bca Float32 到着!

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実は今季使用予定のアバランチ・エアバッグ、『bca FLOAT32』はすでに我が家に到着済みでございました。
今回はバッグのみ海外サイトで買うことにしました。$589.99 USDで、通関税併せて50,000円ジャストってとこでしょうか。ときに1ドル=81円!!!円高様々だ。
エアキャニスターはそのまま使いますが代理店の株式会社キャラバンに問い合わせたところ、キャニスターのみの販売も特に販売に関しての制限は設けないそうです。たしか3.5万円程度だったと思います。

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念のため説明しておきますと、この雪崩エアバッグはキャニスターに充填された圧縮空気で展開します。しかし、キャニスターは日本国内での耐久テストに合格したキャニスター本体にその合格の刻印のあるものしか日本国内では充填ができません。よって海外サイトと比較して倍以上高くても、その面倒な承認プロセスを経てくれた正規代理店が発売したキャニスターでなければ空気を充填できないので、雪崩エアバッグとして使うことができないというわけです。ちなみに何度でも充填して繰り返しの使用が可能だが(そんなの御免こうむるが・・・)5年の使用期限が設けられていて、昨年買った私の物で4年後には充填してもらえなくなってしまう。ただ、4年後には更にこのキャニスターも小型化が進んでいるのではと目論んでいる。充填一回3,675円(税込)。

では早速見回してみましょう。

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荷室が全開になるのはとても便利。

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キャニスターは隅っこに配置。ここなら邪魔にはならない。

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重量減を除いて一番注目していたのはその容量。見た目は縦にかなり大きくなっていますが、上半分程度がエアバッグに荷室を奪われているためメイン室上部の荷室の厚みは約4cm程度。

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こちらはFLOAT30のメイン室。真ん中のファスナーを開けると隠された核心部になります(画像はキャニスターが外されています)。エアバッグが普通に四角い空間に畳まれている32とは違い、30では上側に被せるようなコの字型に格納されていてそのコの字の中に主要パーツが填められている。一見この方が理にかなっているように思えるのですが、デッドスペースも多くメイン室の裏側全面がエアバッグ関係のパーツで埋め尽くされてしまうので、下半分にはキャニスター以外に邪魔する物もない今季モデルの方がスペース効率は上がっている事が解る。
それと、コの字型のチューブ状のスペースにあの巨大なエアバッグを畳んで入れていたことを考えると、四角い袋に入れる32の方が間違いなくラクだと思われる。

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ゴーグルポケットなどの装備は同様ながら、FLOAT32の特筆すべきポイントはこのアバランチツールポケットで、縦に伸びたバッグ全面がポケットになっていて、ご覧のようにシャベル、プローブがすっぽり収まってしかもまだスペースに余裕があるので、クライミングスキンなら充分に入る。

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横から見たところ。青のラインの間がエアバッグ。画像ではFLOAT30も同じ厚みに見えるが、実は30の方が厚くできていて厚みで容量を稼いでいるので背負うと身体からかなり出っ張ることになる。テン泊とかはかしないのでそんなに荷物入れないけど。

というように、展示会で試作品を見てはいても、実際に自分の装備を収納してみて初めて本当の容量も使い勝手も解るものだが、FLOAT32に関してはFLOAT30との比較において、確かに30リットルから2リットル増えたことが実感できるし、エアバッグを装備しない普通の30Lのザック(HAGLOFS Moutain Surf)と比較してもその容量表示に偽りはなかった。
しかし、昨季までこのFLOAT32とほとんど同じデザインで「FLOAT36」を名乗っていたわけで、実際36L程度の容量が必要な方には、ちょっと足らないかもしれない。

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30には両サイドに2個あったウエストハーネスのポケットはカメラなど入れられて便利なのだが、32では右側に1個になってしまった・・・なんで〜〜?

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オプション設定されているスノーボード用のキャリーパネルは今季モデルの32にもそのまま使えます。ちなみにフロントパネルにベルトがないので、スノーシューを着けたければ何か策を講じなければならない。
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ベルトがないとポールも中に入れる必要がありますんで三つ折りポールは必須。ときに、フロントパネルにアイスツール用のアタッチメントはあります。あと画像にはありませんが30同様に32にもフロントパネルにヘルメットを留められるネット状のホルダーも装備されている。

FLOAT30では右側のハーネスから生えていたエアバッグを開くトリガーは32から左右どちらのハーネスからも生やすことができるようになったがご覧のように最初から左のハーネスにして発送されてきた。
やっぱ右利きには左出しってことだろ〜〜〜〜右利き多いしな。世界的にも。

で、やはり重量に関しては700gの差はその数字以上に現れていて持った瞬間に違いを体感できる。決して700gをナメてはいけない。
それと、私的にはこのFLOAT32のデザインは充分及第点。っていうか、今までがひどすぎたってことか・・・アヒルの子。でも実は白鳥の子。的な。

というわけで、確かにこのあと登場してくる『Mammut RIDE R.A.S Airbag』もその洗練されたデザインなど、かなり気になるところではあるが、やはり昨季の準備から含めまるまる1シーズン使ったという実績を考えればまだ発売されていない製品とは比べ物にならない。
とにもかくにもそもそもbcaは安心感の高い品質に関してはまったく問題などないブランドではあるが、とにかくデザインが・・・であった。そのデザインが及第点ながら改善され、しかもこの先進的なシステム自体が登場して2年目で早くも軽量化を施してくれたのだからかなり納得の内容と言っていいだろう。

満足じゃ。

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2012.10.23 | コメント(5) | トラックバック(0) | スノーアクセサリー

コメント

八甲田はスノーシューですけど?
mountain surfで???

2012-10-24 水 00:05:06 | URL | HAMA☆ #- [ 編集 ]

HAMA☆さん
すでにスノーシュー着けるための準備は進んでます。
ってベルト通すだけですけどね。
それより、充填されたキャニスターを飛行機に乗せられるのかが問題。
もう少ししたら調べますが、やっぱり新幹線で行くかも・・・

2012-10-24 水 11:26:07 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

RECALLされたのしってますか?
http://www.backcountryaccess.com/triggerupgrade

2013-10-18 金 17:09:38 | URL | momo #- [ 編集 ]

momoさん
情報ありがとうございます!
いやいや、ぜんぜん知りませんでした!
私のバッグはアメリカから直で買った物なので
なんとかアップグレードキットを入手します。
情報をいただき重ねてお礼申し上げます!

2013-10-18 金 19:36:45 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

いつも色々ネタ貰ってるんで恩返しっす(^^)
シーズンインに間に合えばいいっすね

2013-10-19 土 02:04:09 | URL | momo #- [ 編集 ]

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