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ボヘミアン・ラプソディ

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ここまでヒットしてしまうと逆に観に行けないへそ曲がりな私である。
おかげさまで『カメラを止めるな』も観てません。
たぶんWOWOWで放送されるまで観ないと思います。

現在も大ヒット上映中の『ボヘミアン・ラプソディ』を
ある程度ほとぼりの冷めた今頃になって観に行ってまいりました。

が、
劇場で観ておいてほんと良かった。
IMAXで観ておいてホントヨカッタ。

物語としてはクイーンという伝説のロックバンドの知られざる舞台裏を描いた、
言ってみればよくある伝記物で、どのバンドでもあるであろう
メンバー間の確執や対立、お金の問題、家族や人種の問題、
そしてそこからの和解や、雨降って地固まる的に更に強まる
絆などが描かれる。

天才故に繊細で、社会や親や仲間に反発したり、
周りの人間たちに利用されて裏切られて傷ついたり、
何よりゲイであることに戸惑い、最後はHIVに感染してしまう。
そんなフレディ・マーキュリー独自の悩みや葛藤もあるにはある。

でも、大なり小なりこういった問題や物語はどのバンドにでもあるであろうし、
問題の深刻さや滑稽さなどでバンドの伝記物を計るならば、
私にとって『ストレイト・アウタ・コンプトン』を越える作品はないと思っている。

そして、最近流行の「実話モノ」という観点で見れば、
先週書いた『I, TONYA』や、『スノーデン』、『バリー・シール』の方が
ずっとぶっ飛んでいて、現実は小説よりも奇なりを地で行っている良作だと思う。


なのに、だ。

『ボヘミアン・ラプソディ』を観て涙が溢れてくるのは、
クィーンの音楽性の高さに他ならない。

もう理由とか哲学とか、物語とかはこの際どうでもよくて、
この音楽を奏でることのできる人間が、もうこの世にいないことへの悲しみ。
映画の冒頭から彼を失うことが分かっていて、
そこにあの名曲たちが次から次へと流れてくる。
喪失感というたった一点だけで私の心を強く締め付けてくる。

私にとって、フレディ・マーキュリーは、
ある意味アイルトン・セナと同じレベルの存在であることが理解できた。

今作がこれだけヒットしているのは、
リアルタイムでクィーンを聴いていたおじさんおばさんだけではなく、
若い方々も含めた多くの人にクィーンの音楽性がマッチしたためだと思う。

実際、隣に座っていた大学生くらいの男性は、
そのまた隣に座る友人との話しぶりから2度目の観劇であることが伺え、
オジサン達と同様に物語の結末を知っているためか、
中盤からずっと肩を震わせて泣いていました。
(まあまあ邪魔くさかったけど)

だから、あの名曲たちを、ライブで聴くように体感できる、
IMAXでの観劇は今作では必須でありました。
観る前から何となく出来映えは分かっていたので、
「通常上映でいいか」とか思っていたのですが、
上映時間の都合でIMAXで観ることになってホント良かった。

さすがに上映中に歌って叫べる『応援上映』までは興味がないのですが、
一緒に歌いたいその気持ちも良く分かる。
(オススメ度:80)

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さて、少々早いのですが、
今回をもちまして、
年内の更新は最後とさせていただきます。


皆さま、今年も当ブログをお読みいただきありがとうございました。
正月は元日から北の大地に行ってまいります!

新年も少々ゆっくりさせていただき、
15日(火) からの更新を予定しております。

それでは、皆さまに最高のパウダースノーと最高の波、
そして最高の新年が訪れますように!

皆さま、良いお年をお迎えください!
  

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2018.12.21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

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埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

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