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PAVEL DIAMOND TWINZER 6'8"

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昨年末あたりにユーズドボードとしてショップのサイトにアップされ、
そこから年始にかけてまあまあの期間悩んだ挙げ句、
結局手を出してしまったのがこの『PAVEL DIAMOND TWINZER』。

PAVELのボードは基本的にオーダーしないと手に入れられない。
ましてやこのツインザーのような変わり種なら尚のこと。
もしストックしているショップがあったら、そこはかなりの変態系ショップだ。

中古でなければ手が出せないような高級魚であることは
この際言わずもがなでありますが、
再三申し上げているように、私にオーダーとか気の長い買い物は基本無理。
なので、こういった出会いは予算的にも性格的にもまさに渡りに船。

なのでありますが、中古とは言っても、おいそれとポチッとはイケないような
立派なプライスタグが掲げられており、
いっそ誰かに買われてしまえば悩まずに済むのに・・・と、
ペットショップで売れ残る仔猫を見守るような気分にまで
追い詰められてしまった。

それでも最後に私の背中をグイっと押したのは、
こいつがバリアル・フォームであったことだ。

以前、BURTONがリリースしたノーボード
Resonator Powsurf』を紹介したときにも話したが、
バリアルフォームとは、密度の高いフォーム材で、
重量は一般的なフォームと同等ながら水を一切吸収せず、
ストリンガーを必要としないほど頑丈で、そのため剛性が高く
独特の撓り方をすると言われる今話題の新素材。

やはり私はこういった新しいマテリアルを採用したモノに極端に弱いのだが、
atuが昨年手に入れた『PAVEL RUNCH HULL』もバリアルフォームで、
それに乗るatuがまたえらく調子よく見えており、
まさに隣の芝生的にプラシーボ効果が強く働いていたことも否めない。

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というわけで、ツインザーという、
独特なシェイプとフィンセットに興味があった事は確かではありますが、
それ以上に惹かれたのはバリアルフォームの方でありました。

もちろんフォームの特性を活かすシェイプがあってこその話なので、
フォーム材の違いだけでそのすべてを語ることはできないのですが、
先日はじめてこいつをサイズのある波で乗ってみて、
その独特な反発の仕方を感じとることができた。

それは、ボードが一旦沈んで、跳ね返るときの感触が、
スパッでも、ボヨンッでもなく、「ボワッ」としていること。

抽象的すぎるのでもう少し補足すると、
「スパッ」をクルマで喩えるならば、いわゆるオーバーステアで、
「ボヨンッ」がアンダーステアだとすると、
この「ボワッ」は驚くほどのニュートラルステアという意味。

薄めのフィッシュあたりだとオーバーステアすぎて、
踏みすぎるとストール(減速)させてしまうほど曲がってしまうし、
マンダラのように少しダルな反応をするボードだと、
アンダーステアが出て、強く踏まないと反応しないところがあるのだが、
こいつは私の体重移動に余分も不足もなく追従してターンしてくれる。

先へ先へと急ぐシェイプを、
反発力の高いフォームが良い塩梅で中和しているといったところか。

なので、エグるようでもなく、かといって水面を舐めるようでもなく、
適度に水面を喰って、切るように進んで行ってくれる。
この適度感が足らないと感じるか、余分と感じるかは人それぞれだと思うが、
まるで雪面をエッジで喰って旋回していくスノーボードにも似た荷重感が、
私にはとてもマッチしていた。

やはり私は、海でも山でも、レーシングマシンより、ラグジュアリーカーより、
GT(グランド・ツアラー)な乗り物が好みなようだ。

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このダイヤモンドテールの造形も泣かせるところでありますが、
このテールによる走り出しの反応もとても良い。
7'4"もある『Clandestino』よりも、場合によっては走り出しは速いくらい。
そして、6'8"というレングス、ピンノーズがイメージさせる通りに、
走り出してからの軽快感は7フィート台のボードとは比べ物にならない。

もちろんClandestinoはかなりヒネクレた
一般的な7'4"のミッドレングスとはだいぶ趣の違うモデルなので、
そこを差し引いて考える必要があるのだが、
7フィート台と肩を並べる走り出しに、6フィート後半の機動性が加味される
守備範囲の広いボードである。

なのですが、小波ではそのポテンシャルを活かすことはできず、
デイリーに使うことはできても、それは乗れると言うだけで、
小波でも楽しいかというとそれはかなり微妙。
「これ一本あれば」というボードが私にとってのマジックボードなのだが、
さすがにそこまで欲張ってはいけないようだ。

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こいつもまた良い波の時にこそ本領を発揮するタイプのボードであることが、
今回サイズのある波で乗ってみて良〜〜く分かりました。
というわけで、私のサーフラックは良い波用のサーフボードで大渋滞している。
スノーボードで喩えれば、ゲレンデも滑れるが、
腰まで埋まるような深雪でしかその本領を発揮しないボードだらけということだ。

という経緯を経ながら、波が悪くても遊び倒せる
ロングボードへの郷愁が高まってしまったわけなのだが、
そちらの話はまた今度ということで・・・

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
まだ公開前なのですが、だからこそ皆さんにお勧めしておきたいと思った
映画のお話です。お楽しみに。
  

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テーマ:サーフィン・ボディボード - ジャンル:スポーツ

2019.06.06 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

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埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

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