:01:11 | URL | Toshi #- [ 編集 ]

Re: 純正か!!

popopoさん
お褒めにあずかり光栄です!

2014-08-28 木 23:28:17 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

Toshiさん
そうですね。
いま蓋のパーツになるものがないか考えていまっす。

2014-08-28 木 23:32:21 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

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