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TTSS Flyfisk

ttss_flyfisk.jpg

今年の2月の初旬にレイトデリバリーされた『Flyfisk』ですが、
ギリギリまでデリバリーの詳細が明かされず、ショップも発注がかけられない状況で
ほぼ突然に発売の開始が告げられたという。
そんな全世界限定50本というファーストロットだったのだが
さすがは東京神田の男気ショップ『Juice』だ。
いつものように客注なしでもすでにオーダーはかけていたという。
それでも結局入って来たのはわずかに1本だけで、
おかげさまでその貴重な1本を手にすることができた。

しかも、直後に迫っていた北海道トリップにも、
かぐらでのテストライドまでできたほどに余裕で間に合わせることができた。
そしてもちろん、消費税は5%だ。

頭の悪い私の場合、考えすぎてもいいことなどひとつもないので、
どのインプレでもいつも熟考などせずに、最初に感じたインスピレーションに従って
極力回り道せずに真っ直ぐに書くように心がけている。
なにせ思い込みで書いているので、そんな誤解や勘違いにより
多少なりとも迷惑を被った方がいたら申し訳ないと少しは思う。

そんないいかげんな私にしては珍しく、
このFlyfiskのインプレだけはなかなか筆が進まない。

それというのも、大感激したBIGFISH OutlineCore
ほぼアピアランスを共にするこのFlyfiskというボードが、
ダブルピンテールとダイアモンドテールというテール処理の違いはあれど
「まさかそれ以外に差がないなんてことあるわけないはずだ」という
疑念がず〜〜〜っと頭にあったからなのだが、その結論がなかなか出てこない・・・

つまり、開発中のFlyfiskの存在を最初に知った時に感じた
「BIGFISHの走破性に、自在なテールの取り回しが組み合わさったとしたら・・・」
という希望観測的なインスピレーションがそのまま実現していたことに
「まさか、それだけのハズがない」と、
むしろ疑心暗鬼にかかってしまっているというわけだ。

そういったわけで、この二機種を直接比較しないことには結論が出せないと、
先日の野沢で二日つづけてこの2台に乗ってみて、改めて較べてみることにした。

nozawa_0321-18.jpg

深雪の中では、その破壊的なほどに広大なトップ形状が、ほぼ自動的に
強力な浮力を生み、それによって遠慮なく前足の荷重を受け付けることで
圧雪斜面と同様の操作感覚で、柔らかくも自在なターンを可能にする。
かといってパウダー専用ボードかと言うことそうではなく、圧雪斜面であっても
前足の反応の強さを利して、キレまくるカービング性能をも併せ持っている。

そして、多くのトラックが刻まれた荒れた斜面であっても
その上を渡るように突き進む走破性を持つ
見た目とは違ってとても遊びの懐の深いボード・・・・・・
・・・というところまでは、この2本はほぼ同じと言っていい兄弟機であった。

ターンの後半、出口付近で糸を引くようにテールが描くターンの残像を
深雪であっても圧雪であっても、ツツツーーーーッと
長くキレを感じさせ続けるのがBIGFISH。
ターンの後半から抜くもヨシ、同様に抑え続けるもヨシ、
強めに当ててリズムにアクセントを入れるもヨシと
自在に動きを選べるのがFlyfiskだ。

ややこしいのではあるが、
BIGFISHもツリーランを含め、小回りが効かないわけではない、
むしろかなり効く方だ。でも、Flyfiskと較べてしまうと、
オーリーを入れやすく、ボードの反発を積極的に利用して生み出す
その自在な操作感にはBIGFISHであっても太刀打ちできない。

しかして、トップの浮力と反力を最大限に活かして、
慈しむようなメローな感覚で、心に残るような
美しいターン弧をボードまかせに描けるのは
まさにダブルピンテールを持つBIGFISHならではの仕事だ。

nozawa_0321-26.jpg

で、今回の野沢温泉では、
期せずしてNSPさんの『TT160ミズメ/ヒノキ』をお借りすることができたおかげで
適度な反発力を伴い、とても踏み込みやすい
ミズメ/ヒノキのテールの感触を知ることとなった。そのときに、
私がFlyfiskのテールにそれほどの反発力を感じられていないことに気づかされ
改めてFlyfiskを眺めてみると・・・

ttss_big_fisk.jpg

このように、Flyfiskには広範囲に渡りかなり深めの
えぐるようなキャンバーが与えられていることに改めて驚かされた。

これはもちろん世界最長飛行記録を持つマッズさんのパワーを受け止めるための
措置なのだろうが、このキャンバーを確実にツブしたときに現出するサイドカーブで
乗れるかどうかがFlyfisk攻略のカギになってくるということだ。

ちなみに私は身長178cm、体重74kgで、Flyfiskを硬いと思ったことは一度もないので
このキャンバーをある程度踏めているものと思うのだが、
私が採用するFlyfiskのスタンスは幅は、一番内側に位置する540mmで、
これは通常520mm幅にセットすることから何も考えずにセットし、
今の今までなんの疑いもなく使い続けてきたスタンスなのだが、
それだとアクセルキャンバーを効率的に踏み込める場所を
後ろ足が抑えられていないのかもしれない。

と、改めてこのキャンバーに目を向ければ、私がまだまだダイヤモンドテールのもつ
反発力を活かし切れておらず、Flyfiskの本領を引き出せていないのでは?
という疑念が当然湧いてくる。ということで、
次の機会には無理にでも後ろ足の位置を1インチほどセットバックさせて
よりキャンバーに乗れる位置にポジションを変更してみたいと思う・・・

hokkaido_2014B-16.jpg

・・・のですが、今季のFlyfiskはここでお役御免かと思い
野沢温泉から戻ってそうそうに、凹んだエッジの修復のため、
すでにFlyfiskは入院してしまっているので、その次の機会とはつまり、
来シーズンということになってしまうわけだ・・・

う〜〜ん。
インプレを書いているうちに次に試したいことが浮かぶことも多いのだが、
今回は筆が進まなかったおかげで、そんな簡単なことに気づくのもまた
後手に回ってしまった。明かな消化不良だ。

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テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2014.03.27 | コメント(6) | トラックバック(0) | スノーボード

コメント

いつも熟考して毎度回り道してますよ。自分...

ところで、
エッジの補修、保険はどうでした?

それと、へそ曲がりさんの来期購入のボードか気になりますねw

2014-03-27 木 13:01:19 | URL | のぶ #- [ 編集 ]

友達がちょっと前の試乗会でBIGFISHは曲がらないって言ってて、自分は特にそうは感じなかったからどっちなんだろう・・・?って疑問があったんすよ。
自分はどっちかって言うと取り回しが楽だって感じたぐらいなんすよねー。
今回のへそ曲がりさんの記事を見て「ですよね」って思っちゃいました(笑)
しかし、試乗会でFlyfiskを乗ってないのが若干悔やまれますね。

2014-03-27 木 15:10:30 | URL | TKC #- [ 編集 ]

のぶさん
調べたらちょうど昨年から携行品の補償も追加していました。
毎年毎年少なくない掛け捨て保険料を払ってきているので
使わせてもらいますよーモチロン!

> それと、へそ曲がりさんの来期購入のボードか気になりますねw
ふふふ・・・カタログに載っていない何か。とだけ言っておきましょう・・・

2014-03-27 木 15:56:07 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

TKCさん
私も試乗もせずに買って、一発目からぶっ飛ぶほど調子よかったのですが、
確かにBIGFISHというか、TTSSの太いノーズはそのへんの意見分かれますね。
その中でも10cmも長いSUPERFISHの方が扱いやすいって人も多いです。謎ですねえ。
ただ思うのは、近ごろは見た目に太いという気さえしなくなって来たので
ひょっとするとパッと見の第一印象に囚われやすい方だと向かないのかもしれません。
先入観を捨てられる種類の人間だとイケるとか?
Flyfiskに関しては、改めてこの2本で選び直すとしたら
迷わずBIGFISH OCを私は選ぶと思います。

2014-03-27 木 16:06:06 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

心に残るような美しいターン弧。ますますBIGFISH OCが欲しい~
そういえば、先日の八幡平でFLYFISKユーザーに会いましたよ!
さらに、八甲田のロープウェイ乗り場で外人さんにこちらのblog良く見てますよ!と声をかけられました。
宣伝部がんばります!

2014-03-27 木 23:31:55 | URL | マッキー #USanPCEI [ 編集 ]

マッキーさん
外人さんですか?!
このブログもずいぶんとインターナショナルになったもんだ・・・(しみじみ)
今後もますますの普及活動をお願いいたします!

2014-03-28 金 11:43:50 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

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