はじめましての方と丸沼高原でご一緒させていただいた話
以前からこのブログをお読みいただき、すでに2016年から、
ちょくちょくとコメントをいただいていたたいそんさんとは、
Gentemstick好きであったり、旭川のSPRAYつながりがあったり、
北海道を含め、だいたいいつも同じような場所を滑っていることもあって
もうずいぶんと前から「一緒に滑りましょう」と
お誘いをいただいていたのですが、平日組と週末組という違いもあり、
これまではなかなかご一緒する機会がなかった。
でも、こういった歯車というのは、得てして期せずとも噛み合うもので、
意を決してとか、機が熟してなんてこともなく、
決まるときはバチッと決まる。すでに5年経ってしまった。なんて感じもなく、
「それじゃあ来週」ってな感じであっさりと今回のセッションは決定した。
この日も前夜から前乗りしようと家を出たのですが、
何となく高速に乗らずにそのまま下道で片品まで行ってみようと決めたのは
そもそも高速代をケチる気持ちからなのだが、
調べてみると、いつも行く茨城の海までの距離と大差がなかったから。
しかして、海までの道程に凍結した峠道がないことに気がついたのは、
まさに峠に差しかかった頃だった。
この日、大間々から片品に抜ける62号線はほぼ全線で凍結していた。
先日、斑尾までの峠道で苦労した、なんて書きましたが
そんなのこの40kmを超える深夜の峠道に較べたら序の口でありました。
もちろんこの時間にこんな山奥ですれ違うクルマなどあるはずもなく、
もし人影があっても、それは間違いなく幽霊と断定できるような状況だ。
ただ、今の私は領域展開(しかも無量空処)ができるので、
たとえ特級呪霊が出てきてもすぐに祓ってしまうが。
とかいった、そのテのバカな妄想で、怯える気持ちを奮い立たせながらも
何とか40kmを超える凍結路を走り抜けた。
そうして埼玉から4時間弱、0時ちょうどに片品の道の駅に到着した。
8時に丸沼高原にて、
はじめて たいそんさんとパートナーのsachiさんと対面。
何度もDMを交わしていたこともあるし、
何よりこの変態ブログの熱心な読者だ。
atuが沖縄に移住した話や、OYくんのド変態具合の話など、
なんなら記憶力ならない私よりも詳しいくらい。
初見の雰囲気など感じる間もなく意気投合させていただいた。
むしろ久しぶりに訪れた丸沼高原の方がしっくりこないくらい。
足が慣れるのにゴンドラ数本かかった。
ただ、言ったように前日に降雪があり、びっちりと敷かれたコーデュロイに
5cmほど乗った新雪の上を滑るのはまさに極上のそれ。
同じTT愛好家のたいそんさんなので、
この日の相棒はもちろん『TT165 Classic Sotflex SPRAY20th Anniv』。
たいそんさんもミズメを持っていらっしゃるので、
ミズメを持ってくるかでまあまあ悩んだのですが、
恥ずかしい所をお見せするリスクを軽減するためにSoftflexの方にしておいた。
ちなみにたいそんさんは朝一はTT160だった。あら、やっぱり?
ちなみにsachiさんもTT165 Woman's flex!
結果的にはミズメでも問題ないくらいナイスな斜面だったのですが、
もちろんSoftflexにとっても最高と言って良いコンディション。
たいそんさんもわざわざクルマに戻ってTT165に代えてきたほど。
TTのほとんど真っ直ぐに設えられたサイドカーブが
雪面にガッツリ噛み込んで、例の加速しながらの急旋回を
右に左に楽しむことができた。
そんな斜面をTT同士で切り刻んでいくのは、まさにこれ以上ない幸福。
それにしても平日は空いている。
昨今の状況もあるので余計に空いているものと思われるが、
休日と比較して、滑っている人数は半分以下ではなかろうか。
私はあまり来ないのですが、丸沼はかなり人気の高いスキー場。
中でもパイプ状の迂回コースがウリのスキー場(だと勝手に思っている)
なのですが、そのすり鉢の中に人がぎっしりと詰まっていて
壁に入るのも恐る恐るだった記憶しかない。
それもあって、あまり足が向かないのですが、
この日はそんな天然の立体地形にも飛び込みホーダイ。
そんな固定観念を軽く打ち破るほどに空いていた。
やっぱり平日はいいなあ。これからも何とか都合着けて平日に遊ぼうっと。
もちろん、噂の『FROZEN WAVE PARK』にも入ってみたのですが、
想像よりだいぶ規模が小さかった。
そもそも私はこのテの遊び場は不得手なので、エラソーなことは言えませんが、
先シーズンで終了してしまった『HAPPO BANKS』の方が
規模や斜度も含めて好きだったな。とは思う。
実はこの日、たいそんさんの知り合いの方々も丸沼にいらしゃっていて、
途中からは6人でセッションさせていただいた。
何某マークスにお勤めになっている方だったり、
このブログをご存じの方だったり、
スノーボードをはじめて6日目なのに
すでにインディに普通に乗っている人だったり、
さすがはたいそんさんの知り合いだけあって、
技術、情報共に一級の変態さんたちでありました。
おかげで滑っている以外の時間もとても楽しく過ごさせていただいた。
こうした想定外の出会いもまた、たいそんさんに感謝であります。
斜面が荒れてきた午後には『OUTFLOW Bigsoul』に乗り換えて、
少々忙しない滑り方にモードチェンジ。
滑りも何も気の合うみなさんと、まさにプッシュし合うように
グルグルにゴンドラ回しを繰り返した。
そのおかげもあり、最後はモモ筋がプルプルに痙攣するまで滑り倒した。
は〜〜やりきった。
このブログを書く一番のメリットは、
こうして新たな出会いに繋がることなのだが、
私はこう見えてまあまあの人見知りだ。
社交辞令も含めて毎シーズン何人かの方にお誘いを受けるのですが、
なかなかその殻を破ることができないでいる。
結局のトコロ、出会った人づてに新たな人に出会うことがほとんど。
なので、今回のような素晴らしい機会を持てたのも、
たいそんさんがそんな私を熱心に口説いてくれたからに他ならない。
たいそんさん、sachiさん、そしてご一緒していただいた皆さん、
貴重な時間をありがとうございます!
サイッコーに楽しかったです。また是非よろしくお願いいたします!
追伸
峠道の暗闇にビビった自分に立ち向かうため、
負けず嫌いの私は帰りも同じ峠道を通って下道で家まで帰った。
ただ、まだ明るい内で、道中の雪もすっかり溶けておりましたので、
何のリベンジにもなりませんでしたが・・・
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明後日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
以前は毎シーズン2個ずつくらい買い足していたゴーグルですが、
現在は『OAKLEY LINEMINER』で悩み無用の状態となっている。
とはいえ、色違いのストラップでコーディネートを楽しみたい気持ちも
片方にはあるわけで。
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