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LINE SAKANA(その2:インプレ編)

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今シーズンは滑れるだけでも貴重な感じですので、
ただでさえ少ないスキーの出番が「ひょっとして今季スキーゼロ??」とか
頭をよぎりはじめたタイミングで、何とか引っ張り出すことができた。
(と言ってもまだ2月の話なんですけど)

スノーボードにドップリと浸かっていた私の重い腰を上げてくれたのは、
私にとって初めてのLINE SKIであることに加えて、
特徴的なフィッシュテールをもつ『LINE SAKANA』に
乗ってみたいという興味のおかげだ。

そうして、特に狙いすませたわけでもなんでもなく、
思いつきだけで持ち出したSAKANAでしたが、
ナント!初日のオグナほたかでは
いきなりパウダースノーで試すことができてしまった。

その後、先日の戸隠では硬い圧雪バーンでも試すことができたので、
そろそろインプレをお届けしてみようと思う。

まず最初に感じるのはその軽さ。
物理的な軽さもさることながら、板の反りも速く操作感もかなり軽い。
これだけ軽いとアンジュレーションに跳ね返されるのではないかと
不安に思うが、決してそんなことにはならないのは、
この板が凸凹をズレていなすためだ。

何より驚かされるのは、とにかくズレること。
もう少し書くと、ドリフト、スライドターンのしかたと
ズレているときの安定感がハンパでない。
っていうか、ドリフトターンが楽しくて仕方がない。

エッジの存在感が何より先に立つ
Vectorglide Aventura』と較べるともうその違いは歴然。

エッジは完全に黒子に徹していて、その存在感はかなり控えめ。
っていうかほとんど感じさせない。もちろんエッジレスのようなことではない。
ターンを開始すると、まずは雪を面で受けている感覚を優先させていて、
それを乗り手に伝えてからエッジの存在感が顔を出す順番。
かといって、足許をすくわれるような不安定な感じは一切なく、
ズレているのにきっちりと重心に乗り続けていける。
まるで横滑りさせながら真っ直ぐ進んでいくような、
ターンしながら直滑降していく感覚が超絶に面白い。


エッジを含むサイドカーブでもってグイグイ曲がっていくVectorglideとは、
かなりのエリアで趣を異にする。
もちろん、エッジの存在感は凍った急斜面などでは
無類の安心感をもたらしてくれるし、
Vectorglideの方がカービングらしいカービングが決まる。
何より、インエッジのミリ単位にすべての荷重が架かるあの感覚も病みつきだ。

ウェスト幅105mmという近ごろ流行(?)の使い勝手の良いプロポーションの場合、
例外なくそういった乗り味になるのかとばかり思っていたが、
こういったちょっとフツーじゃない味付けもできるのですね。
やはりセンター部で4mmというほとんどフラットと言っていい
キャンバーシステムに寄るところが大きいのだろうか。
Vectorglide Butterknifeでももっとサイドカーブの存在感が
強かったように記憶している。

というわけで、私としてはこの初めての感覚にメロメロなわけなのだが、
そんな気分を加速させたのが他でもない新雪での乗り味だ。

とにかく踏み込みに対してあまりにルーズ。
圧雪以上にズルズルにズレまくっていく。
でも、ここでも不安感はまったくなく、
「あそこで曲げる」と決めれば、ビシッとそこで曲がってくれ
かなりコントロール性は高いのでズレたままで信じて飛び込んでイケる。

それに気づければ自然と身体を投げ出すように板に荷重できるようになり、
それはスノーボードよりずっとサーフライク
感じるものだったりする。

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こうではなく、

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こういうターン。

とにかく面白い!

今まではスキーとスノーボードに明らかな境界線が存在したが、
SAKANAの登場によって、私の中ではその線はなくなったようにすら感じる。
もちろんスキーとスノーボードもまた違うノリモノであるのだが、
得られるヨロコビがかなり近づきつつあるように思う。

私の勝手な考えだが、
スキーの大変革点となったカービング・ジェネレーションは、
スノーボードの登場と無関係ではないと思っている。
つまり、道具の進化においてスキーとスノーボードは
常に密接な関係にあるように思う。
だから、そこを分けて考えずに「スノーボードの奴らがやってる
あの滑りをスキーでもできるようにしたい」と考える輩が出てきても
おかしくないと私なんぞは思うわけだ。

こういう枠に囚われない自由な発想ができるのって
残念ながら日本人じゃないんだよね。

というわけで、
これからは新雪が積もったら、スキーかスノーボードかで
かなり迷いそうな予感がビシビシする。
とにかく、私にとってこのSAKANAとの出会いは
昨日紹介した『K2 NISEKO PREASURES』と併せて
私の転換点と言っても過言ではない出来事でありました。こりゃ超ヤバす。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
いよいよアノブランドからスプリットボードが登場します。
というウレシイニュースが。
   

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テーマ:スキー - ジャンル:スポーツ

2020.03.25 | コメント(0) | トラックバック(0) | スキー

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オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

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