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INDEPENDENTSTICK

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先日の北海道トリップのときも、例によって例のごとく、
ニセコまで来ておきながら、GENTEMSTICKのショウルームの前を
黙って通り過ぎることなど私にはできない。
しかも、SALEなんて文字を店頭に掲げられては、
尚のこと見過ごすわけにはいかないだろう。

『SPOONFISH Bamboo Top sheet』のときみたいな出会いも
実際に体験してしまっている私としては、
「ひょっとして」という出会い系への淡い期待もわき起こり、私とOYくんは、
案の定この日もショウルームに吸い込まれて行ってしまうわけだ。

大概、淡い期待とは叶わないから淡いので、
過度な期待はできるだけ抱かずにドアをくぐるわけなのだが、
今回はなんと、今シーズン、テストボードとして活躍してきたボードたちが、
約半額という破格値で陳列されていた!

もちろん『SPEEDMASTER』なんかあったら
「悩み無用」「猫まっしぐら」で即座に飛びつくところでしたが
残念ながらそこまで話は上手いこと運ばない。

でも、長いこと苦手意識を持っていたのに、
2年前の16〜17モデル試乗会で乗ってみたら
なんとなくでも乗れるようになっていて、それ以来ずっと気になっていた
『INDEPENDENTSTICK』が、その代わりと言っては何ですが、
まだ棚に残されていたりした。

一応10分ほど悩んではみたものの、
こういったタイミングにより強い「運」を感じてしまいがちな私は、
「買わない後悔よりも、買ってからする後悔の方が何倍も良い」という
通り一辺倒でステレオタイプな価値感を、恥ずかしげもなく掲げながら
やはりそのまま持って帰ってきてしまったというわけだ。

隣のオレンジが眩しい『MOUNTAIN RACER』はOYくんがゲットしたもの。
先日のStyrusさんの試乗会でもこいつはかなりの好印象だったようで、
来シーズン買おうかどうしようかと悩んでいたようなのだが、
まさに鴨がネギ背負って飛んできてそのまま土鍋に着地してしまい、
まんまと二人して、北の大地から新たな(中古)ボードを
連れて帰ることとなったわけだ。

しかも、私はこのトリップにスプリットボードしか
持って行っていなかったためバインディングがなく乗れなかったのですが、
OYくんはこれを手に入れた翌日のキロロで、
すでにMOUNTAIN RACERをデビューさせてしまっていた。
まさに速攻、否、即効です。

ちなみに、私はソールカバーも割引で手に入れることができた。
併せてラッキー。
これだからニセコに来たらゲンテン参りは欠かせない。

さておき、テストボードとして不特定多数の乗り手に試されてきただけあって、
デッキはすでに傷だらけの状態。
特にバインディング痕は、ほとんどすべてのアングルのスタンスが試されており、
かなりの広範囲に渡ってバインディングの装着痕が付いてしまっている。

バインディングを装着してほとんど隠れてしまうようなキズなら放っておくが、
これではどうやっても隠しきれない。
使い倒した道具感を醸し出す勲章のようなキズは大歓迎だが、
こういった愛着を削ぐような見た目はできることなら御免被りたい。

それでもこいつを買って帰ろうと思ったのは
この塗装面なら磨けると踏んだからだ。

一般的な工作精度(工場)で作られているINDEPENDENTSTICKの場合、
デッキはラッカー系のクリア処理だと推測され、
ウチヤマ製のボードデッキよりも塗面が硬いと私は勝手に思いこんでいる。
私は今までマンタ系(確かオガサカ謹製)のボードを
手に入れたことがないので、これは想像でしかないのだが、
要はクルマの塗装面の様に磨けるはずだと目論んだわけだ。

ちなみにウチヤマ製のデッキの塗面(樹脂)は軟らか過ぎて
私にはどうしても磨ききることができないのであまりやりたくない。

そんなわけで、持ち帰ってまず行ったのは何はさておきデッキ磨き。
1,000番の紙やすりの水研ぎから順に5,000番までかけて、
そこから手首が痛くなるくらいコンパウンドをかけまくった・・・
これはかなり辛い作業だったが、インディのデッキは
想像したとおりコンパウンドを受け付けてくれる硬度をもっており
なんとか2オーナーくらいに見えるまでには
デッキのキズを消すことができた。
ここまでやると愛着も新品以上にわいてくるのでヨシとしよう。

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そうして、先日のスノーボード〆となったかぐらに持っていくこととなり、
今シーズンの最終日に間に合ったというわけだ。

「では早速」とばかりに乗ってみれば、
2年前に感じた乗りやすさはそのままで、まずは一安心。

今シーズンはT.Tに乗ることが多かったので尚のこと、
豊かなサイドカーブの反応の良さを活かした、
この大きさの割には小回りを許容する機動性の高さがとても小気味良い。

そして、ツインの長大なテールが生み出す安定感を理解していれば、
小気味良さを駆使して積極的にバランスを「崩して」いくような
攻めた滑りの組立ができるのも楽しい。
そんな性格が特に春のシャバ雪に適しているように感じ、
まさに春にもってこいのボードでもあると感じました。

今までは、ある意味において
T.Tの対局にあるのはMAXFORCEだと思って来ましたが、
インディに乗ると、MAXFORCEもまだT.T寄りであると感じてしまうほどだ。

スタイルや、滑りで表現したいことなど、私にはあまり「型」がないので、
私に欠けている表現方法を、ほとんど体現していて
それ自体が独自の流派として「滑り方」を持っている、
T.Tというボードに強く惹かれてしまう。

とはいえ、少ないながらも私にもスノーボーディングでやりたいことはあって、
そういったコトに関して、インディのもつ扱いやすさはとても助けになる。

ボード自体の「やりたいこと」「行きたい方向」を
読解する楽しさを持ったT.Tと、
自分のやりたいこと(できること)を
見つける楽しさを持ったインディ。

私にとっては「修行」と「自由」ってくらいに
立ち位置の違う楽しさを持った2本だと言える。

北海道トリップの時など、近ごろはT.TとSPOONFISH、
もしくはT.TとMAXFORCEという、あくまでもT.Tを軸に考えながらも、
操作のしやすいボードを組合せて持ち込むことが多かったのだが、
来シーズン以降、T.Tに組み合わされるのはインディになってしまいそうだ。

しかしてその一方で、
T.Tには乗り続けていないとすぐに下手になってしまうという、
まさに修行系らしい戒律が私レベルの人間にはあって、
ひと度、T.Tから浮気をしてしまうと
感覚を取り戻すのに時間を要するというとても悩ましい特性があったりもする。

そういう意味で、インディはT.T乗りにとって、
一番良くない食べ合わせのようにも感じてしまう・・・
  

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テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2018.05.16 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

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オートバイと
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