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DOWNCHILL wheel "CATS" を買ってみた

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コントロールしやすい小径ウィールに、すっかり虜となったワタクシですが、
ご本尊のニセコ・ダウンチルからも59mm 78aの『CATS』が登場した。
スケートでの坂下りは、サーフィンに行けない自粛期間中の
ほとんど唯一と言っていい娯楽でしたので、
遊びすぎで飽きが来ないように味変を加える必要もあり、
気がついたらポチっていた。瞬殺。

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私が所有する歴代ダウンチルウィール。
ご覧のようにCATSはダントツで小さい。

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お気に入りの芽育製『BakedHill』で使っている
63mm径のSATORIコラボウィールと並べて見るとこんな感じ。

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私の使うウィールで一番小さいOjのSuperJuiceでも60mmなので、
それよりも1mmではあるが更に小さいことになるが、
硬さも78Aとまったく一緒で、幅も含めてほぼ同寸と考えて良いだろう。
果たして銘柄の違いでどのような差が生まれるのか。興味深いトコロ。

つづいて手持ちのデッキの比較ですが、
Downchill : 375mm (前足位置幅:210mm)
BakedHill : 445mm (185mm)
Bakebon : 533mm (165mm)
と、ダウンチルデッキは私が持つデッキの中でも一番ホイールベースが短い。
そのため一番小回りが効くのですが、そのぶん足許がすくわれるように
急旋回してしまう(してくれる)。

加えて、一番のお気に入りであるBakedHillに較べて幅が狭く、
しかもBakedHillはコンケーブが施されていてレスポンスがとても良い。
そのためフラットデッキでホイールベースの短いダウンチルデッキには
少々苦手意識があったのも事実。

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繰り返すが、私の好みはいつもの坂を気持ち良く滑り降りることですので、
少々偏った見解であることはお断りしておきたい。
そこで、改めて私のホームの坂を紹介させていただきたいのですが、
私が良く滑る坂は、幅6m弱、平均斜度3°。
この坂を歩くような速度で滑り降りたい。
約150mの距離を左右に12ターン、計24ターンといったところ。
そのために6mの間をまあまあの速度で細かいターンを繰り返している。
それを楽しく、何より安全に滑れることを目的に道具を考えています。

そんないつもの坂で、早速、苦手意識のあったダウンチルデッキ
(+INDEPENDENT 109)に、CATSを装着してみますれば、
私の拙い苦手意識を軽く吹き飛ばすほどに、
一気にコントローラブルなデッキに変わってくれた。

径が大きいウィールだと、下を向いた瞬間の走り出しが良く、
そのスピードを殺すためにすぐに横を向かせようと急激なターンをしたときに、
内側のウィールが最小回転半径を超えて窮屈になるあたりから
想定外の悪さをはじめる。
小径ウィールだと下を向いた瞬間の走り出しが穏やかで、
ターンの入りに余裕ができてターン中のコントロールがとてもし易くなる。

ショートホイールベースだと、
一気に内輪差が出るほどグワっと急激に回し込めてしまうのですが、
そうなると接地面がムズムズとしだして、明らかにグリップが不足し、
想定とは違う軌跡を描き出して冷やっとさせらてしまうが、
CATSなら同じように回し込んでもそのムズムズ感がなく、
変わらない操作性が維持される。安心感大。
そもそもの最小回転半径が小さいことから、
急激なターンをしても、常にターン弧を一定にできることが、
コントロールのし易さにつながっていると思う。

面白いのは、同寸のOj SuperJuiceよりもグリップが良く感じる事。
ウィールのトレッド面の角の部分が、強めに食い付いているように感じ、
そのぶんターンの最初で、より思いきりの良い操作が加えられる。
近ごろはパワースライドがお家芸のダウンチル・クルーですので、
このCATSもトーゼンそっち方向に味付けされているモノと思われる。
そのCATSの方がグリップ感が高いのだから興味深い。

さておき、札幌のノブにCATSを買った話をしたら、
近ごろ札幌あたりで流行のセッティングについてイロイロ教えてくれた。
耳年増になるばかりで、腕前の方が知識にまったく伴わないのが
困りものですが、近くに詳しい人がいないので情報はとても助かる。

中でも「前後でトラックの幅を変える」セッティング
の話にはそそられた。

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芽育のデッキに乗るようになってから、トラックはACEを使っているのですが、
ダウンチルデッキには、これを組んでもらった時から
INDEPENDENTトラックの「109」が着いている。
その他に「139」も持っていたので、
モノは試しで前後トラックの幅違いとやらを試してみることにした。

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確認のためACEトラックとINDEPENDENTでサイズ比較をしておく。
・109=00
・129=22
・139=33
と、微妙に違ってはおりますが、
だいたい似たようなあたりにサイズを展開している。

話は逸れるが、この2社の比較において、
ACEの「11」は更にスキマを埋める面白いサイズであることが分かる。
幅の狭いトラックが有用性を増すところに手厚いということは、
ACEとは“そういうメーカー”だということなのかもしれない。

手持ちが109と139なので、本来なら「129」と組合わせて試したいところですが、
この際仕方がない。

何より、私はオートバイの足回りでも、スノーボードのバインディングでも、
5mmとか3°とかチマチマ変えていても分かりづらいので、
セッティングを決めるときは一旦大きく動かして方向性を見極めるようにしている。
そういう意味では30mmの差は違いが分かりやすくていいだろう。

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言ったようにCATSなら前後109でも充分以上に操作性に自信を持てたので、
そこから、後ろを「139」に変えて試してみた。

おっと!これはイイ!

デッキ幅が細く、ホイールベースが長い芽育の『Bakebon』の話をしたときに、
「ポジションが良ければトレッド幅が狭くてもコントロールできる」
と書きましたが、ホイールベースが短い場合には
トレッド幅は広い方が、私の場合はコントロールしやすくなるようだ。
明らかに後ろの「139」が安定性に効いていることが分かる。

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ちなみに、一番太いピンクのダウンチル・ウィール(径72:幅65mm)は
CATSの対極にあるように思われるかもしれないが、
実はこの太さが問答無用で内輪差を打ち消してくれる。
言ったように大径ウィールは走り出しが速いので、
ターンのし始めで気を抜くと一気に加速してしまうので、
一切集中を切らすことができないヒリヒリとした坂下りになってしまうが、
グリッと強めに曲げてもなんとか帳尻が合ってしまう懐をの深さがある。
その問答無用な走りに、独特の楽しさがあって好きだ。
それと、街中で乗るときはこのピンクが一番脱力できて楽しい。

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ついでに前後「139」も試すと・・・

これもイイ!

確かに回頭性は減って「前109」より気持ち外回りする感じはするが、
ショートホイールベースなのに、ロングホイールベースのような安定感がある。
なのに充分小回りも効いてくれるので、これが一番気楽に乗れる。

前後のトレッド幅を変えるセッティングとは、
本来は内向性を強める狙いのセッティングなのだろうが、
私はトレッド幅の広さによる安定性の高さの方が響いてしまった。

というわけで、ビビリの私にとって、
思い通りに動かすことのできる操作性の高さが、
いかに重要であるかが、これでより鮮明になった。

そういう意味ではダウンチルデッキ+CATSウィール+前後139トラックの
この組合せが、私の手持ちのスケートの中でも一番コントローラブルで
あるわけなのだが、では一番楽しいのか?というと、
残念ながらそういうわけでもない。

せっかく整えたバランスを崩すくらいの強めの操作をして、
それを補正する乗り方の方が、やはりスケートは楽しいのであります・・・

そういった意味でも、
スピードコントロールとしても活用できるパワー・スライドに、
そろそろ移行したいところですが、あまりに怖くてできそうにない。
でも、このウィールなら意図的に崩したバランスやら軌跡やらを
回復させることができそうな気もしないでもない・・・
まだまだ道半ばではありますが、さて、この先どうなることやら。
  

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テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2020.07.08 | コメント(0) | トラックバック(0) | スケートボード

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オートバイと
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