ジョン・ウィック チャプター2

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毎度言うようで恐縮だが、ヒット作の続編は難しい。
特にこのテのまぐれ当たりの可能性も否めない作品の
2匹目のドジョウは難しい。と思う。
至近な例では『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』が
前作を大きく下回る残念な仕上がりになっていたことが思い出される。

愛する妻を失い、引退した伝説の殺し屋が、
その余生の中で、なんとか「生きること」とつなぎ止めてくれていた、
愛車と愛犬を失い、復讐に走り出すという、
完全無欠の復讐劇であったことが、前作の最大の魅力であった。
そこに、近ごろ少々落ち目な感じだったキアヌ・リーブスの “復活” も重なって、
話題性も重なり、前作は大ヒットとなったわけだ。

なので、前作ですっかり復讐を果たしてしまった男を
更に奮い立たせる “何か" がなければ、観ている方も納得がいかない。
漫画を例にとるのも失礼かも知れないが、
ドラゴンボールでも、ワン・ピースでも、現れる敵は前回の敵よりも
少なからずバージョンアップ、パワーアップしていないとならない。
ヒーローは常に、より窮地に立たされないとならない。楽勝はだめだ。
それがアクション映画の掟なのだ。

かといって、やり過ぎると一気に現実味を失ってしまうしで、
とにかくこのテの作品の続編というのは、その塩梅によっては、
当たり外れが大きく出てしまうわけだ。

その絶妙な塩梅を見つけ出すことが、決して容易ではないこともまた、
多く痛い目に遭ってきた映画好きほど良く分かっているので、
この続編を観るにあたって、すでに心配しかない。

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とはいえ、私はこうやって公開初日に観に行っているわけなので、
それなりに期待をしていたわけではある。
否、覚悟を決めていたわけである。

それは、主人公が繰り出す、例の超接近戦での殺人技の数々を駆使した
ジョン・ウィック独自と言っても過言ではない、
ど派手なアクションシーンには、決してハズレがないと思うからだ。

なぜ彼が裏社会で “生ける伝説” にまでなり得たのか?
それを「超人的」とかいうSFレベルの安易な説明で片付けずに、
観る者に “痛いほどの” 説得力を持って訴えかけてくる
ジョン・ウィックのアクションシーンは、それだけでも必見の出来映えだ。

というわけで、なぜ引退したはずのジョン・ウィックが、
またもや復帰しなければならなかったのか?
なぜ世界中の殺し屋から狙われるハメに陥ったのか?
とかいったストーリーや、細かい話は、ほとんどスッ飛ばして、
胸の空くようなアクションシーンだけを堪能しに劇場に足を運んでも、
充分満足して帰って来られる、近ごろ希有なアクション“中”作であります!

オススメ度:80



コレ的な作品で公開が楽しみなのは、
マッドマックス 怒りのデスロード』のシャーリーズ・セロン主演、
最強女スパイ ムービー『アトミック・ブロンド』。
こちらも超接近戦のスペシャリスト!!
10月20日(金)ロードショーです!
  

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2017.07.14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

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埼玉のへそ曲がり

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オートバイと
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