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アウトレイジ ビヨンド

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なんでこうヤクザ映画ってカッコいいんだろ?
間違いなくそう思うのは(ほぼ)男(おっさん)だけだろうと思うが
きっと「本来ならこうやってギリギリを闘って生きなきゃ男じゃない」みたいな
遺伝子レベルの欲求が心の奥底に保管されているせいだと思う。

ある意味『北斗の拳』と同じかもしれん。世紀末。
これを観るといかにアウトサイダーを気取っていても、
どれだけ「男」っぽさを気取ってはいても
結局は社会というシステムに守られているだけだということを痛感させられる。

ところで今作の感想を前作との比較で言わせてもらうと
惨殺シーンは減ったが、そのせいでひどく銃撃シーンが浮いて見え
人の命を奪うことを、奪われる側へのメッセ−ジとして扱うという怖さが減り
殺しに美学がなくなったなあ・・と思わされたことが
気になったくらいであとは基本完全な地続き。

加えて言わせていただければ
前作は「完全な」悪人が笑って終わったが
今作は「不完全な」悪人がある意味復讐を遂げて終わるので
観ている方はかなりスッキリと腑に落とすことができて清々しい。

それにしても、役者さんってすごいなあと思わされて実に感慨深い。
もちろん白竜は観ていて震え上がるほど
まさに「ガチ」な存在感を放っているのだが、
三浦友和や加瀬亮をはじめ、ある意味意外性というかパブリックイメージとは
逆の役目を与えられている役者さんたちがすごいと思う。
普通であることの怖さというか現実味がその抑えた縁起からにじみ出ていて
作品にえらく効いている。

中でも西田敏行の豹変ぶりがすごいと思う。
だって(釣りバカの)ハマちゃんだよ?この人。
でもそんなこと観てる間は微塵も思い出させない。単に“似ている人”だ。
その距離感ハンパなし。これもまた男の闘いなのだ。

『狼は生きろ、豚は死ね。』
松田優作主演の『白昼の死角』のキャッチコピーで
これにもずいぶんと考えさせられましたが『アウトレイジビヨンド』を観たあとも
同様に自分のあまりの家畜感に嘖まれること請け合いです。

話変わって。
ここのところの “村上春樹しばり” から抜けだし、
現在『永遠の0』を読んでいるのだが、これまた男臭い浪漫ある物語だ。
これについてもいつか書かざるを得まい。

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テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

2013.05.24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

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埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
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近ごろ波乗り。

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