春の北海道 3Days 2019 【4/13:ニセコグランヒラフ】
今年も春の北海道に向かった。
すでに恒例行事になってしまっているので「なぜ春に北海道へ?」と
聞かれても、年を追う毎に上手な答えが見つからなくなってくる。
もちろん惰性でも何でもなく、前向きに行きたくなるのですが、
雪質にしても何にしても本州とさほどの差もなくなるこの時期に、
あえて北海道まで行くことを、他人に正当化させるだけの論拠は
残念ながら持ち合わせてはいない。
とにかく春は春で、やっぱり北海道は楽しいわけである。
ちなみに今回は全日ニセコステイ。しかも、
ヒラフのセンターフォー乗り場の目の前にある『ホテル ニセコアルペン』。
飛行機は往復ANAで、二泊三日朝食付きでツアー代金3万円!!!
こんな贅沢が許されるのも春ならではだし、これが安いと感じられるのも
トップシーズンも来ているからだということも自覚しているので、
あまり説得力がないことも分かっちゃいるが、この際言わずにはいられない。
とにかくお得感が満載なわけである。
今回は羽田からユウタくんと二人旅。
atuが札幌に長期出張で来ていて、
今回はそちらの仕事が片付くタイミングでの来道。
atuは札幌のショウちゃん、前日から札幌入りしている京都のサッちゃんと
この日はイワオヌプリへ。
私とユウタくんはせっかくホテルがゲレンデの目の前なので
ヒラフに行くことにした。
ニセコもこの時期営業しているのはすでにヒラフとアンヌプリだけ。そして、
ニセコ広しと言えどもスノースケートができるのは花園の一部とモイワだけなので
すでにスノースケートができるスキー場はない。
これからがスノースケートの一番美味しい季節なのに・・・
さておき、ヒラフを滑るのは2年ぶり。
トップシーズンのヒラフは、海外からのゲストたちで激しく混雑している
という話を横に置いておいても、近頃の私ははすっかりルスツの虜なので
尚のことヒラフには足が向かない。
11時過ぎには着替えを済ませてゲレンデに到着。
とりあえず一番上まで行ってみようと、キング第4降り場まで行くと、
“ナントカと煙は高いところへ上がる”という例え話通りに、
ナントカな二人はゲレンデを一本も滑る前からツボ足でアンヌプリの頂上へ。
この日の羊蹄山はこれ以上ないほどの美しいお姿をご披露あそばされており、
なかなかそのお姿を拝むことができない私にとって、
インスタ映えなんぞ一気に百万光年ほどぶっ飛ばすほどの絶景ぶり。
アンヌプリ頂上から裏を覗けばそこにはイワオヌプリ。
この時ちょうどatu、ショウちゃん、サッちゃんが登頂していたので
この画像に写っているはずです。お暇な方は探してみてください。
このまま北斜面を滑るにはイワオの駐車場に
クルマをデポっておく必要があるのでなかなか滑ることができないのが、
今ならイワオにatuたちがいる・・・とか、つい危険な誘惑にかられるが、
ここはグッと我慢。
まずは一本、頂上から藤原の沢へまっすぐに落とした。
滑りはじめの上部は滑りやすいクラストでしたが、キング第4降り場と
同程度の標高から下はまだ雪が緩んではおらず手強いデコボコ。
というわけで、リベンジ気分でもう一回登り返し。
今度は滑走距離は短くなるのだが、エース第4の上部へ向かう。
フィルムクラストに気持ちも昂ぶる。
こちらのピークもまた絶景であります。
チラッと羊蹄山のお釜の中も覗けるほど、アンヌプリもまた高い山だと分かる。
羊蹄山の標高1,898m、アンヌプリ1,308m。
そんなアンヌプリの頂上に、この時期の雪なら約15分のツボ足で
上がれてしまうのだからニセコ恐るべし。
こちらの面は面ツル〜〜〜〜〜〜
この一本がこの日のハイライト。
雪もよく走るし、足応えもほとんど新雪のそれだ。
この一本だけでもで北海道までやってきた甲斐があるというもの。
すでに気分は最高潮でございます。
そのまままっすぐトップ・トゥ・ボトムでゴンドラ乗り場まで滑り降りたのだが、
キング第3クワッドリフトより標高の低い斜面はすでにボッコボコ。
1mmも楽しくないことが判明し、
あまりにも手強い斜面にモモ筋の乳酸が爆発した・・・
というわけで、ナントカな二人は三たび頂上を目指して登り返し。
3本目はあまり誰も滑っていなかった中央のライン。
決して面ツルではなかったのですが、クラスト具合と
幾重の滑走ラインによって撹拌された融雪具合がほど良く、
このラインもなかなかに良い足応えでいくつものターンを刻むことができた。
キモチイイっ!!
今回はここのところの調子の良さを買ってのSpoonfish一本勝負。
この日の雪質と『カシワックス C.W.D』の相性は抜群で、
ストップスノーは一切ナシ。
もちろんSpoonfishの出番に相応しい場面でもあったのですが、
この日TT165に乗るユウタくんを見るに、TTでも良かったかも・・・と、
後ろ髪を引かれなくもなかった。
隣の芝生はいつも青いんだよな〜〜〜チクショ〜〜
2時半過ぎまで滑ったらもう脚が動かなくなり、
ホテルで休んだらゲンテンのショールームへレッツラGO。
幸か不幸か出物には出くわさなかったので今回はお土産なし。
ホッと一安心。
そうして夜は倶知安のGROOVYに集合。
イワオに行っていたatuたちだけでなく、ぎっくり腰で静養中だったノブも
札幌からわざわざナオちゃんと来てくれた。
しかも、たまたま和田直也くんと、菅原のガッちゃんもGROOVYにいて
もちろん二人もその場で拘束してみんなで『Boroya』へ。
遅れてウオイズミカントクも登場し、
初日からみんなでワイワイと飲み食いさせていただいた。
は〜〜〜〜楽し。
そして翌日はこれまた恒例の『GROOVY SESSION』!
なのだが、そんなわけでまだまだ倶知安の夜は長いぜ!
(つづく)
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