DYNAFIT TLT RADICAL ST CRAMPON

dyna_crampon_4.jpg

この週末、立山でシーズンインを迎えた方々の歓喜の声に耳を塞ぎながら
お金がなくて何処にも行けない私は、家でもくもくとギアの準備に明け暮れている。
F1もチャンピオン決定しちゃったし、MotoGPも終わっちゃったし、
『華麗なるギャツビー』はつまんねーし、
繰り返し観すぎてスノームービーにももう飽きてきた・・・・・

泣き言はこれくらいにして、
今回まるっとスキーを替える理由のひとつに、
クランポン(スキーアイゼン)が使えるという、ごくあたりまえのコトが、
なぜか今まで使えなかったという悲しい過去からの脱却がある。

それというのもMARKERのツーリング バインディングに使える
専用のクランポンはウエスト幅128mmまでで、ウエスト幅が130mmに及ぶ
私のバターナイフには使えなかったからだ。
ちなみにDYNAFIT TLT 専用のクランポンはウエスト幅130mmまで用意されている。
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MARKER使っている人でファット履いてる人って、
クランポンが必要な場面ではどうしてるんだろう?
まあ、使えないんだから、必死こいてジグ切るか、
いっそスキー背負ってツボ足で登るかするしかないのか。
逆に、使えないからクランポンを使ったことがない人がいるのだとしたら、
「超使える」ことだけはお知らせしておこう。
人によってはもうツアーのスタートからクランポン填めっぱなしで行っちゃう人も
いるほどなので、その是非はさておき足応えの安心感はとても高いものだ。
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VG_aventura-3.jpg
で、そのTLT専用クランポンがまた良くできていて
このようにハイク中ブーツを外さずに、トゥピースの後側にあるスロットに
クランポンを支持するロッドをスライドさせるだけで装着出来るようにできている。
tle_crampon coler
ときにこのオレンジは100mm幅の色。
80mmから10mm刻みで130mmまでそれぞれ色が違う。
各サイズ色が選べるのなら、ほんとはグリーンが欲しかった。

VG_aventura-4.jpg
で、家に持ち帰ってすぐさま喜び勇んで装着してみたら、
そのスライドさせる部分が引っかかってしまいスルっと填らない・・・
ツアー中はかがみながら、ブラインドとなる足の裏にあるこのクランポンを
操作しないといけないのだから、身体の硬い私には尚のこと、
これでは装着の度にブーツを外すことになってしまいそうだし、
何よりこういった雪山での小さな面倒は精神衛生上よろしくない。

VG_aventura-1.jpg
で、確認してみると、
どうもこのロッドを留めているリベットが引っかかっている様子。
そこで表側だけ、引っかかる部分をひと思いに削ってしまった(右側が削ったあと)。

VG_aventura-2.jpg
あとはKURE CRC 5-56をプシューっとすれば、もうスっと填ル!
ロッドの中央部の窪みでスライドがロックされるので
ここの動きがスムースになっても脱落してしまうことはない。

dyna_crampon_4b.jpg

それと、最初の画像をご覧になってすでにお気づきの方もいらっしゃると思うが、
板に直接固定されるクランポンとは違い、ソールとクランポンの間に
2cmほどの無駄なクリアランスが生まれてしまっている。
つまりこのクランポンは、上から踏み込むことで雪面に歯が噛み込むように
できているので、結果雪に喰い込む歯の長さが短くなってしまう。
しかも上の画像はクライミングサポートを使っていない平坦時の設定なので、
クライミングサポートを使う場面なら尚この距離は開いてしまうと言うわけだ。
もちろん、クランポンが必要になるような場面というのは、
急勾配でサポートを使うことが多いので、このままではあまりにアベコベだ。

        marker_crampon.jpg
この部分、MARKERは上下するフレームに装着するようにできているので
クライミングサポートを効かせるとほとんど歯が刺さらなくなってしまう・・・

dyna_crampon_5.jpg
TLTの中でも滑り止めを装備するRADICALなので、
その滑り止めのぶん1cm近く取り付け位置が嵩上げされてしまっていることも
この無駄なクリアランスを増やしてしまっている要因だ。
RADICAL以前のモデルの場合は、ここのクリアランスが生まれない設計なのだが
特にRADICAL用に措置を施したりはしていないというわけだ。
これについては日本人の中でも特に細かい私はいかがなものかと思う。

dyna_crampon_3.jpg
そこで、細かい私があらためてクランポンを眺めていると、
そこにはあからさまに目的があるやに見せる穴が二つ空けられており、
これはつまり “そういうこと" だろう、と。
そこに高さ2cmほどのボンネットゴムを取り付けてみた。

dyna_crampon_2.jpg
これは2段階あるクライミングサポートを一番高くした状態だが、
このボンネットゴムの高さぶん施工前よりも2cm深く歯を刺せるようになった。
もちろんクライミングサポートを出さない時のブーツとのクリアランスはゼロなので
クランポンの歯の全てを雪面に立たせることが出来る!

ヨッシャーッ!これでスキーは準備完了!
さーて、お次はスプリットボードの準備だーっ!



11/12日の『DYNAFIT TLT RADICAL ST』の記事の中で、
TLTのヒールピースが縦方向に解放しない旨の内容を記載いたしましたが、
改めて確認したところ縦方向にも解放を許容する構造になっているのだそうだ。
で、その場合にもトゥピースは追従して解放してくれるらしい。
ヒールピースの後側を見ると、解放値の設定用のネジが大小2つあり、
目だって大きい下側のモノが横方向、その上にちょこんと存在する
小さい穴の中にいるネジが縦方向の解放値を設定するものなのだそうだ。
そのため、BCエリアなどでの前のめりの転倒に備えて縦方向の解放値を
予め弱めに設定しておくことも可能なのだそうだ。

聞く人によって見解が異なるのもまたこのシステムの不可解なところだ。
お詫びして訂正いたします。
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2013.11.18 | コメント(4) | トラックバック(0) | スキー

コメント

そうなんですよね、MARKERのクランポはクライミングサポートを使用をすると役立たずだし、幅広はないしで参りますよね。
自分は、内側のエッジが当たる処をサンダーで削り使ってました。

ボンネットゴムは、良いアイデアですね。
いま、使用中のG3は、DIYで10mmのラバーの重ねて取り付け使用感です。

2013-11-18 月 12:44:42 | URL | sugaya #- [ 編集 ]

sugayaさん
やっぱりお悩みのMARKERユーザー多いですよね?
でも、ファットの板に踵の上がらない普通のバインディングで
スノーシューで登る強者も多いような気がしますが・・・

2013-11-18 月 13:28:28 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

準備、着々と進んでますね!
こっちは一度降ったのですが、それ以降「ぱったり」です。
まぁ、12月中旬には滑れると良いんですがねw

2013-11-18 月 13:40:05 | URL | nob #- [ 編集 ]

nobさん
こちらの山も12、13日にまとまって降ったきりで
気温は上がってしまっており、以来まったく降っていません。
昨年は12月第一週から滑れたので今年もせめて7日にはシーズンインしたいのですが
最初から混雑したゲレンデは避けたいので
客が分散できるように何カ所かのスキー場にオープンしてもらいたいです。

2013-11-18 月 14:40:38 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

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