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北海道 5Days 2019 【Day-5:尻別岳BC】

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今回の旅もいよいよ大詰め。
そんな旅の最後を飾るにふさわしい舞台にお誘いいただいた。

尻別岳だ。

尻別岳にはルスツ スキー場からのアクセスで
ほんのさわりの部分を滑ったことはあるが、
山への取り付きから歩いて行く本格的なBCはこれがはじめて。
もちろん今シーズン最初のハイクでもあるのでそれ相応に緊張もする。

できればかぐらあたりで1時間くらいの肩慣らしハイクをしてから
こういった本番に臨みたいところではあるが、
目の前にぶら下がった人参、否、目の前の新雪斜面には
迷わず飛び込まないといけない。

今回のトリップではバックカントリーに行く予定も、
そのつもりすらなかったのだが、
「雪板を遊ぶのに少しくらい登るかも」と思い、
たまたまスノーシューとアバランチギアを持ってきていたため参加が叶った。
ただの余分な荷物に成り下がることもあれば、
こうして存外の幸運をもたらしてくれることもある。
備えあれば憂いなしとは言うが、道具ってそういうものだと改めて実感。

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2日にルスツで最高の雪に巡り会ってから、
降雪は止まってしまっていたし、天候もいまひとつ優れない日が続いていた。
前夜の倶知安も雪は一切降っていなかったので
正直コンディションに関しては期待していなかったのだが、
朝、ホテルの駐車場に停めたクルマには20cmほど雪が積もっていた。

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道すがらも好天の兆しが垣間見え、
これはまさか!!!!!!!の「ザ・デイ」の予感炸裂!

今回のパーティーは、ノブ、ショウちゃんに、
ここまで一緒に滑らせてもらったNariくん、Kojixさん、
ミッツくん、タニくん、HYSくん、キンヤさん以外に
今回は自己紹介ができなかった方々を含めた総勢17名の大所帯。

「最終的に何人来るのかわからない」という気楽な自由参加型。
以前にも「この人は誰かの連れだろう」とお互いが思っていたら
赤の他人が紛れ込んでいたなんてこともあったらしい。
なんとも人の良い話だが、それもこれも経験豊富な方々だからこそ。
自己責任が大前提だが、それぞれが各々を気遣いながら楽しむ大人の遊びだ。

そしてこの日、Nariくんとミッツくんが背負っていたのは雪板であった・・・
大人というか、贅沢というか、北海道はほんと奥が深い。

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そんな一個中隊は8時半に尻別岳に向けハイクを開始。
一歩歩みを進めるごとに雲が晴れていく・・・

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1時間ほど平地を歩くと尻別岳の麓に取りつく。

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そこから一気に斜度が増すのでかなりキツくなる。
シーズン最初のハイクということもあり、とにかくペース配分に注意する。
先頭の方が代わる代わるラッセルを担当してくれているのを
後ろから見ているのがとても心苦しいが、
ここで無理をする方があとあとパーティー全体に迷惑をかけることもあり得るので、
前の方と離れても慌てず自分のペースを守るよう心がける。

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ふり返れば羊蹄山!
すっかり雲も抜け青空が広がる。

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10時50分。
ドロップポイントに到着。

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この日射だと南向きの斜面は正味期限が短い。
人数も多いので、少々慌てながら滑走準備をはじめ
11時ちょうどにはドロップ開始!
今回もショウちゃんがカッコヨスな写真を撮ってくれた。
ありがたや〜〜〜〜!

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おいおい、最高かよ!!

深いながらも沈降したよく走る雪質!!
スケール感が狂うほど巨大なオープンバーンなので、
端から端まで面の整ったきれいな一枚バーンなんてはずもない。
遠目にはたいしたことのないちょっとした地形の高低差であっても、
目の前に来ると私の身長くらいあるのでかなり面食らうが、
視界がとても良いので多少無理なラインを辿っても帳尻を合わせられる。
もう攻め攻めだ!

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ドロップポイントに向けすぐさま登り返し。
すでにドーパミンが溢れ出ているので登り返しも気楽なものだ。
最初は1時間ごとに苦しい時間帯が訪れるが、
3時間を超すとハイな気分になり、身体もかなり楽になる。

なんてことも思い出せた。
登り筋も蓄えなきゃな〜〜

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12時過ぎに登り返し完了。

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12時半には2本目のドロップ開始。
こちらの面は日射影響もなく雪も乾いていてかなり状況は良さそうだ。
しかも、これだけの人数がいても視界が良いので
ノートラックでラインも選び放題。

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おいおい、最高かよ!!(2)

TTで思いっきりドライブの効いたターンを何本も描いてしまった!
まさにサーフライド!夢のような1分弱。
こんなロングライドできる波ないからね。
まさにヨコノリ冥利に尽きる斜面でありました。

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13時ちょうどに帰着。
ああ〜〜〜〜〜〜楽しかった〜〜〜〜〜〜シアワセ〜〜〜〜〜
隣のボードはatuが今シーズン買った『MOSS Q505』。
言わずとしれた廣田鉄平モデル。
ノブも昨シーズンから『Q』に乗るようになっていて、
二人とも調子よさそうだ。
ゲンテン馬鹿の私もこれはかなり気になる・・・

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と、これで終わらないのが道産子魂。
おもむろに雪板を小脇に抱え近くの里山を登り始めた。

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こちらがNariくんの雪板で通称『一反木綿』。
Nariくんが知る人ぞ知るかなりの乗り手であることは
この雪板を見れば細胞レベルで理解できると思うが、
それ以上にシェイプに頭を悩ませる意味って本当にあるのか???と
思わずにいられない。この造形はすでに哲学的ですらある。

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まさかのバックカントリーの後の雪板セッション!
ちなみに雪板を一人二枚以上持っている道産子たちでも
スノースケートは持っていない・・・(ニセコダウンチラーたちは持っているが)

そのあとルスツ温泉でひとっ風呂・・・と思いきや、
なんと湯船でいつも一緒に滑っているIKさんとばったり!
この日IKさんも尻別岳を滑っていたらしい。
北海道にいることは知っていたが、まさかこんなローカルな温泉で会うなんて!
人のことを言えた義理ではないが、やっぱりIKさんもかなりの変態だ。

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飛行機は復路も値段の安さ優先で21時台の便にしていたので、
まっすぐに千歳には向かわずに札幌に立ち寄り、
美味しいと評判のカレー屋さんに連れて行ってもらった。
これまたマジでウンマイ!!!


というわけで、
いつものように、ノブ、ショウちゃん、勝巳さんをはじめとして、
今回は特に多くの北海道の方々に旅をアシストしてもらった。
みんな心根の良い人たちばかりで、有り難い気持ちになる以上に
とても清々しい気持ちにさせられる。

旅先とはやはり人のことなのだなあ〜と、ここに来る度に思うし、
スノースポーツという共通の趣味があるだけで
ここまで心を通わせることができることにも感動した。

そして、今回の雪は今まで経験した北海道の中でもベストでありました。
この日の尻別岳はもちろんのこと、トリップ初日から連日良い雪に恵まれ、
暖冬予報もこんな気持ちにさせるための演出だったのでは?と思えるほど、
北海道ヨコノリライフを満喫する素晴らしいトリップとなりました。

北海道!アリガトー!


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と、シアワセ気分満開で空港に着くと、大雪のためこの日の昼過ぎから

ほとんどの便が欠航していた・・・

そして、ほどなくして我々の乗るはずだったJAL530便の欠航も決定した・・・
まさに好事魔多し。
正月休み期間のため翌日も翌々日の便も満席だ。
キャンセルが出ない限りそれに乗ることは叶わない。
しかも、臨時便の増便はしない予定だという。

それはつまり「あとは自分でなんとかしてね」という最後通告でもあった。

頭の中は尻別岳の斜面のように真っ白。そこそこの絶望感だ。
果たして我々は無事に家に帰ることができるのだろうか?????
(というわけで、まだつづく)

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2019.01.25 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

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