MotoGPを観ていてグッときたこと

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少々前の話になるが、MotoGP 第3戦 アルゼンチンGP放送の冒頭、
前戦アメリカGPのダイジェスト映像の最後に、表彰台に上がった
ペドロサ(スペイン/28歳)、マルケス(スペイン/21歳)、
ドビツィオーゾ(イタリア/28歳)の三人が、
壇上で記念撮影をしている映像がインサートされた。

オートバイレースの最高峰「MotoGP」では、
メーカーや国の威信を賭けての戦いが日々繰り広げられているが、
遠く島国にいると、なかなかそういった感覚は分かりづらいと思う。

特にスペインでのMotoGPの人気は日本人にはおおよそ想像できないほどで、
MotoGPのテレビ視聴率が40%を超えることなんてザラなんだそう。
そんなスペイン人ライダーへの全スペイン国民から寄せられる期待と
それによってかかる重圧もまた想像を絶するものがあるのだそうだ。
それは
日本でのオリンピック選手にかかる期待の高さに
ラテンの熱い感情が加算されるようなイメージだろうか。
しかも4年に一度ではなく、ライダーには年間18戦もその重圧がのし掛かるのだ。

そういった期待に応えられれば一生安泰の国民的スーパースターだが、
それを裏切るようなことがあれば・・・まさに天国と地獄だ。
そんな紙一重の中で戦うのだから、
そこにはもちろん舌戦を含むものすごい駆け引きが存在する。

もっと巨大な資金が動くF1では尚のこと、
「ドライバー同士で真の親友は存在しない」と、
トップドライバーの全員が口を揃えるそうだ。
紳士的に振る舞いながらも、そこには心理戦を含む様々な思惑が渦巻く、
およそスポーツマンシップとはほど遠い世界だ。
そこに大きな魅力を感じる反面、
その矢面に立たされる若者たちには同情を禁じ得ない。

そんな世界に身を置くMotoGPの若者達もまた、
嫌が応にも駆け引きの渦中に巻き込まれ、
ときにライバルを「敵」とみなし、コース外でも傷つけ合うような
それなりの軋轢が存在するのだろうと思っていた。

motogp2014-2.jpg

そんな思いを抱く者にとって、このアルゼンチンGPの表彰台での一コマは、
実に無邪気で若者らしい一面を、垣間見せてくれた。
心の内側がふと暖かくなるような、とても感慨深いシーンであった。
思わずグッときちゃったよ。とてもいいシーンだった。
 

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テーマ:MotoGP - ジャンル:車・バイク

2014.06.11 | コメント(4) | トラックバック(0) | 徒然

コメント

二輪って比較的仲良いですよね。
以前は原田とカピロッシとのチャンピオン争い終盤での確執くらいですかね。
F1ってすげービジネスライクな気がしますよね。

2014-06-11 水 21:11:28 | URL | Toshi #- [ 編集 ]

いやいやToshiさん
近年一番仲が悪かったのはペドロサとロレンソですよ!
なんたってスペイン国王が仲裁に入っても握手すらしなかったですからね。
まあ言っても子供のケンカみたいなもんで、
確執なんて大人っぽい話とはぜんぜん違いますけどね〜

2014-06-11 水 23:50:10 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

忘れてました、そういやそうですねw
基本レースしてる人達はみな子供みたいな王様ばっかりですよ。
でないと勝てないですからねぇ。

2014-06-12 木 01:53:02 | URL | Toshi #- [ 編集 ]

Toshiさん
ほんとそうですね。
9 Times Championのロッシが一番子供だもんな。

2014-06-12 木 11:54:02 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

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