BMW RnineT URBAN G/S 【東京モーターサイクルショー】BMW編

2017_0329_mcs-1.jpg

もう何年も足が遠のいていた、東京モーターサイクルショーに行こうと思ったのは、
Facebookで見かけたこの一枚の画像のせいだった
(いや、おかげと言った方がいいか)。
これは、BMW Motorrad JapanのFacebookページに、
「東京モーターサイクルショー2017出品車輌」
として上げられた画像のうちの一枚。

2017_0329_mcs-60.jpg

この『BMW RnineT URBAN G/S』は、
以前こちらでも紹介した『RnineT Sclambler』を、
多くの愛好家によってオリジナルコンディションを維持され、
今もまさに現役モデルとして走り回っている『R90 G/S (1980〜)』風に
お化粧替えしただけのお気軽コスメモデルであることは一目瞭然。

にもかかわらず、なんともこいつから目が離せなくなってしまった!!!!!
なんかしらんが、えらくカッコイイぞ・・・・・

これは観に行かなければ!と、近ごろオートバイに冷め気味の私にしては珍しく、
ラストパウダーを追いかけて向かった尾瀬岩鞍の翌日に、
『東京モーターサイクルショー』まで出かけることにした。

2017_0329_mcs-36.jpg
2017_0329_mcs-31.jpg

2017_0329_mcs-35.jpg
2017_0329_mcs-33.jpg

2017_0329_mcs-44.jpg
2017_0329_mcs-43.jpg

言ったように、懐古主義なコスメを施された、
ただのフェイクであることは疑いようのない事実だし、
アフターパーツメーカーや、ユーザーがやるならまだしも、
メーカー自らが歴史的なモデルをこういったカタチで再現することに
悲観的なお考えの方もいらっしゃることだろう。

でも、私はこういうフェイクを
メーカーが真剣にやるところに意義があると思う。

2017_0329_mcs-56.jpg
上の画像のように、以前にはアフターパーツメーカーの作った、
R1200GSをベースにした『G/S』が存在した。

しかして、それはやはり、あるものに擬態品を被せたハリボテでしかなく、
正直に言って値段の割に満足のいくものではなかった。
むしろ、オリジナルのR80G/Sへ抱く自身の気持ちを再確認させられてしまった。
もちろん甲斐性も堪え性もない私に、ビンテージなものを所有する資格などない。

そういった「本物志向」で「古いモノは好き」だけど、「壊れるモノは嫌い」、
というへそ曲がりの私にとって、
『最新モデルをベースにした、メーカーお墨付きの模造品』の商品価値は
かなり高いわけだ。

「それでは」と実車に跨がってみますれば、
やはり出地は隠せず、中身はRnineTそのまんまだ。
ハンドルがかなり遠く、やる気マンマンのアンチ・リラックスなポジション。
スクランブラーというよりも、『DUCATI Monster』的な、
ストリートファイター系であることが最初に気になった点。

肝心のデザインに関しても、
シート下のサスペンションホルダー「的な」パーツとか、
エアダクトに被せられた無駄に豪華なシルバーの化粧板とか、
ちょっと気分じゃない。
そしてこの場合、タイヤはブロックタイヤしかあり得ない。とか、
「ここまでやっておいて」と、その心意気を汲めば尚更、
ディテールの詰めの甘さが気にもなってくる。

なので、実物を前にしても尚、頭を冷やして考えれば、これをして即、
R1200GSと、HP2 Enduroという、今の私のラインナップと
入れ替えるようなことにもならない。
しかして、なかなかどうして「BMWよくやった!」と座布団三枚上げたい気分。
偶然、街中でこれを見かけたら、かなり幸せな気分になれると思う。
とても良いオートバイだと思う。


2017_0329_mcs-41.jpg
2017_0329_mcs-40.jpg

今回のBMWのブースには、『URBAN G/S』以外にも、
もう一台RnineTをベースにして作られた『RnineT Racer』という
カフェレーサー風のものもあった。
こちらはショウのための参考出品車輌ではなく、
実際にこの春から販売が開始されたモデル。税込¥1,830,000。

2017_0329_mcs-61.jpg

つい『DUCATI MH900e』あたりを思い出すが、
もちろんここまで本気で作り込んだ超限定モデルではなく、
繰り返すが、ただコスメティックを整頓したに過ぎないモデルだ。
そうと知りつつも「しかしよくやったな」と唸らずにいられない。
BMWというメーカーは、日本ではドイツのお堅いメーカーだと思われがちだが、
意外に社内にスキモノが多い変態企業だ。

2017_0329_mcs-38.jpg

他にも、いかにもショウらしい参考出品モデルが出品されていて、
こちらは、100周年を迎えたBMWが、近ごろ四輪も含めて展開している
『Hommage』シリーズの二輪版、『R5 Hommage』。

2017_0329_mcs-57.jpg

その名の通り、まさにBMW Motorradの
アイコニックな存在である『R5』を “オマージュ” したものだ。

2017_0329_mcs-39.jpg

そして、もう一台は「BMWがダートトラッカー????」と
一瞬我が目を疑う変わり種『G310R Street Tracker』。

BMWと言えば、大型のフェアリングに、グリップヒーター、
ABSにトラクションコントロールと、安楽に過ごすための装備やデバイスを
惜しげも無くつぎ込む、先進性を旨とするメーカーだと認識してきたが、
RnineTも含め、逆にこういった引き算で生まれる “レスな" オートバイへの
需要にも応えていくことを宣言しているかのように見えて、これまた興味深い。

2017_0329_mcs-42.jpg

最後にご紹介するのは、
これこそBMWらしく、100%電気で走るオートバイを、
いよいよ市販モデルにまで進化させた『C Evolution』。
航続距離 最大160km、最高速度129km/hと言われ、
冗談抜きにこの5/12日から販売が開始される。
¥1,487,500(税込)!

『東京モーターサイクルショー2017』の
BMW以外のネタについてはまた明日。
【つづく】

関連記事
スポンサーサイト

テーマ:車関係なんでも - ジャンル:車・バイク

2017.04.19 | コメント(0) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

FC2Ad

プロフィール

埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR