東京モーターサイクルショー 2017

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山へ行くのを止めてまで作ったたまの休日に、
お台場くんだりまで行く気などさらさらなかった。
それでも最終日の4月26日(日)に、
わざわざ東京ビッグサイトまで出かけることにしたのは、
お話ししたように『BMW RneneT URBAN G/S』見たいがためですが、おかげで、
久しぶりの『東京モーターサイクルショー』を楽しむことができてしまった。
まったくもって、何が幸いするかわからない。

前日の尾瀬岩鞍スキー場のリフトの上で、Facebookに上がった
URBAN G/Sの画像を見てハタと行くことに決めたのですが、
ドの付くピーカンだった土曜日の群馬県とはうって変わって、
翌日曜日の東京都心部はあいにくの雨。
会場周辺は混雑が予想されるので、本当はオートバイで行きたかったのですが、
雨と寒さに日和ってクルマで行ったのが大失敗。

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この日、ビッグサイトではアニメ関係のイベントも開催されており、
付近の駐車場はどこも満車で、駐車場の入口には駐車待ちの行列さえできている。
一瞬そのまま帰ることも頭をよぎったが、
少し離れても周りの駐車場を探してみようと思い直し、
有明テニスの森の近くまで行って、やっと駐車場を見つけることができた。
ビッグサイトが遙か彼方に見える・・・
臨時駐車場を広く用意する東京モータショーとは違って、そもそも駐車場の少ない、
普段のビッグサイトには絶対にクルマで行ってはいけない。

さておき、『東京モーターサイクルショー』は、
毎年この時期に開催されておりますが、ここ数年は行っていなかった。
もちろんそれはスノーシーズンと被っているからということもあるが、
近ごろオートバイ関係への情熱が冷めてきていることも原因だ。

私の情熱の話はさておいても、リーマンショック以降、
東京モーターショーの外国車勢の姿が減ったのと同様に、
二輪の海外メーカーの展示も姿を消した。
国内メーカーに至っても、その規模はかなり縮小されており、
私の記憶ではちょうどそれと入れ替わるように
東京モーターサイクルショーの入場者数が増えてきたように感じるが、
こちらに関しては、毎年開催であるにも係わらず、
外国車勢も変わらすに立派なブースを構えているので見応えもある。

そういった背景もあってか、
オートバイファン達の熱気で会場内はスゴイことになっていた。
とにかく人の数に圧倒される。
不景気、不人気どこ吹く風。二輪業界もまだまだ捨てたもんではないと感じる。

それでは、例によって偏った個人的な見地でもって
今の二輪業界をアレコレ見ていきたいと思う。

Husqvana

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【VITPILEN 401】
昨年のミラノショウに出品されたKTMの390 DUKEがベースのモデル。
未来的なフォルムに組み合わされるスポークホイールが特にシヴい!
ハスクはこういうセンスが飛び抜けて良い。

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サイズも近しいことから、印象はヤマハ R1-Z、
もっと言えば、TZ250を彷彿とさせる。
なんと市販決定!!(日本導入未定)

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【701Enduro】
こちらはすでに販売されているカタログモデルではありますが、
実物を見るのはこれがはじめて。
ハスクがKTM傘下に入ってからというもの、KTMの色違い感が高かったが、
アウタースキンも専用のデザインが施され、
ハスク独自の “らしさ" が戻って来ていた。
特に701は、公道走行モデルとしての評判もすごぶる良い。注目モデルだ。


KTM

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【RC16】
2016シーズンの最後に、ミカ・カリオのライディングで、
MotoGPにスポット参戦を果たし、今季本格参戦をはじめた
KTMのMotoGPマシンが展示されていた。
こういうサプライズのような貴重なマシンを観られるのもショウならでは。

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【450 SX-F】

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【450 RALLY】
ハスクとは違って、KTMはやっぱり市販車よりも
ついついレーサーの方に目がいってしまう・・・


BIMOTA

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【BB3 TT】
モデル名の最初の「B」はBIMOTAのBで、
二文字目が搭載エンジンメーカーの頭文字、末尾の数字は、
そのメーカーエンジンで何番目に制作されたモデルであるのか示すのは、
ご存じの通り、今も受け継がれるビモータの伝統。とうわけでこちらは、
「B」BIMOTAのフレームに
「B」BMW製(S1000RR)のエンジンを搭載した、
「3」番目のモデル。

KTMが、むしろレーサーの方に目が行ってしまうと言ったが、
それはやはり、ワンオフで造られるレーサーのパーツの造り込みが美しいから。
ビモータというメーカーは、
それを一般公道を走れる市販車で実行し続けるカスタムビルダー。

もちろんそれ相応にお値段も高いが、
パーツ一つひとつにまで神経が行き届いていて、
いちいちムダなくカッコいい!!
まさにディテールに神は宿るを地で行くメーカーだ。
こういう時にしかお目にかかれないまさに逸品の中の逸品。ショウの華だね。


VYRUS

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【986 M2 Strada】
Moto2クラスに参戦するレーシングマシンの公道バージョン。
BIMOTAと同じブースに展示されていたので『TESI』かとばかり思っていたが、
帰って調べたら別のメーカーだった。とはいえ、ハブステアを搭載していることから、
BIMOTAと何らかの関係があるものと思われるが、未確認。エンジンはCBR600。
はっきりとキワモノの類。


MV AGUSTA

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【F4RC】
イタリアンメーカーはやっぱりシビレルわ〜〜〜〜
ほとんどその象徴と言っていいMV AGUSTAは、中でもやっぱり別格。
もう何年も“天才" マッシモ・タンブリーニの手がけた
このデザインを踏襲し続けているが、それでも一切古くさくは見えない。

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とはいえ、初期のレッドとシルバーのMVカラーの方が、私は好みだ。
他社と見分けの付きづらいイタリアンカラーは止めて欲しい。


DUCATI

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【Monster 797】
なんの変哲も無い市販車で申し訳ないが、
すっかり新車関係にご無沙汰の私は、新型のモンスターを見るのもはじめて。
排気量も手頃だし、何より煮詰められた感じがマニア心をくすぐる。
完成度がとても高い。これ意外といいなあ〜〜〜


HONDA

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しっかし、国産のブースはとんでもない人だかりで、
展示車両が外からではまったく見えない。
カワサキ、スズキには近寄りもしなかったが、
特にホンダの人気は高く、人の頭しか見えない・・・

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【CRF450RW】

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【RC213V】
そういったわけで、触らぬ神に祟りなし。
通路側に飾られていて、囲われているため比較的近寄りやすかった
レーサーたちだけ観てきた。
特にMotoGPレーサーの『RC213V』に関しては、
今シーズンから禁止されたウィングレットがフロントカウルに搭載されており、
それを間近で見るのはこれがはじめて。それにしても、はっきりとこれはブサイクだ。
禁止になって良かったと心底思う。

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【CB1100RS】
ホンダのお隣のブースに展示されていた、すでに発売が開始されている
CB1100RSに、往年の『CB1100R』のカラーを纏ったモデル。
たぶんホンダアクセスか何かのブースだったと思うのだが、
要はアフターパーツのサンプルなのだろう。それはさておき、
なんだか最近はこういった温故知新的なモデルがアツいようで、
二輪業界の高年齢化を顕著に表しているように感じる。


YAMAHA

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【XSR900】
対するヤマハさんは、こっち方面に対して更に本気度が高い。
すでに懐古主義を通り越してしまっているあたりがスゴイ。
昔懐かしいオジサンたちを唸らせることができても、
若い人たちはこのデザインをどう思ってるんだろうか??
甚だ心配だ。


カスタムバイク

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【YAMAHA RZ350】

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【KAWASAKI Z1R】

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【SUZUKI GS1000S】
これこそオジサンの懐古主義でしかないが、
レストアされた往年の名車や、カスタムビルダーの組んだマシンを観られるのも、
こういったショウのお楽しみだ。
ヨシムラも単独でブースを出していたが、今どきのヨシムラは、私にはすでに圏外。
国内レースマニアにだけ訴求しているようで、観ても何も感じなかった。
だからこそこのGS1000Sにはグッと来てしまった。
Bright Logicもまだ元気でやっているようで安心した。


ヘルメット

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用品類の新作を一同に観られるのもショウのお楽しみ。

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用品類はオートバイとコーディネイトして楽しみたいので、
もちろんヘルメットにも温故知新の波は襲ってきている。
こちらは温故知新とはちょっと違うが、
名車『ホンダ RC30』の誕生30周年を祝って発売されたヘルメット。
あれからもう30年かよ・・・

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こちらもそんな温故知新の一例。
XSR900のインターヤマハのストロボカラー専用と言っていいだろう。
さておき、
「ケニー・ロバーツ」レプリカは、今見てもやっぱりカッコいいなあ。

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実は私、それこそもう20年も前、ヤマハに乗っていた頃に、
自分でペイントしたロバーツレプリカを被っていたので、
思い入れもひとしおであります。

いやはや。
「いいか、時代ってのは巡るもんなんだよ」
「だから、本当の意味で新しいものなんてないんだ。
 大切なのはな、そういうもの全部の中から選び出す、自分らしさだよ」
とか、
若い頃、諸先輩方から散々言われてきたけど、
当時はいまいちピンと来ていなかった。
でも、この歳になってやっとその意味に気づけたわ。シミジミ・・・
  

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2017.04.20 | コメント(2) | トラックバック(0) | R1200GS

コメント

懐古主義もしょうがないのではないでしょうか。現在のバイク購入者層がほぼそのオジサン層、メーカーとしてターゲットをソコに絞るしかなんでしょう。
でも、外車は売れていますね。老若関わらず?
先んじられてしまったのか?ただの読み違えか・・。
今の新車の2桁後半の価格は若い人たちにはキツいと自分は思います。

2017-04-20 木 14:21:11 | URL | すしてん #- [ 編集 ]

すしてんさん
私自身は一周回って振り出しに戻るのは
悪いことじゃないと思うんですけど、
若い人たちに今のオートバイはどう見えてるんでしょうかね。
是非若いうちに乗っておいてもらいたいと思います。
SRみたいなオートバイが50万くらいだったらみんな乗らないですかね〜?

2017-04-21 金 10:24:44 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

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