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T.T165 Softflex SPRAY 20th Anniversary Edition:Q

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今季から使いはじめた『T.T165 Classic Softflex』について、
そろそろインプレ的なものも書いておかないとならないだろう。

今シーズンはいつもと較べて、あまりバックカントリーに出ていないのだが、
それを、近ごろいちいちこちらで報告している、
スノースケートを手に入れたからだと思われている方も
いらっしゃるのかもしれない。でも実際は、
T.T165 Classic Softflexを手に入れたことの方がずっと大きかったりする。

それくらい、今はT.T165 Classic Softflexでするコース滑走が
楽しくて仕方がない。

T.Tのそもそもの本籍が深雪にあることは、この際言うまでもないのだが、
スノーサーフを標榜するパウダースノーでの乗り味もさることながら、
私の心を掴んで離さないのは、むしろ圧雪でのキレ味の方だ。

「キレ」にもいろいろあるので、その定義は難しいし、
基本的にどのスノーボードにも「キレ」る部分はあるので、
T.Tに乗ったことのある人にしか、この言葉の真意は伝わらないかもしれないが、
なんとかがんばって言葉にしてみようと思う。

もちろん、T.Tでキレを感じているのはターンだ。
足元からスッ飛びそうな勢いでスパッと入っていくターンの入口から、
どこまでも切れ上がっていこうとするターン出口まで、
T.Tはターン中キレまくる。

ときに、伸びやかなターンを止めたくなくなるときがあるほどで、
そうして、コース外に飛び出して転ぶこともしばしばだ。

そしてそれは、速いターンだけでは決してなく、
止まってしまいそうなゆったりとしたターンでも、
キレを感じることができるところがミソだ。

ただし、踏み過ぎなとき。踏めなさすぎなとき。
後ろ足を踏み過ぎなとき。前足に乗り過ぎなとき。
倒し過ぎなとき、倒さな過ぎなときなど、
キレを感じられるターンと、そうでないターンが、
一本のラインの中にいつも混在してしまう。

そんな修行系、まるで禅問答のようなスノーボーディングであるのだが、
その記憶を頼りにキレるように乗ろうと、毎回チャレンジングな気持ちを持って
集中力を持続できるところもT.Tの魅力だと言える。

そんなT.Tの魅力の根っこの部分は、T.T168でも、T.T168ミズメヒノキでも、
T.T165 Classic Softflexでも、T.T160 Chopstickでも変わらない・・・
・・のですが、一番苦手意識を持っていたT.T165 Classicを所有してみて、
その思いや考えに変化が訪れてしまった。

最初にT.T165に乗ったときは、やはり、
ノーズ付近の反応が薄いことに驚かされた。
ある程度は想定していたとはいえ、
やはり実際に乗ってみると、想像以上に反応が薄く感じる場面もあった。

そうして繰り返すうちに、168よりも、ノーズを回り込ませずに、
ほんの一瞬だけタテに落とすように意識することで、
小さなターンでも、薄いノーズの反応を引き出して、
キッカケを掴みやすくすることができた。

しかして、一瞬でもタテに落とすと言うことは、
加速させることを意味する(そしてT.Tの加速の仕方は尋常ではない)ので、
気を抜くと、いとも簡単にヌケていってしまう。
壁に駆け上がって降りるときのエッジの切り替えが抜けてしまい、
狭い迂回コースから谷に落ちたりもしたのですが、
そうしたことに意識を集中できるようになった今では、
長く付き合ってきたミズメよりも安心して踏んでいけるようになれた。

そうなると、165のもつ、
168よりもターン入り口での抵抗感の薄い反応が冴え渡り、
ミドルターンより小回りさせても、ソフトフレックスによるものと思われる
明瞭なエッジグリップによって、とても豊かに反応して、
結果ミズメよりも深いキレ上がりを感じさせてくれる。

165と較べてしまうと、168ミズメの方が斜面を選ぶ傾向があり、
T.T165 Classic Softflexならば、よく出くわすような何でもない
中斜面であっても楽しいと感じるようになった。

さておき、私にとってT.Tとは「キレ・マシーン」であることに変わりはなく、
その刹那の快楽のために、他の操作性を犠牲にする覚悟はできている。
もちろん、T.Tであっても操作性を阻害されないレベルのテクニシャンも大勢
いるわけだが、私も含めたそうでない方々にとっては、
そんな覚悟があるかないかでT.Tに対する評価が変わるようにも思う。

覚悟の要るスノーボードって一体なんだ?と
思われるかもしれないし、それもまた至極ごもっともな話だ。
でも、
したいことをできるようにしてくれる道具は多いが、
したいことを教えてくれる道具にはなかなか出会えないと思う。

所有してみて更に、T.T 165 Classicにこそ、
私の求めるスノーボーディングの答が埋蔵されているであろう予感が強まった。
探求の旅はまだまだ続きそうだし、今は、それが何よりの楽しみだ。
  

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テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2018.03.27 | コメント(1) | トラックバック(0) | スノーボード

コメント

質問です。

質問です。どうしてゲンテンのHPは、いきなり英語なんですか?私はあまりの白人コンプレックス、英語コンプレックスに大笑いしたのですが。。。

2018-04-16 月 17:03:22 | URL | 吉田よしお #TGcMCiCI [ 編集 ]

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