GANTZ : O

gantzo_3.jpg



『GANTZ』が、フルCG化されたとあれば、
これは観ないわけにはいかない。
しかも、『GANTZ 大阪編』に絞って映画化されるという。
なんとも分かってるセレクトじゃあありませんか。

なので、GANTZ:0(ゼロ)ではない。
GANTZ:O(オー)だ。

とか言いながら、結局映画館では観られず、レンタル待ちになってしまったが、
まあそれはこの際良いだろう。とにかく観させていただきました。
あ、忘れないうちに言っておきますが、私、実写版の方は無視の方向ですんで、
そこらへんご考慮いただければと存じます。(一応観たけど。観たからこそ無視)

原作とはかなり違っていて、
かといってストーリーに大筋の違いはなく、
コスト面か、尺に納まらなかったからか、
要は登場人物を減らすために諸々改ざんされていた。

GANTZの面白いところは、深い「不条理さ」にこそある。
大概、不条理さというものは、理屈ではなく、
細胞レベルで感じ取る種類のモノで、
映像作品の場合、それは脚本や台詞ではなく、映像から滲み出るモノだ。

だから、理屈で映像を構築してしまうと、そのために削られた部分に
不条理さのような計算できない部分が入ってしまう可能性が高く、
っていうか、実際削除されたエピソードの中に含まれてしまっていて、
本当の意味でのGANTZ体験には至っていないと思う。

gantzo_4.jpg
『ホストざむらい』を入れると、話が長くなるので難しいのは分かるが、
大阪編の「不条理さの核心部」と言っていい、セックス依存症の桑原や、
ヤク中の京あたりは絶対に登場していて欲しかった。

その上で、“戦争”という世界の不条理さ、
不条理だからこそ、その世界を謳歌しようと考え始める
愉快犯たちの狂気こそ、大阪編の、否、GANTZ自体の面白さだと思うので、
今回の措置は誠に残念。遺憾であります。

gantzo_1.jpg

CG処理の方に関しては、基本アニメーション。
CGで描かれた人物との整合性のため、
フルCGとはいえ、実写フルCGとはかなり違う。
かといって、残念だったというわけでもなく、
一般的なアニメーションでGANTZを観たいと思う人は、
多分いないと思うので、そういった部分では、
バッチリとオリジナルの持つ世界観との相性の良さを感じた。

gantzo_2.jpg

『岡スーツ』が動くところも観られたし、
なんだかんだ言っても、充分楽しめたというのが結論でありますが、
言ったように、できることならば、
不条理さ全開「R指定」のガチなGANTZを観てみたい。
CGのマッピングデータも何もあるんだから、
需要さえあれば(売り上げが見込めれば)すぐに作れるはず。
売れると思うんだけどな〜〜〜〜〜ねえ?Amazonさん?
PRIMEビデオ専用で、制作してみてはもらえませんか?どうですか???
(NETFLIXさんもご検討ください)
  

関連記事
スポンサーサイト

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

2017.03.24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

FC2Ad

プロフィール

埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR