SUICIDE SQUAD

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『スーサイド・スクワッド』、やはり我慢できずに公開初日に観てきました。
本家のコミックでは、すでに定番のネタのようですが、
ヴィラン(悪役)たちを主役に据えるという発想は、かなり面白いと感じる反面、
まとまりがないからこその悪党を「一体どうやってまとめるの?」と、
そこにはバットマンとスーパーマンを対決させる以上の
面倒が存在することは想像に難くない。

でも、荒唐無稽であることを嵩にかけて、
良い意味で開き直った、まさにコミックの無責任な世界観を貫く姿勢が、
むしろ生真面目すぎるザック・スナイダーの描く世界観とは違って、
ドンズバに冴え渡っていた。

いかに気の触れたサイコであっても、メタヒューマンでもなければ、
さしたる特殊技能もない、どこぞの女の子が、
この「自殺部隊」になんで選ばれたの???とは
誰でも頭の片隅で思ったことだろう。
実際、冷静に見渡せば、このギャルはたいした働きもしないわけなのだが、
『ハーレイ・クィン』はこの映画に不可欠な要因にまで押し上げられている。

つまりはこの子のポップな存在自体が、この映画自体のメタファーになっていて、
制作陣がこの作品に籠めた、観るものにさせたい映像体験を象徴してるわけだ。
そう、物語を反芻するというよりも、これはMTVを観るような映像体験だ。
この子が中心にいるおかげで、その意図が明確になるため、
観る方も細かいことは言いっこなしになれる。
あとはポップコーン片手にお気楽な映画鑑賞だ。

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こちらは『バットマンVSスーパーマン』と『スーサイド・スクワッド』の
キャストが勢揃いした珍しい宣材写真。
というように、この二作品は同時期に製作が進行していたわけなのだが、実は
『スーサイド・スクワッド』は『バットマンVSスーパーマン』の後日談でもある。
たいして物語に関係があるわけではないが、
唐突にベン・アフレックが出てきたりするので、
『バットマンVSスーパーマン』を観ておいた方がより楽しめるかも知れない。



バットマンのみならず『ジャスティス・リーグ』から登場予定の
フラッシュあたりもカメオ出演しているので、こちらの予告編も観ておこう・・・

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そして、ジャレッド・レト、 ウィル・スミス、という
実力派スターの存在が、浮き足立ちそうな奇天烈な世界観を、
しっかりと現実世界に押しとどめる働きをしている。
この二人がいなければ、物語は確実に空中分解していただろう。
その存在感はやはりたいしたものである。

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中でもジャレット・レトの演じるジョーカーは、
ジャック・ニコルソン、故ヒース・レジャーという怪優たちが演じてきた難役だ。
そんな大役のプレッシャーをはね除け、
見事に彼独自のジョーカー像を確立させている。
私としてはジャレットのジョーカーが、一番サイコでクールに見えた。
これまた必見であります。

さておき、
来年公開予定の『ジャスティス・リーグ Part1』
『ワンダー・ウーマン』をはじめとして、バットマンを演じる
ベン・アフレック自身が監督する2018年公開予定の『バットマン』に、
『フラッシュ』『アクアマン』『サイボーグ』と、
DCコミックスの作品は、2020年まで公開予定がびっしり詰まっているらしいのだが、
今作でのハーレイ・クィンの爆発的な人気を受けて、
ハーレイのソロ作品といってもいい、DCコミックの女性キャラが集合する
次回作もすでに企画されているらしい。

是非、今作で新たな女王の誕生を目撃して欲しい。
  

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2016.09.23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

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埼玉のへそ曲がり

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