FC2ブログ

マンダラとシングルフィンの話

2018_0528-2.jpg

atuが新たに手に入れたシングルフィンで、
土曜日はシングル・フィンセッションとなった。
しかも、『Seraph Pintail TPH』というこのボードも
Mandala製のサーフボードだ。
そんなわけで、期せずしてマンダラ・シングルフィン・セッションと相成った。

私の『Clandestino』も
TPH(トライ・プレーン・ハル)を採用したモデル。
TPHは「ディスプレイメント・ハル」とも呼ばれ
ボトムが中央部分と左右のレールに向かう面と三つの面で構成されていて
真っ直ぐ滑走するとき、左右のレールを噛ませるときとでこの三面を使い分け、
それによってどの波とのコンタクトアングルにおいてもボトム面を
水面に合わせることができ、動きと速さを高い次元で組合わせた
機動性に富んだ乗り味が特徴(らしい)。
面の張ったロングウォールを素早く駆け抜けるときなど
最高に気持ちが良い(らしい)。

ただ、ボトムはフラットな方が水面に貼り付くように安定感が増すので、
この水の剥離の良いボトム形状は良く動き速いぶん
テイクオフ時の安定性という(上手い人ほど気にかけない部分)では
劣っていいて、私の場合、波の面が悪いとグラついてしまいがちになる。

ではなぜにハルなのか。という話の前に、
シングルフィンってやっぱりロマンがある。
という話をしなければならないと思う。

ツイン、トライにクアッドなど、
レールの反応が良くターンのレスポンスが高く
乗り手の思い通りにボードを動かすことができるフィンシステムに対し、
シングルフィンはそういったマルチフィンたちと比べると
かなりおっとりとしている。

ボードをより動かすという現代的なサーフィンの意図に沿って考えれば
マルチフィンの方に分があるわけで、
シングルフィンは淘汰されるべき古いフォーマットということになる。
それでもなぜシングルフィンが今の時代にも生き残っているのかと言えば、
それはなによりボードを自分のしたい動きにに合わせるのではなく、
自分を波に合わせる乗り方をするためにあるのだと思う。

そう考えると、というか、そう乗ろうと考えると
シングルフィンの魅力が分かる気がする。

そして、そんなシングルフィンの味を阻害することなく、
速さと動きやすさを加味しようとしたのがTPHと言えるのかもしれない。

2018_0507-52.jpg

そんなオルタナティブという世界観を味わいやすいシングルフィンなので、
オルタナティブらしい世界観をより明確に体現する
Mandala Surfboardsならば尚のこと
シングルフィンの良さを味わいやすくしてくれると信じて楽しんでいる。

『思い過ごしも恋のうち』と申しますが、
たとえそれが勘違いであったとしても、
そういったイメージというのは、
道具選びの際の大切な物語であると思うわけであります。

やはり私にとってモノ語りはとても重要なことなのであります。
  

関連記事
スポンサーサイト

テーマ:サーフィン・ボディボード - ジャンル:スポーツ

2018.06.13 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

FC2Ad

プロフィール

埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR