アサシングリード

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『アサシングリード』は、『バイオハザード』、
古くは『トゥームレイダー』と同じく、ゲームソフトの映画化作品。

私にとっての『攻殻機動隊』と同様に、オリジナルを知っている方にとって、
大好きなコンテンツの映画化にはハラハラさせられたことだろう。

でも、私は『アサシングリード』に限らず、
ゲームの方は完全な門外漢でさっぱりワカラン。
なので、そこは逆に先入観なくフラットに観ることができるとも言えるので、
脚本の良さがとても重要だ。

そういった意味では、むしろゲームの映画化ってことの方が、
よく分からないぶん逆に気になってしまうのですが、
マイケル・ファスベンダー(『スティーブ・ジョブズ』『プロメテウス』)に、
マリオン・コティヤール(『ダークナイト・ライジング』)、
ジェレミー・アイアンズ(『バットマンvsスーパーマン』)と、
ハズレ作品には出演しないような方々ばかりのキャスト陣はとても豪華で、
そういった意味では心配ご無用。
映画館にまで観に行かないまでも、ビデオで観るにはハズレなしの大作だ。

と、自分でも、褒めてんだか、褒めてないんだか
分からないような言いっぷりだが、要はそのへんに位置する作品。
というわけで、レンタル開始前に配信がはじまったiTunesで、
一足先に観させていただくことにした。

中世スペインを舞台に、世界を変えるチカラを持つという「エデンの果実」の
争奪戦を繰り返したテンプル騎士団と、アサシン教団。

現代でもその活動を続けるテンプル騎士団は、アニムスと呼ばれる
遺伝子操作技術とVR技術を組合わせたような装置を使い、
アサシンの直系の末裔の遺伝子に残る記憶から、
「エデンの果実」の最後の位置を割り出そうとする。
その捜索が物語の主軸として進行する。

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なので、中世のスペインでの格闘シーンと、
現代で進行するヴァーチャル・リアリティ装置に翻弄される人間の姿が、
同時並行で描かれているのが見所。

assassinsgreed2.jpg

なんでも可能になるバーチャル世界と、
脳に直接影響を与える装置による、精神分裂を恐れる現実世界での葛藤が描かれる、
要は『マトリックス』的なお話だ。

なので、肝心になってくるのは、アクションシーンの構築と、
破綻のない中世スペインという舞台設定の再現に他ならないが、
そういった部分の完成度はかなり高く、製作陣の志の高さは充分に伝わって来た。
なかなかによく出来ている作品でありました。

なので、この完成度に加え、オリジナルに深みのような価値が加われば、
「尚面白くなっただろうに」と思わずにいられない。
オリジナルのゲームが好きな方、もしくはゲームにハマった方には、
かなり堪らない出来映えになっているのではなかろうか?

つまり、オリジナルに対して感情移入が出来ない私には、
イマイチ物語の奥行きが薄っぺらく感じてしまった。
なんだかんだ言っても、元は全世界売上1億本超の大ヒットゲームだ。
大勢のファンを動員するための作品だということだろう。
  

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2017.06.30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

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