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BMW HP2 Enduro とは?

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HPとはHigh Performanceの頭文字で
BMWのそれまでのシリーズ・ラインナップにある
「R」「K」「F」とは別のBMWの新しいラインになる。
HP2の「2」は二気筒のことで、
つまりボクサーツインを搭載する「R」シリ-ズのHPバージョンという意味だ。

登場は2006年。
それから約2年間に渡り受注生産され、2008年に生産が打ち切られた。
生産が打ち切られたことからもわかるように「不人気車」である。

その理由は
1:Enduroという名前からも解るとおりのオフロード車
2:不動の人気車GSと比較する気にもならない汎用性の低さ
3:馬鹿高い値段

しかし、その3つの理由がこの車輌の魅力を裏返しにすべて語っていて
マーケティング的に言ってもこの「賛否両論」なモノのもつ魅力が一番強い。

1:オフロード車で、
2:しかもライディング・プレジャーという単一目的に絞った
3:コダワリの結果、高価格。

正に意見が分かれることろだが
純粋にライディング・プレジャーを享受できるのは
ダート・ライディングだと 考えている輩にとって、
そこにすべての存在意義が集約されているということの意味。

そして、ここが一番重要なのだが、
とてつもない「矛盾」に満ちているということが、
このモーターサイクルのとてつもない魔力を生み出している。

ダート・ライディングでのライディング・プレジャーと言ったが、
まずもって1,200ccという排気量は必要ないどころか
その結果の200kgという車重は「悪」でしかないということ。
事実、BMW自身ものちにG450Xというモデルをリリースしているように
BMW GX 450-1

現代においての本丸は450cc、車重100kg前後。
人間が未舗装路、悪路を攻略するのに最適なのはそこであって
2気筒エンジン、1,200cc、105馬力、200kg、ではないのである。

つまり、その存在は「余裕」とか「過剰」といった
マーケティング的にも売り文句になるような性能ではなく
むしろ「無意味」ですらある。

そこへ至るG450Xという確実な道、そして
GSという黄金道があるにも関わらず
ボクサーエンジンという「呪縛」に抗うために
とんでもない情熱とアイデアと資金が注ぎ込まれているのである。

BMW自身の、ボクサーエンジンへの「愛」故の愚行。

とんでもない自己矛盾だ。

そしてそれこそがこのHP2 Enduroのすべてといっていい。
少なくとも私にとってはすべてだし
そんなモデルがショウモデルではなく、実際に市場に投入されたこと
それを自分が手に入れられることは奇跡としかいいようがない。

まったくもって私は幸せ者だ。

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テーマ:オフロードバイク関連 - ジャンル:車・バイク

2010.07.02 | コメント(0) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

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オートバイと
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