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G3 Alpinist+ Universal

2020_0309-53.jpg

実は、春分の日の三連休を絡めて北海道に行こうと企てていたのですが、
以前申し上げた通り、原因不明の体調不良に襲われ、自粛せざるを得なかった。
実はフェリーを使って自家用車で行ってしまおうとか考えていたので、
飛行機だとなかなかスノーボードと併せては持ち込めないスキーも、
今回はクルマで持って行こうとしていた。

「せっかくなのでスキーで登っちゃおう」とか悪だくみは膨らみ、
勢い『LINE SAKANA』用のクライミング・スキンを買ってしまった。
とはいえ、ニューモデルを買うような甲斐性もないので、
1シーズン落ちの旧モデルを手に入れてみた。

言ったように北海道の計画は飛んでしまったので、
このままお蔵入りか????という
もうシーズンも終盤というこの期に及んで、
ギリギリ使うことができたという話で誠に恐縮でありんす。

2020_0309-49.jpg

シールカット自体はすでにネタになるようなことでもないので、
躊躇なくサッサとやってしまいました。
さておき、基本クライミングスキンはBlackDiamond推しの私が、
よりにもよってG3にしたのは、このクライミングスキンの
トップとテールの特徴的な設えに興味を惹かれたからでありました。

トップのプラスチック部分にはグルーはなく、
テール一杯までシール部分を伸ばすことも
あえて避けるデザインコンセプトのようで、
それはつまり軽量化のための設定のようだ。

2020_0309-54.jpg

上の画像のイラストのグラデーションで表現されているように、
シールを一番踏みしめてグリップを得ているのは足の裏を中心としたエリア。
そここら遠ければ遠いほど体重は架かってはおらず、
あまりグリップには寄与していないため、確かにそこにシールは必要ではない。

加えて、トップの部分からシールと滑走面の間に
雪が入り込んでしまう経験をした方も多いと思うが、
このプラスチックパーツはそれを防ぐ意図もあるようで、
実際まったく雪は入り込んで来なかった。

2020_0309-50.jpg

そういったG3の独自性に強く惹かれてしまったわけですが、
それ故にフィッシュテールをもつSAKANAの場合、
どの長さを選べば良いのかはかなり迷うこととなった。

ときに尾ヒレ(切り欠き)の長さは約10cm。

素直に181cmというスキーの全長で選べばMサイズ(172〜188cm)なのですが、
場合によってはクリップの位置が尾ヒレの切り欠きを越してしまい、
テールの固定用のベルトが用を成さないかもしれない・・・
もちろん実際にスキーに合わせてみれば良いのですが、
通販でお安く手に入れようとしている私はそういうわけにもいかない。

2020_0309-51.jpg

ほとんど目をつぶってエイヤッとMサイズをポチったのですが、
結果ちょうど良かった。助かった。

しかして・・・

2020_0309-52.jpg

テールがキックする手前にクリップが来てしまうので、
クリップを引きずってしまうのが気がかりだ。
テールにロッカーが付いていないスキーも多いので、これはこれでいいのかな?
とも思うが、氷だったり、岩肌にこの部分をヒットさせると
面倒なことになりそうな予感がする。ここは消耗品と考えた方が良さそうだ。
いずれにせよ使ったら毎回チェックの必要な箇所であることは間違いない。

2020_0326-29.jpg

というわけで、今シーズン初BCで、
たぶんスキーでバックカントリーに出るのはこれが最後になるだろうという
かなりシビれるタイミングで使ってまいりました。

まず、確かにコイツは軽い。
シールカットもしたし、今回パッキングもしたのだが、特に現場でそれを感じる。
実測値300g(片側)。
Aventura用にカットした旧式のG3 Alpinistが320gだったので、
たかだか20gの話なのですが、スキーの一番下側の20gなので、
山中の一歩一歩に20gの違いがあると思うと大きな違いに感じる。

G3は軽量化に関してかなり拘っているようで、
今シーズンから『MINIMIST』と呼ばれる、
更に軽量性とコンパクトネスを追求したシリーズも展開しているようだ。

ちなみに、SAKANAはAventuraより150g(片側)軽い。

Universalという、グリップ感とグライド感の中間を狙った、
分かりやすく中庸なモデルでありましたが、
風で叩かれた硬い雪面でも充分なグリップを感じられた。

グリップの良い湿雪だったので、難しさは一切なかったのは確かですが、
さし当たってのハイク性能は十二分に確保されているのではなかろうか。って、
老舗のG3製なんだから、基本性能の高さはあって当たり前ではありますが。

ただ、下りのグライド感はかなり低い。
シールのワックスをすれば少しは改善されるのかもしれないが、
特に卸したてはぜんぜん滑らなかった。

まあシールで斜面を滑り降りる場面もそうあるわけではないのですし、
「ぜんぜん」とは申しましたが、「ぜんぜん気持ち良く滑らない」という意味で、
まったく下りで使えないという意味ではありませんので悪しからず。
むしろ滑りすぎず安心感が高いとも言える。

というわけで、私としては総合評価80点といったところか。

スプリットボード用のクライミングスキンのグルーもそろそろ貼り替え時期なので、
『Contour』などの新機軸のクライミングスキンに興味津々でありましたが、
今回の体験で『G3 Alpinist+ Spritboard』にも俄然興味が湧いてきた。

私の推しシールであるBlackDiamondですが、
今シーズンは貼り替え用のグルーシートが発売されなかった。
売り切れや入荷遅れではなく、そもそも発売されず。
ひょっとして、BDもグルーを交換不要のものに変えてくるのでは???と、
勘ぐりたくなってしまうが、実際のことろどうなのだろう。

G3も使ったこともある私が、それでもBlackDiamondを推してきたわけは、
BDのシールのグライド感とグリップ感のバランスの良さもあるのですが、
それに加えてG3のグルーの耐久性がBDより低く感じるということもある。
同じ保管環境で、G3のグルーは2シーズンでゲル化してしまったことがあり、
対してBDの方はと言えば3シーズンは確実に保ってくれた。
というわけで、今回手に入れたG3のグルーの耐久性が
上がっているのかどうかも確認していきたいと思う。

2020_0326-51.jpg
といったわけで、未確認な部分もあるのですが、
先進的なアイデアを余すことなく製品に注ぎ込むG3の姿勢は嫌いではない。
G3はスプリットボード用にも同様に3種類用意していて、
今回の経験からモヘアを70%混合した「GLIDE」を試してみたくなった。
って、
今季スプリットボードに一度も乗っていない私が言うのも何ですがね・・・

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
実は・・・・・・
まったくバックカントリーに行っていないくせに、
例によって道具だけはあれこれと目移りしてしまっていてですね・・・
  

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テーマ:スキー - ジャンル:スポーツ

2020.04.01 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーアクセサリー

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オートバイと
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