FC2ブログ

なぜいま村上春樹?

1q84.jpg

今週末は日曜に海に行くつもりで土曜日は何をするでもなく
一日のノンビリ過ごした。ノダガ・・・
・・・日曜日は起きたらなんともう昼・・・
仕方がないのでいま完全にはまり込んでいる『1Q84』の続きを読むことにした。

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読み終えた私は
何よりその文学らしい文学にがっかりさせられていた。
とにかく、私のような単細胞にとってこのようなカタルシスのない話は
まったくもって向かないようだ。やはり、
ハリウッド映画のような単純さがないと読んだ時間に見合わない気がしてしまう。
映画なら長くても3時間程度で観終わるからね。

そうなると浮かび上がってくる(知りたくなってくる)のは
村上春樹はなぜにあれだけ売れるのか?という疑問だ。
みなさんああいった明確な結末のないある意味とても文学的な
宙ぶらりんな終わり方に本当に満足していらっしゃるのだろうか?
調べると村上春樹を読むためのガイド本まで多数出版されているではないか。
本を読むための参考書って?そりゃいったいなんだ?

仕事柄、価値観の細分化が極端に進むこの世の中で
これだけ多くの人が購入する文学とはいったいなんぞや?と
例によってのぞき見趣味的な興味がフツふつと沸いてくるわけだ。

そういったわけで『色彩を持たない~』を読み終えたそのままの勢いに乗って
タイミング良く文庫化された『1Q84』を読んでみることにした。
(本当は『永遠のゼロ』を読みはじめるつもりだったのだが)

Book1~3がそれぞれ上下巻に分けられた全6冊を、
一日一冊ペースで読破してしまった。
つまりは、懐疑的な私でさえ夢中にさせるほどに面白かったわけだ。

ナルホド。確かにこれは売れるはずだ。
でも、でもだ。恋愛(?)がらみとはいえ、誰しもが一般市民がフとしたキッカケで
実力行使も辞さない、敷地内に大型の焼却炉をもつカルト教団に追いかけられる
オカルティックな話を読みたがっているとは思えない。
やはり流感性のあるブームということも売り上げに影響があるのだろうか。
いずれにせよ読んだくらいで解けるほど簡単な謎ではないわけだ。あたりまえだけど。

とすると文体を味わうような読み方に村上春樹はいいのだろうか。
残念ながらそのような高尚な感性は持ち合わせていないので、だとするとお手上げだ。
ヤレヤレ、謎は更に深まったな。

関連記事
スポンサーサイト



2013.05.20 | コメント(0) | トラックバック(0) |

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

月別アーカイブ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR