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ヴェノム

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サム・ライミ版『スパイダーマン3』にも登場した人気ヴィラン『ヴェノム』が、
ダークナイト・ライジング』、『ダンケルク』、
マッドマックス/怒りのデスロード』のトム・ハーディを主演に迎え、
完全な単独作として制作された。

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ダークヒーローと言えば聞こえは良いが、
そもそもこのキャラクターはヒーローなどではなく、
人間を補食対象とする地球外生命体。つまりは侵略者だ。

上の画像でも、夢にでも出てきそうなほどおぞましい姿をしているが、
むしろ憎悪をそのままカタチにしたようなキレ味スルドイ吹っ切れかたを
しているところが人気のヴィランであります。

そんな邪悪な悪役を主役に据えて単独作としているわけなので、
スーサイド・スクワッド』的にファッショナブルでコミカルな
ソフトランディングとするのか、
はたまた一気に『ハンニバル』まで突っ走るのか、そのあたりに注目が集まった。
これ以上はネタバレになるので言えないが、
軽く結論を申し上げれば、「置きに行ったな」とも言えるし、
「まあまあ上手いところに落としたな」とも言える。

その点に限ってのみ同じ悪役を主役に据えた
『スーサイド・スクワッド』を評価して50点だとしたら、
『ヴェノム』は70点くらいの出来映え。
それくらい適度に“悪”が主役の中に残されている。とは思う。

一説にはR指定前提の、かなりグロテスクなホラー描写も多数撮られていて、
そのあたりが配給元のコロンビアピクチャーズ(SONY)の意向で
40分近くゴッソリと削除されたとの噂もある。

個人的にはせっかくスパイダーマンと切り離して単独作としたくらいだし、
“そのために”トム・ハーディを起用したと考えるのがどう考えたって妥当なので、
一気にR25くらいまで突っ切って欲しかった。とは思う。

SONYという企業の大人の分別の付け方、
何より今後はトム・ホランドのスパイダーマンとの合流も視野に入れているらしく、
2匹目以上のドジョウを狙うならば致し方ない選択とも言える。
子供も観る(R15)マーベル作品であることを考えればこのあたりがギリであろう。

といった中途半端なことをして失敗した例を挙げれば枚挙に暇がないのですが、
誤解を恐れずに言えば、『シザーハンズ』のような演出の上手さも感じましたので、
楽しみにしていた人は期待して観て欲しいと思う。
エンディングに流れるエミネムのヴェノムのテーマも必聴です。

そして、例によってエンドロールに続編を匂わせる特典映像もあるので、
最後の最後まで席を立ってはいけません。
もちろん『アメイジング・スパイダーマン』の時のように、
そのまま続編がお蔵入りになることもなくもない。
(しかも、アメイジングの時は当初から3部作と公言していたのにお蔵入り)
期待しすぎも禁物ではありますが、公開1週目は好調の滑り出しだった様子。
しかも、ほんの数十秒のおまけ映像に、
わざわざ大御所俳優を起用しているところを観てしまうと、
つい余計に期待してしまうところではあります・・・
果たして続編の制作にSONYの重役たちのGOサインは出るのでしょうか?
(オススメ度:70)

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2018.11.09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

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埼玉のへそ曲がり

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オートバイと
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近ごろ波乗り。

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