湯沢エリア BC【2/26】

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群馬県の水上から、関越トンネルを越えて新潟県側に移動し、
前日の谷川岳の北側に位置する山を目指す。
谷川岳から湯沢側まで、県境となる谷川連峰の主脈に沿って、
縦走することもできる位置関係にあるふたつの場所を、
二日かけて滑るのはとても感慨深い経験だ。

そしてこの日は一般道からのフルハイク。
スキー場アクセスではない完全なバックカントリーツアーとなる。

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この日のメンバーは、
前日に谷川岳を一緒に登ったOYくんとR子さんに加え、
夕方に合流したTくんと、はじめましてのSくん、
そして、スキーヤーズプレイスの常連さんである ITさんの6人。
全員スノーボーダーで、TくんとSくんがスノーシュー。
残りの4人はスプリットボードという布陣。
ちなみにSくんは、OYくんとTくんの高校の同級生。
大人になっても、仕事場に近い飲み屋ではなく、こうして一緒に
山で遊んでいるのだから、とても仲の良い友人たちだと感心させられる。

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8時過ぎにハイク開始。
林道には前日誰かが付けたトラックが残るが、この日は我々の貸し切りだ。
朝から曇りがちで、時折雪が交じる天候。
でも、前夜から多少の降雪はあったようで、
山裾でも5cmほど積もっているので、標高を上げると意外といいかもしれない。

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しかして、このルートが手強いのは、目的の尾根に取り付くまで、
林道を3時間以上歩く必要があるということ。
尾根に取り付いてからも、ドロップポイントまでさらに1時間の急登が残り、
滑り始めるまで最低でも4時間ほど歩く必要のある長丁場だ。

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3kmほどある林道は、高低差は300mほどあるが、
体感的にはほぼフラットなので、まさにスプリットボード向きのルート。
しかして、前日の深酒が抜けるまでの2時間は、正直かなりキツかった・・・

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酒を飲み過ぎた翌朝のハイクのときの例に違わず、
大量の汗をかいてアルコールを抜く。
ちょうど尾根に取り付いたあたりでデトックスも済んだ。
入れ替わりにクライマーズハイが襲ってくるのもいつもの通り。
呼吸も整い、足腰に感じたハリやシコりもまったく感じなくなり、
そこからはむしろ絶好調になる。

尾根は風で叩かれ、かなり硬い部分も多いが、
ハイになった私は、クランポンさえ装着すればもう無敵だ。

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お昼前からは時折陽も差し始め、森を美しく照らしてくれた。
やっぱり、冬の山はいいねえ〜〜静けさに心が洗われるようだ。
一人でいると、逆に静まりかえった森は心細いったらありゃしないが、
こうしてパーティーで山に入ると、気持ちに余裕が生まれて
山の良い部分だけが見えるようになってくる。

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しかして、手強いカチコチ斜面に行く手を阻まれ、
全員のペースを上げることがなかなかできない。
歩きやすかった林道部分までは早かったのだが、
尾根に取り付いてからは逆にペースダウンしてしまい、
出発から約5時間で、残念ながらタイムアップ。
頂上までは辿り着くことができなかった。

しかして、硬かった登り斜面は、ほぼそのまま滑走斜面でもあるので、
これ以上標高を上げたからと言って、伸びた滑走距離のぶん、
幸せも伸びるというわけでもない。というわけで、13時頃に滑走開始。

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雪の溜まりやすい、ボウル気味になった沢を狙って落としたのですが、
雪が溜まって柔らかいか、飛ばされて硬いかは、
上から見ただけではまったく分からない。まさに出たとこ勝負。
よって、前走者の放つカリカリ音を聞き分けて、
ライン取りを決められた滑走順の遅い方が正解だったかも。
でも、雪が深く着いていたところも多くて、想像よりもずっと良い雪でした。

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最後の沢は、雪が気持ち重めでしたが、斜度もしっかりあって、
適度なボウルを形成していて楽しかった。つまり気持ちイイ!

そのあと、林道まで戻り、ここから先はこういった場所のお約束である、
歩いてきた林道をひたすらに滑り降りる、“ナチュラル スラローム”。
でも、ご想像通りに、かなり疲れが蓄積されているところに来て、
ほぼフラットの緩めの斜度でするトラバース スラロームだ。
後半は日射の影響でストップ雪の箇所もあり、しかも、
基本、川伝いに進む道で、油断すると川に落ちるので気が抜けない。

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途中、林道から転げ落ちるの図。
3時間かけて歩いた林道を10分ほどで走り抜ける。
かなり太ももに来た・・・最後にはそんな修行も待ち受けるこのツアーの
全行動時間は6時間近くに及んだ。もう乳酸バッキバキであります。

こうして二日間に及ぶスキーヤーズプレイスのツアーは幕を閉じた。
湯沢と言えば、ゲレンデアクセスできるかぐらばかり登ってきたが、
この山域も是非また訪れたいと思う。

シーズンも終盤を迎えたこの期に及んで、
二日間ガッツリ登って滑ったのは今シーズン初。
翌朝はさすがにヒザに来ました。会社に行くのがシンド〜〜〜〜い。
でも、ほど良いシンドさもまた、山を楽しむ醍醐味の一部だ。
おかげでとても良い山行となりました。

まだまだ関東圏の山にも素敵な場所が多く残されている。
そんなわけでリュウさん、これからもよろしくお願いいたします。

さて。
次週は白馬バックカントリーと、HAPPO BANKSのお話です。
お楽しみに!
  

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2017.03.08 | コメント(0) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

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オートバイと
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