ワールド・ウォーZ

    World_War_Z.jpg

意外なんて言ったら怒られそうだけれど、
良い意味で裏切られました『ワールド・ウォーZ』。

そもそもブラッド・ピットの息子がゾンビ好きで、
その子のために原作の映画化権をディカプリオと争奪戦を繰り広げてまで
手に入れた挙げ句、苦労して手に入れたマックス・ブルックスの同名小説の
ストーリーを無視するなど、ほとんど暴走とも言える
ブラッド・ピットの親バカ丸出しな噂が先行していたことと、
ジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』の大ファンである私にとって、
そもそもこのテキトーな題名なんだよ?といったほとんど言いがかり的な
生理的な理由で劇場に行くことはおろか、レンタルすらせずにいた。

そんなわけで、WOWOWで放送されたのでせっかくなので観てみたら、
あらら、なかなかキチンとできてるじゃないの。

もちろん粗を探し始めたらキリがなく、ツッコミどころは満載だが、
そもそもゾンビ映画なのだからそれは言わない約束。
そんなわけで、ゾンビ映画としてはなかなか筋の通ったストーリー展開で
つまりは楽しめた。

『ドーン・オブ・ザ・デッド』でも見られた「走るゾンビ」という設定は、
放っておいてもスリリングな展開を観るものに与える。
しかして、ゆっくり移動するからこそ「努力次第でまだなんとかなりそう」な
部分もまたゾンビ映画のいいトコロでもあるわけで、
こんなに元気に動き回られたらそりゃあもうバイオハザードのアリスか、
ケンシロウでないと解決不能な事態に陥ってしまう。

そんなわけで、今作で上手いなと思ったのは、ゾンビが走り出すキッカケが
「音に反応する」っていう設定だ。
静かに音をたてずに歩いているぶんには走って襲っては来ないっていうのは
対抗策としてとてもシンプルだし、何よりスリリングだ。

それと、どこか一ヵ所の地方都市での現象ならいざしらず、
世界的にパンデミックを起こしたゾンビ化現象を2時間半で沈静化させるのは
どう考えても不可能なので、どこでオチを付けるかが腕の見せ所だと思うが、
主人公の活躍と、それによって解決するやに見せる、物語の落としどころも
ちょっと『アイ・アム・レジェンド』をパクったように思えなくもないが
なかなかいいとこを突いているとも思いました。
  

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2014.07.11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 映画

コメント

あまりにもダサいタイトルがヒットしてしまい観に行ってしまいましたw
子供も見れるような作りは、ゾンビ好きには物足りない気はしますが
上手かったですね。

原作とゾンビサバイバルガイドは面白いですね。
収集付かない映画にありがちな「俺たちの戦いはこれかも」的な
終わりにはガッカリしましたけど、ご都合主義全開で
何事もなかったようなハッピーエンドよりはマシですかね。

2014-07-11 金 14:33:39 | URL | Toshi #- [ 編集 ]

Toshiさん
確かにエグい描写は避けるような子供への配慮をしながらも
終わり方は妙に大人っぽい終わり方なんですよね。
それと、原作の世界観はかなり無視されてると逆に評判ですね。

2014-07-11 金 15:23:59 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

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