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JONES Snowboards Mountain Surfer(その2)

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結局買ってしまいました。

前にも述べたように、ハンドメイドの雪板にももちろん関心があったが、
特にボトムデザインの可能性というか自由度に関しては、
3Dの加工に長けた工業製品であるこちらの方により強い魅力を感じてしまった。

素直に乗ってみたいと思えるような、私の探究心を刺激するのは、
この『Mountain Surfer』の方であったというわけだ。

もちろん、このテの製品が、登場初年度に数多く輸入されるはずもなく、
店頭で確認する、もしくは悩んでいる余裕などないことも容易に想像できた。
そんなわけで、「ゆっくり悩むのも買い物の楽しみ」とか言っておきながら、
例によってイチかバチかの勢いで購入してしまった。

ただ、仲間たちの多くも新雪用の長めの雪板に興味を示し始めており、
ワークショップに参加して自身の手で削ったり、
半完成品を購入したりしていたことも追い風となった。
そんな雪板たちに混ざって
一人くらいこういうのを持ち込むヤツがいても楽しそうでしょ?

そしてもちろん仲間とならどこで滑るのか?
という問題にも打開策が見つけられそうだ。

さておき、間違ってもこれは雪板ではないので、
今後こちらでは便宜上これを「ノーボード」と呼ぶことにする。

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2015 Mountain Surfer from Jones Snowboards on Vimeo.


調べると、ジェレミー・ジョーンズは日本の雪板乗りに刺激を受け、
アメリカにブランクスを持ち帰り試行錯誤を開始したのだそう。

そうして2009年に新雪で使うノーボードのボトムデザインと
サーフボードのそれが共通するという発想の下、
サーフボードシェイパーを探し始めたジョーンズさんは
Gentemstickとも縁のあるスノーボードにも精通する
クリス・クリステンソンと出会い、そこから
この『Mountain Surfer』のプロジェクトが本格的に始まったのだという。

上に貼った2015年に発表されたJONESの木製のノーボードも
クリステンソンが削ったようだ。
足を填める金属製のフックが着いているのは、ジェレミー・ジョーンズの
子どもたちが裏庭で遊べるようにするためだったという。
コアな上級者向けだったり、ニッチなホビーを創ろうとしたのではなく、
発想の初期段階から誰でも遊べるようにしようとしていた意図が伺え、
そういったところも“ヨコノリ"文化が色濃く反映される雪板とは、
趣をかなり異にするトコロだと思う。

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こういった新しいモノは発売が遅れたりしがちに思うが、
すでに国内への入荷が始まっていたようで、
『Mountain Surfer』はあっけないほどすぐに我が家に届いてしまった。

そうして梱包を解いた瞬間に「デカい!」ことが分かり、
同時にかなり「重い!」ことが分かった。
ご覧のように、幅に関してはほとんどBIGFISHクラス。
なんなら海でサーフィンだってできそう。

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早速重量を計ってみると約3.4kg。
TT168で約5kg(バインディング含む)なので、スノーボードよりは軽いのだが、
雪板よりはだいぶ重いと思う。

と、想像以上にボリューム満点で、私の知る範囲の雪板たちとはかなり違っており、
最初はかなり不安になってしまったことは正直に告白しておきたい。

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店頭で確認してたら買わなかったかもしれない。
正直「こりゃ失敗したかな・・・」という思いに囚われてしまったのだが、
コイツを毎日眺めているうちに、
楽観的というか、むしろかなり前向きに捉えられるように変わっていったのは、
もちろん、この重いくらい頑丈な造りが、
こういったものを大切にできない、いい加減な私向きなだと感じたこともある。

そして日を増すごとに私に興味を抱かせたのはやはり、
このスノーボードにも真似のできない複雑なボトムデザインにある。

ノーズのハルボトムに、センターの薄くVeeがかったコンケーブにも
期待させられるが、有効コンタクト長のすべてのレール付近に設けられた
深いチャンネル(反り返り)によって、パウダースノーではスノーボードに
だってできないような、ドライブ感の強いターンができそうだ。
と、今では良い予感しかしない。

この大きさと重さが新雪での操作性に吉と出るのかどうかは、
同程度の長さを持つ雪板と乗り較べてみないと
本当の意味で答えは出ないが、私はかなり楽観的に捉えている。
むしろスノーボードと乗り味が変わらないのではないか?
という事の方が心配なくらい。

もし使ってつまらなかったらバインディングが着くように穴開けちゃおうか・・・
・・・とか、つい夢想してしまうが、
ほとんどボックス構造なので一切トーションはしない。ゼロ・フレックス。
たとえ柔らかい雪の上でもサイドカーブぶんしか曲がってはくれないだろうから
乗り味はかなりハードになりそうなので、それは意味なさそう。

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リーシュ、オリジナル・カラビナ、
ボードに着けるEYE ボルト(Dリング)も付属される。
リーシュは伸縮するロールコードではなく、シンプルにロープが採用されていた。

聞くところによると、雪板は転んだときに自身に跳ね返ってくるので
反発力の生まれるロールコードではない方が良いらしいのだが、
それは雪板がロールコードでも飛ばせるくらい軽いからではないかとも思うので、
この重いノーボードの場合は心配無用かもしれない。

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付属品の袋もなんだかソソる。
とても解りやすいユーザーエクスペリエンス。
こういうの大好き。

もちろん、今シーズンも懲りずにスノースケートだって楽しむ気マンマン。
スキーもしたいし、先シーズンにも増して朝から晩まで忙しくなりそう(嬉)
週休二日じゃぜんぜん足りそうにない。
  
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テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2018.12.10 | コメント(6) | トラックバック(0) | スノーボード

コメント

こんにちは。
今シーズンから始めてみようとスノートイを自作中です。なんとかアウトラインのカットまでこぎつけました。
早く試してみたくてソワソワしてますが、ブレス方法やアウトライン、ボトム形状を色々妄想してる時間が楽しくてハマりそうです(笑)

2018-12-10 月 15:43:55 | URL | ユキオトコ #- [ 編集 ]

ステッカー

土と雪とのスッテカー凄く良いですね、自作ですか? 出来ましたら作り方教えてください!

2018-12-10 月 23:03:25 | URL | Yama #xjc7fkBo [ 編集 ]

MOSS V1

おばんです
懐かしの MOSS V1 でのパウダー超小回りが、バートンを凌ぎ、傍観者からヤンヤ言われ、整地ではバートンに置いてきぼりを食らう映像を思い出しました。
そそる板ですわなぁ~、コレは!

しかし、土雪さんの文章表現が上手いのに感心しています。
どうも共通の知人が居るようでしてw
お山で会いましたら宜しくお願いします。

2018-12-11 火 12:14:04 | URL | dahbo #- [ 編集 ]

Re: タイトルなし

ユキオトコさん
自分の手で削る雪板もいいですよね〜〜
でも、私はきれいに作る自信がなく、
しかもきれいでないとすぐに使わなくなってしまうので
完成品になびいてしまいます・・・

2018-12-11 火 12:38:40 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

Re: ステッカー

Yamaさん
デザインはPCでやっているので、レイアウトデータから
時前のカッティングプロッターで切り出しています。
否、正確には「切り出していました」。
昨年長年連れ添ったカッティングプロッターが壊れてしまい、
今は作れない状態のままです・・・

もうプロッターは買わずに業者に制作を依頼しようかとも
思っています。

2018-12-11 火 12:43:14 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

Re: MOSS V1

dahboさん
ちょっと面白そうでしょ?!
使う場所が問題なんですけどね〜

どこかで見かけましたらお声がけください!

2018-12-11 火 12:45:17 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

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