VALHALLA 上映会

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Sweetgrass Productionsが『SOLITAIR』につづき2年ぶりに放つ新作
『VALHALLA』の上映会を目黒パーシモンホールまで観に行ってきました。

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平日での開催でありましたが、客席はほぼ満席の盛況ぶり。
Sweetgrassへの期待の高さを伺わせる。
ディレクターのNick Waggonerに加え、出演した日本人ライダーや
今回から日本国内の配給元となったエビスフィルムズの関口氏が冒頭壇上に上がり
会場は尚のこと盛り上がった。

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会場エントランスには作品のスポンサードもしている
Gentemstickのボードも飾られていていた。どういったわけか、
私はミズメ/ヒノキよりも、SuperFish OutlineCoreに釘づけになってしまった。
特にショップではなく、こういった場所にあたかも鑑賞用の如く並んでいる姿を
拝見するとかなりドキドキしてしまう。やっぱカッケーな。
でもどう考えても私のルーティンではSuperFishはシーズン中に乗るときないし。
と、こういう反応をする私のことを自分で客観的に俯瞰してみると、
やっぱり私はコレクターなのかもしれん、と自身の本性をウスウス感じてしまい
ちょっと自分にヒく・・・

さておき、作品の話をしよう。

みなさんはスノームービーに何を求めますかね?
私は一にも二にも滑走シーンですね。
既視感というリマインドと、体験したこともないような場所や雪、
そして到底真似できない技術を、ムービーの中で疑似体験したい。
そういう欲求が一番大きい。

そういう観点からすると昨日書いた『INTO THE MIND』も
この『VALHALLA』もちょっと違っている。
どちらかというと映像表現というかPV(プロモーションビデオ)というか、
つまり “映像作品" としての完成度に磨きをかけるといった力点で創られている。
こ洒落たBarなどで流していても耐えうるような映像作品。
もちろんそれはそれで観ていて気持ちがいいし、観終わって自然と
自分のなかに湧き上がるブツブツ、ザワザワとした異物感に触発される感覚は
とても心地がいいのだが、飽くまでもそれはそれだ。

たとえば作中、春の一切雪のない緑深い森の中を
スキーでトリックをメイクするシークエンスがあるのだが、
木々の間を飛び回るスキーヤーや、苔むした倒木にレールをキメるなど
その観たこともない新しい映像感覚もさることながら、そのアイデアの斬新さに
思わず惹き込まれてしまうようなものすごく美しいシーンだった。

しかして、そこから自分と雪との関係値の間に何か持ち込めるのか
というと私に持ち込めるものはあまりないかな。ということになってしまう。

いよいよスノームービーも、ドキュメンタリーやライブな作品と
より芸術性を先鋭化させた二極化が進むのでしょうか。

ちなみに私はSweetgrassの作品でも『Signatures』の方が好きです。
そんなわけで、『INTO THE MIND』『VALHALLA』と
二日続けて先鋭的な芸術作品に刺激された私は、
家に帰ってから思わず『Car団地7』を観返したのでありました。
 

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テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2013.10.03 | コメント(4) | トラックバック(0) | スノーボード

コメント

コレが見たい!は千差万別ですねー

個人的には一般ボーダーでもアクセス可能なBC映像が好きです。ロードサイドなどからアプローチするロケーションなどは実現率ほぼ0ですが参考になります。
あまりに非現実的な作品は映画っぽくて…そうでないと分かっていてもフィクション⁈と感じてしまいます。というスケールの小さな男ですw

しかし平日sweetgrassに行かれるとはへそ曲がりさんサスガだなーと朝から勝手に関心しとります!



2013-10-04 金 04:56:58 | URL | NADA #- [ 編集 ]

Re: タイトルなし

NADAさん
> 個人的には一般ボーダーでもアクセス可能なBC映像が好きです。
ナルホド。確かにそういった我々と地続きな映像があったら観たいですね。
でも「子供が真似するので発禁」になりそうですがね(笑)

私は20時からの回に行ったのですが、
18時からの回を見終えられて出ていらした方々もほぼ満席でしたんで、
お好きな方は多いんだと思いましたね。

2013-10-04 金 11:44:11 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

お友達もいたし、行きたかったんですけどダメでしたねぇ
悔しい想いを噛み締めながら仕事してましたw


悟りを開けるまで滑り倒したプロや発信者側の感覚を発信したり、伝える時、
それがアートまで昇華するアーティスト肌なのか。
ただ滑ることを伝えるのではなく、今までとは違う伝え方を模索して
アートとして昇華させたい思惑をもつクリエイター肌なのか。
アーティストなのか、クリエイターなのかどっちなんでしょうか。
どっちにしろ表現方法に凝り過ぎて本来の伝えたい事がボケていることが
ここ最近増えてきてる感じがしてました。
かといってただ生々しい素人の家庭用ビデオの延長線上を見せられても辛いですしね...
デフォルトのエフェクトやディゾルブ使われてると興ざめしますし...

同じジャンルのものを出し続ける時、前作とは違うものを...という
強迫観念にも似たものがある気がしますよね。
でもでも僕は気持ちいいターンや飛びをいかに生々しく映すことができ、
伝えることができればそれでいいんじゃないかなぁと思ってます。このジャンルは。
しかし、それだと今の人は満足しないんですかね。難しいとこですよね。

REDかC300で気持ちいい一瞬を切り取ってデジタルカラーグレーディングで
追い込んだ画を見てたい気がします。
これやりてぇーっ!とか気持ち良さそう!ってやつですね。

でも何千本も売れるのでもない限り仕事として造るのは難しいかなぁ。

2013-10-05 土 03:06:52 | URL | Toshi #- [ 編集 ]

Toshiさん
私は挑戦という意味での映像革新ともちろん滑りのカッコ良さのバランスで
『The Art of FLIGHT』が一番バランスとれてると思ってます。
それと今改めて観てみると『The Spring Session』の
牧歌的なことろが近頃ミョーにツボですね。

2013-10-05 土 13:42:56 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

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