ALL YOU NEED IS KILL

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今週金曜日より全国でロードショウ公開される
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』。
週末のサーフィン帰りに、先行ロードショウで観てまいりました。

ちなみにアメリカでの題名は『EDGE OF TOMORROW』。
オリジナルは桜坂洋によるライトノベルが原作で、
もちろん原題は『ALL YOU NEED IS KILL』なのですが、
ナゼに原題も英語表記なのにわざわざ題名を変えたんだ?とも思ったのだが
観てみてナットク。
その原題ではあまりにセンチメンタルに過ぎる。

ちなみに「ライトノベル」って???と、改めて思い直し、調べてみれば
特にはっきりしたジャンル別けではないようで、
要は「アニメ的な小説」が、このライトノベルに属することが多いようだ。
それにしても、ハリウッドのプロデューサーというのは、極東の島国の
ある意味アンダーグラウンドなコンテンツまでくまなく見てるんだね。感心な事だ。

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さておき、最初はその題名の通りに、たとえば押井守の『スカイ・クロラ』や、
『最終兵器彼女』的な理由もなく繰り返される戦争に駆り出される、
若者たちを覆う不条理さだったり、理不尽さを描いているのかと思ったら、
まったく違った。
ほんの冒頭から始まる修羅場と化したビーチでの大戦闘シーンもあってか
どっちかっていうとスピルバーグの『プライベート・ライアン』のような
人間の残酷さと、強さを表裏一体に描き出したような世界観だ。

もしかすると、ライトノベルに属するその原作では、そういった皮肉っぽい世界観
なのかもしれないが、ことこの映画に関してはそういった皮肉さは姿を潜め、
さすがトム・クルーズさん!もしくは、
さすがは『ボーン アイデンティティー』のダグ・リーマン監督!
と言いたくなるような、スッキリとした痛快娯楽大作に仕上がっている。

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要はシューティングRPGで、しかも基本持ち駒がなくならない設定。
つまり、クリアするまで何度でも同じシチュエーションに挑めるし
その度ごとに情報や技術が上がっていく。
もちろん殺されれば、毎回そのシークエンスの頭からやり直しだ。
そして、その「ループ」の理由は、かなり早い段階から明かされるので、
尚のこと観る者をそのゲーム感覚に没入させる。

なんて書くとミもフタもないように思われるかもしれないが、
そんなミもフタも気にすることなく2時間が過ぎ去ってしまうスピード感だし、
基本持ち駒はなくならない」と書いたが、
もちろんルール上持ち駒がなくなる裏コマンドは存在していて、
知らずにそいつを踏んでしまい、主人公は窮地に立たされるわけで、
そんな紆余曲折、起承転結がしっかり構築されており、
まったく退屈させられることがない。

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そして、さきほど「センチメンタルに過ぎる」と題名に関して書いたが、
それほどにトムさん演じる主人公は、何度も殺されて、何度も気が滅入るような
絶体絶命の戦場に送り込まれても、笑っちゃうくらいに常に前向きだ!
(もちろん途中何度かヤケッパチになり、全部放り出して逃げ出したりもするけれど)

そして、どうしてそんなに前向きなのか?ってあたりにチョッピリLOVE入っていて、
「ギタイ」と呼ばれる敵対する宇宙ロボットとの戦闘シーンも、
肉片や血しぶきが飛んだりするようなグロテスクな描き方はしていないし、
敵が影から飛び出してきて驚かされることもないしで、
女性やお子さんが観ても楽しめる作品に仕上がっているのではないでしょうか。

私ももう一度、今度はIMAXで観ておこうと思っています。
そして、そして!次に待ち構える期待の劇場公開作品はもちろん『ゴジラ』だ!
(それと、すでに公開中の『her』も観に行きたい〜!)
 

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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

2014.07.01 | コメント(2) | トラックバック(0) | 映画

コメント

IMAXで行きます!
もちろんゴジラも!

2014-07-01 火 16:03:08 | URL | Toshi #- [ 編集 ]

Toshiさん
けっこう面白かったです!
IMAXなら尚更ですな!

2014-07-01 火 16:41:06 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

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