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立山 2019春 Day1 【天狗平】

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皆さま、10連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?
なかなか心の安まらない、ストレスの多い現代社会において、
それは確かに良いことだとは思いますが、とはいえ、
さすがに10連休はやり過ぎだと感じた方も多かったのではないでしょうか?
半分の5日ぶんくらいは半休にして
年間に散りばめて欲しいと思ったのは私だけでしょうか。
おかげさまで私はまあまあ退屈しました。
そのあたりの話はまた今度。
今日は連休前に行って来た立山のお話です。

今年の立山のオープンはどういったワケか週末を避けて月曜日となった。
毎年二巡目の週末に行くと決めるともなく決めてきた私としては、
そこが最初の週末になってしまうので少々悩まされた。
オープン二週目の週末が良いのは、オープン日と黄金週間という、
混雑必至日の狭間になるため比較的空いていると感じるからだ。

つまり、今年は二週目が最初の週末に当たるため
むしろ二週目の方が混む可能性が高い。
う〜〜ん。これは困った。

というわけで、今年は日〜月曜という変則パターンで立山に向かうことにした。

まあ考えすぎだとは思うのだが、ゲンを担ぐ質の私としては、
考えすぎも含めてルーティンは守りたい。

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日〜月曜なんて変則的なスケジュールで組まれたガイドツアーもないので、
今回はプライベート山行となった。
メンツはatu、コモさん、OYくん、私のスプリット4人組。
朝3時半に関越自動車道の高坂SAに集合して一路扇沢を目指した。

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7時前に扇沢駅に到着。
やはり日曜日の朝はほとんどが観光ツアーの団体客のみなさん。
スキーやスノーボードを担いでいるのはほんの数人。
団体の皆さんはすでに乗車券をお持ちなので、
乗車券売り場は閑散としている。

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二便目になる8時の便で扇沢を出発。
今年からトロリーバスから「電気バス」に車輌が改められた。
新車である以外にトロリーと電気と何が違うのかようわからんが、
何にせよ新車は気持ちがイイ。

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長野側から立山に向かう場合、
バス〜黒部ダム徒歩〜ケーブルカー〜ロープウェイ〜バス。と、
例によって乗り物を乗り換えまくるのでありますが、なんかもう慣れた。
私の思うアルペンルート攻略のポイントというかコツは、
乗車時間の長い二路線のバスで座れるかどうかにかかっていると思う。
そのために列の前にいることも大切なのだが、
ボードやザックを他の乗客の方々の邪魔にならずにいかに座るか。
とか、コツにもならないコツをゲーム感覚でこなしていると
すぐに室堂に着いてしまうようになった。慣れってスゴイ。

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扇沢の始発に乗らなかったこともあり、
いつもよりちょっと遅めの10時半にハイクを開始。
初日は昨年と同じ室堂〜国見岳〜天狗山からの天狗平滑走、
そして、ランチに生姜焼き定食を狙うライン。

atuはスプリットボードでの山行がこれで3回目。
練習を兼ねて立山というのも贅沢というか無茶というか、
諸々ご意見おありかとは存じますが、
結論から言うと、atuは今回の山行で一気に経験値を上げたので
まさに典型的な「習うより慣れろ」のパターン。
もちろん天候判断、ルート判断、行動時間など、
いつも以上に慎重さが求められるのは確かだが、
それを除けば立山という特別な空間がアゲてくれる効果の方が
断然大きいと思う。
立山が人の山への適応力や可能性を引き上げてくれる場所であることは
私自身が一番よく知っている。
立山以前と以降では、山への気持ちが大きく変わったように感じる。

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今回は一日を通して曇り空。
雨こそ降らなかったが、すっきりとしない重めの空が頭上に広がる。
ここまで立山で過ごしたすべての日程で晴天に恵まれてきた私であるが、
今回は誰とは言わないが極度の雨男が混ざっているので
この程度で済んでむしろ良かったと思うべきだろう。

とはいえ、気温も暑くも寒くもなくとても過ごしやすい山行向きの天気。
視界も充分。しかも、フラット気味のライトになることもなく、
コントラストもしっかりしていて面の起伏も良く見え、
登りだけでなく滑りの時の安心感もとても高かった。

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さすがに新雪はすでになかったが踏みしめた感触は柔らかく、
雪質は悪くない。登りに関して言えばシールも良く噛んでとても登りやすい。
本来ならば、この時期の立山はザラメの急斜面でシールがズレて
思いっきり冷や汗が垂れるような試練も多いはずなのだが、
そういった部分でもatuはツイているようだ。
おかげで国見岳の山頂までは特に緊張させられる箇所もなく
1時間もかからずスンナリと到着。

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しかして、国見岳から天狗山山頂までの稜線の
ナイフリッジぶりにはシビれた。
これを見越したわけではないがatuにアイゼンを買わせておいて良かった。

初日からアイゼンを履くハメに陥るとはatuも思わなかっただろうが、
シビれる場所で肩に力入れてシールを踏みしめるよりも、
よほどアイゼンの方が歩きやすいものだ。経験者は語る。

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とはいえ、
下を見ると吸い込まれそうな景色に足がすくむことに変わりはない。
はじめてでも10回目でも怖いものは怖いのだが、
このオトコマエな感じが誇らしい。とか思うのは私だけか?

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atuにはドピーカンで立山のアルパイン感を
肌で感じてもらいたかったが仕方がない。
明日以降にお預けだ。

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正午ジャストに天狗山登頂。
ちょっとはピリッとするトコロがないと立山まで来た甲斐ってモンがない。
と私は思う。ビビるような経験も含めて立山の良い思い出だ。

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昨年同様に天狗平山荘でランチを摂る作戦。
今回の立山での最初の滑走は昼メシに向けての大滑走。
空きっ腹が更なるやる気を湧き上がらせる。

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ほんの少しだけ悩んだけれど、今回もコンサバに生姜焼き定食。
やっぱり旨し。

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雷鳥平バス停から14時ちょうどのバスに乗って室堂駅に戻る。
画像のブルドーザーはもちろんバスではない。

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本当は午後から雷鳥沢を行けるとこまで登りたかったのですが、
天気も下り坂だったので、お手軽にもう一度室堂山に登り返すことにした。
上部にできたボウル地形に当て込み遊びを繰り返していたら
雄山、浄土山の山頂付近はすでにガスに覆われていた。

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15:30。視界が悪くなる前に雷鳥荘に向けてドロップ。

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そうしてガスに追われるように16時に雷鳥荘に到着した。
そのあと展望風呂に入っているときには雷鳥荘のレベルでも
真っ白なガスに包まれたので、
なかなかセイフティな判断と行動であったと思う。

やはり日曜日の雷鳥荘はまったりとしていてなかなか新鮮。
いつもだと帰着する方々でごった返す玄関ロビーも静まりかえっていた。
寂しい気もしなくもないが、急かされないのはいいね。

一年ぶりの雷鳥荘は大浴場が改装されきれいになっており
湯上がりの生ビールの美味さはレベルアップ。
おかげで夕食前から生ビールを3杯もいただいてしまった。
食後も談話室でいつものようなどうでも良い話で盛り上がり
10時前には気を失うように眠りに落ちた。

明日は快晴の予報だが今夜は雨が降るらしい。
イイ感じで雪面の汚れが流されてくれれば良いのだが。
いずれにせよプライベート山行は焦る旅でもない。
朝はいつもよりノンビリしようと思う。
(つづく)

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2019.05.07 | コメント(0) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

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