猿の惑星 創世記

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初公開は1968年。その後1970年の「続・猿の惑星」から
1973年の「最後の猿の惑星」まで、計5作製作されていた『猿の惑星』シリーズ。
2001年には、ティム・バートン監督、マーク・ウォールバーグ主演で
『PLANET OF THE APES/猿の惑星』としてリメイクされていることが記憶に新しい。
それよりも、知っている人はすぐに年齢がバレるが、日本版の「猿の軍団」という
まんまパクりの子供向けのテレビドラマシリーズの方が、記憶に鮮明だったりする。

こうやって改めて調べてみると、70年代の一連の作品をだいぶ経ってから
テレビ放映で観た事が解るが、ずーっとリアルタイムに観たのだと勘違いするほどに、
今の40代の、特に男性には衝撃的に記憶に残る傑作と言っていいのが
この『猿の惑星』シリーズなわけである。

バットマンの生い立ちは有名だが、それ以外の隠された過去に触れた、
『バットマン・ビギニング』や、ジャームズ・ボンドが007になるまでを描き
なぜボンドが一人の女性を愛さなくなったのかについても描かれた『007 カジノロワイヤル』、
そして、公開前の作品では『アメイジング・スパイダーマン』など、
ハリウッドでもすっかり定番化した「最初モノ」もしくは「そもそも作品」に属するのが、
この『猿の惑星 創世記』であります。

確か「なぜに地球がお猿さん達に支配されてしまったのか?」という謎解きは
70年代の一連のシリーズの中でも明かされていたように思うが、
そういった話はきっちり水に流して、改めて『猿』シリーズの「そもそも」を描いている。

細かい話はネタバレになるので書かないが、
ロードショウ公開時にさんざん流れていたTVCMの中に映された
「知能の高い猿がいるらしい」 「野生児的に戦って親父さんを救ってしまい、
そのことで通報されてしまうようだ」
しかも、それによって
「保護された動物局と思われる場所で、人間からひどい虐待に遭う」
そして「知能を増幅する薬品があるようだ」という、CM中に映し出される
一連のシーンでストーリー展開について大方の予想はついてしまうと思うが、
まさにその通りの展開・・・・

しかして、そんなことは配給会社も百も承知で、ネタバレを解った上であえて
それらを公開しているのは、この映画の本質はそんなところにないという自信の現れだ。
観るべきはそのストーリー展開に厚みを与えている
なぜ人間を裏切ることになるのか?どうやって猿たちのリーダーになり得たのか?
というまさにそもそもの疑問に答えるために、猿の細かな心理描写を可能にした
驚きのCG映像が必見の映画なのであります。

それと、いかに猿が手強くとも、そうそう人間様が猿ごときに敗れるわけもないわけで
「なぜ人間が滅びたのか?」という意外に見落とされがちな謎にもキチンと答えを用意しているので
エンドロールの最後の最後まで見逃さないように。

それと、これを観て「サルゲッチュのストーリーに似てるなあ・・・」といった
不謹慎な考えを持たないように!

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2012.03.02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

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