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ワンダーウーマン

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全米のみならず、世界各国で大ヒット飛ばしているという
『ワンダーウーマン』。
アメコミ映画全盛にあって、ほとんど初めてと言っていい
女性スーパーヒーローの登場であります。

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その名前は知ってはいても、
どういった素性なのか、まったく知らなかった私にとって、
彼女が唐突に登場してきた『バットマン vs スーパーマン』では、
映画の冒頭から、2大ヒーローがなぜ闘わなければならないのか?を
かなり丁寧に、そして慎重に描いていたのに、それらをぶち壊すように、
おもいっきり不自然に、なのに堂々と、裸同然の格好で暴れ回るこの娘を見て、
口があんぐりしてしまったわけだが、
今作がいよいよその素性を知ることとなる、初めての単独作品というわけだ。

もちろん、この秋に公開されるDC版アベンジャーズである、
『ジャスティス・リーグ』への布石でもあるので、
そういった意味でも見逃せない作品であります。

しかして、観てみれば、今作がどうしてこれほどの大ヒットを飛ばしているのか、
一目瞭然でありました。

神々によって、俗世間から隔離されてきた女性だけの島で育った、
アマゾン一族のプリセンスであるダイアナ(ワンダーウーマン:ガル・ガドット)。
女性だけの島に存在する、「たった一人の子供」という
出生の秘密を背負いながら、平和のための使者として存在するアマゾン族の
正統なプリンセスとして、大切に、そして強く育てられていた。

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そんなダイアナの元に、大戦下のアメリカ軍兵士が、
戦闘機と共に結界を破ってアマゾン族の島に不時着する。
救出された、ナチスドイツの毒ガス攻撃の情報を追う、
諜報部員であるスティーブ(クリス・パイン)とともに、
大量破壊兵器の攻撃を防ぐため、ダイアナは一人、島を離れて戦いに向かう・・・
というのが物語の大筋。

その中で、都会はおろか、男性さえ見たこともない若い女性が、
様々な発見を繰り返すコミカルな展開もあり、そういった部分も面白い。

そうして、私も知りたかった「なぜにこの娘っこはこんなに強いの??」という
彼女の出生の秘密など、その正体も明かされていくという、
王道のコミックヒーロー物であり、壮大な歴史アクション大作ともなっている。

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そんな、底抜けに強いのだが、ちょっと俗世間には疎い、
強さと愛らしさを持ち合わせた女性像に、
このガル・ガドット以上の存在はいないだろう。
それほどに、今作の魅力のほとんどすべてはこの女性にあると言っていい。

ただ。
元ミス・ユニバース・イスラエル代表であったガル・ガドットの、
この役を利用した(ように思える。
もしくは政治的に利用しようとする者がいると感じさせる)
母国イスラエルについての発言には気を付けたいところだが・・・

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監督は、2003年公開の、シャーリーズ・セロン主演『モンスター』で
長編映画監督デビューを果たした女性監督のパティ・ジェンキンス。
ワンダー・ウーマンは、そもそも当時の女性の地位確立というテーマも
持ちながら誕生してきた背景もあるので、
今作でも女性からの支持を得ることも大きな目的としてあったようだ。
そういう意味でも、今作は、スタッフ、キャスティング共に
大成功だったと言えるだろう。

女性が主役だということで、良い意味で今までにない作風を確立しおり、
アメコミ映画はあまり観られないという方でも、
休日の午後に、単純に肩の力を抜いて楽しめる、
とても映画らしい映画に仕上がっている作品だと思います。

オススメ度:80



さて、『マン・オブ・スティール』から長くこの世界観の中心にあり、
『バットマン vs スーパーマン』に続き、『ジャスティス・リーグ』の監督も
務めていたザック・スナイダーだが、家族の不幸によって、
『ジャスティス・リーグ』の監督を途中で降板してしまうことになった。
ほとんどの撮影が、すでに完了していたことから、
公開を延期して復帰を待つ事も検討されたが、ザック自身の意志によって、
アベンジャーズシリーズの監督でもあったジョス・ウェドンが、
そのバトンを受け継ぐことに決まったようだ。

ベン・アフレック主演・監督で製作が進んでいた『バットマン』単独作品でも、
主演と監督という重積を追いかねるという理由から、
主役、プロデューサーは継続しながら、途中で監督を降板し
『猿の惑星:新世紀』のマット・リーヴスに監督交代が決定した矢先だったので、
とんとん拍子に新しい作品をリリースし続け、興行的にも成功を繰り返す
マーベル作品とは裏腹に、なんともバタついているDCコミックであります。

そんなDCコミックにあって、北米興収3億8900万ドルに到達し、
今夏公開された大作映画のなかでトップの成績を叩き出している今作の大成功を経て、
『ワンダーウーマン』の次回作は、すでに2019年12月の全米公開が決定している。
  

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テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2017.09.15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

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オートバイと
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近ごろ波乗り。

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