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『インデペンデンス・デイ 2』と『CREED』と、ちょっと心配な続編たち

independenceday2.jpg

私がまとめて紹介している時点でお勧めではないことがバレバレだが、
せめて、これ以上の被害者を出さないためにも、
身を粉にしてお話ししておこうと思う(もう手遅れかもしれないが)。

傑作とまでは言いませんが、
『インデペンデンスデイ』に良い記憶を持っている方は少なくないと思う。
もちろん、だからこそこうやって続編ができているわけなのだが、
せめてもう少し責任感を持って作って欲しいと思う。

このテの続編に主要キャストが引き続き登場するのは、
私に言わせればトーゼンの話だ。
シガニー・ウィーバーの出ていない『エイリアン』なんてあり得ないのと同じだ。
私の知る限り主要キャストを代えて成功したのは
『羊たちの沈黙』でジョディ・フォスターが演じたクラリス捜査官役を
『ハンニバル』でジュリアン・ムーアが演じたときぐらいだろう。

なのに、肝心要のウィル・スミスが出ていない。

これだけの大作に出たがらない役者なんてそうそういない。
つまり、渡された脚本が相当につまらなかったということだろう。
キャストにウィル・スミスの名前がクレジットされていない時点で、
劇場に足を運ぶのは止めたのだが、まさしくその判断は正解であった。

だいたい、地球の1/5くらいを覆い尽くすような巨大な宇宙船に乗り、
圧倒的な力の差を誇示して舞い戻ってきたエイリアンが、
最後には地球に都合良く大将自らタイマン勝負って、

そりゃあ一体どういうこったい!

そういえば、ブラッド・ピット主演の『トロイ』でも、
合戦ではなく、一番強い戦士を双方一人ずつ出して、
その勝敗で決着とするなんて、古代ローマの戦いが描かれていたが、
それと同じか??いや待て。エイリアンは大将を出してきたが、
地球側はみんなで寄ってたかって攻撃してたぞ!なんかズルい感じがする。

そんなわけで、端から端まで、面白い部分がひとつもない正真正銘の駄作だった。
壮大な予算をドブに捨てる、これはある意味の蛮勇だ。
そういう怖い物見たさで観るぶんには最高の一本だと言えるだろう。
オカルトです。


creed.jpg

『クリード チャンプを継ぐ男』も、偉大なシリーズ作品『ロッキー』の続編。
ロッキー自体、30年のあいだでシリーズ6作を数え、
もうほとんど「ロード13章」レベルの焼き直し大作だ。

しかして!

ロッキー最大のライバル、アポロ・グリードの息子が、
父親のようにボクシングでチャンピオンを目指し、
ロッキーがトレーナーを買って出るという、私でも脚本を書けそうな
判で押したようなテッパンストーリーであるにも係わらず、
なかなかに重厚な人間ドラマに仕上がっておりました。

あのスタローンがちゃんと演技してる!
しかも、とうの昔に現役を退き、妻にも先だたれた老人を、
ロッキーを演じた人とは違う役者が演じているみたいに、
これ以上ないほど情感タップリに演じていてマジ驚いた。

私はamazonのプライム会員なので、たまに何も観るものがないときに、
amazonビデオでプライム会員なら無料で観られる作品を観たりするのですが、
無料をいいことに、だいたい「ながら視聴」ばかりだ。
このときも、はじめはパソコンを眺めながら横目で観ていたのですが、
途中からすっかり吸い込まれてしまい、最後はちょっと涙ぐんでしまいました。


というわけで、ついでにこれから公開される予定の
続編作の話をしよう。



『トレインスポッティング 2』は来春公開予定。
こちらも20年ぶりの続編で、
インデペンデンスデイ的にちょっと心配ではあるが、
これを観るのも20年前にこの作品に感化された映画好きの責任だろう。

rooneymara.jpg

『ドラゴン・タトゥーの女(2011)』の原作は、
スウェーデン人作家スティーグ・ラーソンの『ミレニアム』三部作で、
すでに2009年にスウェーデンで三部作すべてが映画化されている。

noomirapace.jpg

ちなみに北欧版の主演は、エイリアンの前日譚である
『プロメテウス』で主演を務めたノオミ・パラス。
私もそちらの三部作はすべて観ているので、ハリウッド版の方も、
主演のルーニー・マーラとダニエル・クレイグで続編が作られないか、
楽しみにしていたのだが、近ごろやっとその制作が発表された。

ただ、監督はデヴィッド・フィンチャーではなく、
ルーニー・マーラもダニエル・クレイグも出ないかもしれない。

ルーニーの代役候補として挙がっているのは、これまた近ごろ私が推している
アリシア・ヴィキャンデルだそうで、それはそれで観てみたい気もしないでもないが、
それにしてもこの失望感を埋めるほどではない。

しかも、今回映画化されるのは三部作の後に書かれた4作目の
「The Girl In The Spider’s Web」の方らしく、作者のラーソンは
2004年に心臓発作で他界しており、原作自体も別の作家が書いたもので、
すでに本当の意味での続編ですらないといういわく付きだ。

二匹目のドジョウも、そうすんなりとは捕まらないもんですな・・・
  

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2016.12.09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

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オートバイと
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近ごろ波乗り。

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