オリエント急行殺人事件

オリエント急行殺人事件



もちろん私は1974年に公開された方の映画も観ている
(ロードショウではなかったが)。
私が観ているかどうかは置いておいても、
アガサ・クリスティ原作の同名小説はそのあと類似品があとを絶たなかった
「〜〜殺人事件」のはしりと言っていいミステリーの傑作。
つまり、多くの方々がすでに結末を知る物語と言っていい。

結末のネタバレこそ致命傷となり得るミステリー作品、
その中でも最高に意外な結末が待っているからこそベストラーとなった作品を
リメイクするのは、かなりの挑戦だ。

なので、私が観たい、もしくは確認したいのは、
そういった意地悪な見方をする観客に対し、
どういった解答(挑戦)を魅せてくれるのか?という部分。

オリエント急行殺人事件3

そんな無謀とも言える挑戦にあえて挑んだのは、
主人公の天才的探偵アルキュール・ポアロ役も同時に演じた
ケネス・ブラナー監督。

寝台特急の客室で起こる密室殺人。
容疑者は乗客全員なので、登場人物一人ひとりの生み出すディテールが
この映画の世界観のすべてといっていい。
そんな世界観を実現するため集められた役者陣は、
一番上の画像にある通りまさに豪華な顔ぶれだ。

オリエント急行殺人事件2

もちろん、1974年版でもそれは同じことで、
イングリッド・バーグマン、
ジャクリーン・ビセット、
ローレン・バコール、
アンソニー・パーキンス、
ショーン・コネリーと、
そうそうたる顔ぶれが名を連ねる。

このようなほとんど伝説的な名作にどう立ち向かうのか?

オリエント急行殺人事件4

ケネス・ブラナーは、
『ダヴィンチコード』や『シャーロックホームズ』などに見慣れた観客に
真っ正面から立ち向かうように、この古典的傑作ミステリーを
CG技術も駆使しながらとても現代的な映像美と解釈で翻訳し直してきた。


しかして、その出来映えはというと・・・
う〜〜ん。
まったく結末を知らない方ならまだしも、と言ったところか。
でもだ、観客が結末を知っていることありきで
作られているようにも見受けられるので、
謎解きに必要な情報の提供が結構おざなりにも感じてしまい、
結構どっち付かず。

つまり、やろうとしていることは解るのだが、
結果的にミステリーなのか、アクションなのか、
まあまあ中途半端な結果となってしまっていた。
まったくもって大成功した作品のリメイクは難しい。

っていうか、一番楽しめるのは間違いなく小説ってことで・・・
(オススメ度:40)

関連記事
スポンサーサイト

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

2018.05.25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

FC2Ad

プロフィール

埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR