ワンダー 君は太陽

wonder_movie1.jpg



遺伝子疾患により顔に重度の障害を持つオーガスト“オギー"。
オギーの母親イザベル(ジュリア・ロバーツ)の家庭学習を続けて来たが、
イザベルと父親のネート(オーウェン・ウィルソン)は
みんなのクラス替えのある第5学年(10歳)を機に
オギーを一般の小学校に通わせることに決める。

wonder_movie3.jpg

そこで体験する差別や、心ないいじめに遭いながら
本当の友情を見つけ、社会に自身の居場所を見つけ関係を育んでいく。
という、言ってみれば、のび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫的な物語。

であることは予告編を観れば分かるし、
私もそのつもりで観に行ったのだが、実はさに非ず。

副題の「君は太陽」は、実は弟にばかり気を取られ
両親が「まるでSUN(SON)の周りばかりを周回する衛星のようだ」
という、オギーの姉ヴィアの嫌みでもあって、
観終わるとこの副題っていかがなものなのだろう?とか
へそ曲がりな私は思ったりもした。

弟にかかり切りになる母親に迷惑をかけられず
自身の悩みは心にしまって「手のかからない子」と言われてしまう
ヴィアもまたオギーと同じように助けを求めている一人。

というように、重度の障害を抱えたオギーだけでなく、
登場する子どもたちの目に見えない悩みや葛藤も同時に描かれ、
オギーの葛藤は、実は外から分かりやすいことを示唆する。
そうして、子どもたちの外からは窺い知ることのできない
声にならない心の叫びを紡いでいく作品になっています。

wonder_movie2.jpg

オギーを演じるのは『ルーム』で、
誘拐・監禁された母親から監禁中に生まれた外の世界をまったく知らない
5歳の男の子を熱演したジェイコブ・トレンブレイ。
今作もまたこの子あっての企画であることは間違いない。

原作は2016年の「読書感想文全国コンクール」で
小学校高学年用の課題図書にもなったR・J・パラシオさんの
『Wonder(ワンダー)』。
課題図書に選ばれるほどなので是非お子様連れで観ていただきたい。

『ハン・ソロ』を皮切りに『ジュラシック・ワールド』
『ミッション・インポッシブル』と大作が目白押しなので
そことの勝負を避けたこの時期での公開だったのだろうが
そんなわけで夏休みに公開してくれたら良いのに。と思う。

さておき、
コレ観て泣かない人がいたら私はその人の神経疑っちゃいます。とか、
自分の涙腺の緩み具合を棚に上げて思います。
(最近泣いてないな〜〜という方にオススメ度:90)

関連記事
スポンサーサイト

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

2018.06.29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

FC2Ad

プロフィール

埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR