戸狩スキー場【1/21】
アライを滑った翌日も予報は日本晴れ。
新雪は望めないし、気温が下がるので、土曜日の陽差しで溶けた雪は
一気に固まることが予想される。ならば緩むのも早い標高の低い場所に行こう、
というユウタくんの作戦が採用され『戸狩(とがり)スキー場』へ。
ちなみに、先日訪れたのは『戸隠(とがくし)スキー場』。
こちらもまたお初にお目にかかるスキー場だ。
首都圏からここまで来るには、
なかなか骨の折れる距離を走破する必要があるので、
つい、この真向かいにある巨大な野沢スキー場の方に吸い寄せられてしまう。
そのため、私にはなかなか来ることができない。ある意味秘境。
こんな日でもなければ、ここへ来ることもなかったと思うので
ラッキーでもあるし、何より今季は妙にこういったラッキーに恵まれている。
発掘の年だ。この歳になって発掘もないけどな。
さておき、仲間たちの持つ、遊びのバリエーションの豊富さには、
毎度頭が下がる思いだ。価値ある情報ヒジョーにタスカリマス。
ここ戸狩スキー場は、中規模のスキー場で、
その設えは、かなりオールドスクールな印象。
私はむしろ、そのあまりの癒やし系にホッコリとしてしまうが、
こう見えて、流行の非圧雪コースも多く揃えているようで、
実は、ソッチ系のマニアックな方々のニーズにもちゃっかり応えている
イマドキのスキー場でもあるのだそう。
あまりタイミングの良い画像ではないが、
かなりの腕前のモーグルの選手とおぼしき方が練習されており、
リフトから華麗なエアを見ることができた。
ジャンプ台を2箇所設けた、本格的なモーグル用のコースのようで、
オールドコースらしく、競技方面のニーズにも応えているようだ。
この日も、目の前の広大な盆地を臨む、ナイスビューが目前に広がる。
そんな素晴らしい景観とは裏腹に、朝のうちの斜面はまあまあ硬く、
ボード操作にはそこそこ気を使わされる。
しかも、この日の私は、持病の首〜肩の痛みに加え、
昨日の雪板セクションでの転倒で痛めた背中まで痛み出してしまい、
あまり滑りに集中できない。気分はかなりブルーでありました(悲)。
そう言えば、
もう随分と長いことまともに転んでいなかったのだと改めて思い知らされ、
すでに痛みに対してすっかり免疫がなくなっていることも同時に思い知らされた。
もう身体も硬いから怪我もし易いし、もちろん治りも悪い。
若い人たちと滑っていると、ついそこらへんを勘違いしてしまうので、
尚のこと注意が必要だ。
標高が低く南東向きのため、案の定、融雪はとても早かった。
っていうか、これじゃあほとんど春のシャバ雪だ。
11時を過ぎる頃にはなかなかのシャウダーになってしまった。
おかげで、身体への負担が軽くなって、滑り自体も楽しくなってきた。
助かる〜〜〜〜〜。
トップシーズンにシャウダーを楽しむのもいかがなものか?とも思うが、
まあ、それもいいでしょう!
とか思えてしまうほど、痛んだ身体にやさしいスノーボーディングとなりました。
これまたローカルスキー場らしくて◎だ。
実は、ここではスノースケートなどのフリーフットの滑走が認められていて、
さっさとスノスケに履き替えてリフトに乗り出す仲間もいた。
確かに、このシャウダーとスノースケートの相性は良さそうだ。
さておき、みんなメキメキとフリーフットの腕前を上げている。
身体が痛いとか言ってる場合ではないぞ・・・ちょっと焦る。
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2018.01.30 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード
