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R100

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映画ってなんなんでしょう。

なまじブログなんて書いていると、
「ここにどう書きましょうか」と、よこしまな視点で観てしまうので
素直な鑑賞方法とは少々違い、かなり斜め方向から観てしまう。

しかして、私はここで映画批評をしたいわけではなく、
どちらかというと「週末に観ていただきたい映画紹介」という観点で
書くよう心がけている。
(というわけで、映画の紹介は金曜日と決めている)

そんな映画ガイド的な観点で観ようとしたとき、この『R100』はかなりの難敵だ。

“はっきり"と「評価するもヨシ」「批判するもヨシ」の
どっちつかずの作品で
つまり「観なくてもいいです」とも「観ておいた方がいいかも」とも
それもどっちつかずだからだ。

摩訶不思議な映像体験と考えれば評価もできるが、
コメディ作品と考えて観ればキッパリと駄作で、
敢えてその中間を狙い澄まして作っている芸術作品のように思える。

それは、テレビの中の「松ちゃん」に期待して観に行くと
重度の火傷を負うということだ。
つまりはそういったパブリックイメージに対しても
松本人志は「ボケ」ているということなのだろう。

もちろんある意味スポンサーのお金を遣って、
スポンサーのイメージ向上に貢献するための番組制作とは違い
映画制作はある程度観客を選ぶことができるので、
実験的で、意欲的な作品というのは映画のあるべき姿なのかもしれないが
何か違和感がある。

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特にこういった大々的なプロモーションをしている姿を見ると
その違和感は増幅されてくる。
ディズニー映画を観に行ったら、
中身が『死霊のはらわた』だった。みたいなことにはならないのか?
映画ってプロモーションの段階からその作品世界を構築するものではないのか?

というわけで、
松ちゃんには優秀なツッコミがいるが、
松本人志には誰もツッコんでくれる人がいないように思える。
もちろん松本人志はボケなので、取り巻きのしていることに
ツッコめない(もしくはツッコまない)というわけだ。

もし、片方がボケるだけの漫才を観させられたとしたら、
それはかなりシュールに見えることだろう。
この映画もそういうミもフタもないような映像の集積に見えてしまうのであるが、
それ(ツッコみ)を観客に期待しているのだとしたら・・・・と考えると
妙に腑に落ちる映画です。

ご覧の際は是非「んなことあるかい!」の練習をしてからテレビの前に座って欲しい。

最後に、冒頭の10分で登場する冨永愛のボンデージ姿は、
映画史に残るキャラクターであると断言いたします。
その冒頭の10分間を観るだけでも、そのレンタル料に充分に見合う逸品だと思います。
というわけで、独り者限定のお勧めレンタルDVDでした。

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テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

2014.05.09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

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埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

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