『ミケランジェロ・プロジェクト』

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『ミケランジェロ・プロジェクト』は、
そもそも画家を志していたヒトラーが、帝国博物館を作るべく、
ナチスが侵略した先から略奪しつづけた絵画を含む
多くの文化財奪還の命を受けた「モニュメンツ・メン」の活躍を描いた作品。

文化財の重要性、貴重性を理解できる者でなければ、
この作戦は果たされないと考えた、リーダーのハーバード大学付属美術館長の
フランク・ストークス(ジョージ・クルーニー)は、
奪還メンバーを主に美術品のエキスパートたちで構成した。

そんな戦争の素人たちが、
美術品の奪還よりも、兵隊たちの安全や、戦果を第一に考える
最前線の士官たちに阻まれながらも、ナチスによって隠された、
文化財の行方を暴いていく、サスペンス映画であります。

とはいえ、『FURY』のような、ほとんど “体感型” といっていいほどに、
残酷な戦場の様子を、臨場感タップリに描いている、
近ごろの戦争映画とは違い、戦争の持つドロドロとした暗部はかなり抑えられ、
コメディタッチともいえる軽妙なノリで、厳しい状況を乗り越えていく
モニュメンツ・メンの姿を描いております。

そういったわけで、私などは、どうにもその軽妙さが、
事の重大さとミスマッチに感じてしまい、イマイチ没入できず・・・50点。

『グッドナイト&グッドラック』を監督、脚本し
第78回アカデミー賞の監督賞と脚本賞にノミネートされた実績のある
ジョージ・クルーニー監督ではありますが、
今作では完全にスベっていらっしゃいました・・・
これだけの豪華キャストに恵まれながらとても残念であります。

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そんな中、紅一点ケイト・ブランシェットさんだけは
強烈な存在感を放っていらっしゃった。

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ケイト・ブランシェットさんはオーストラリア出身の女優さんなのですが、
今回もドイツ人秘書役として登場されていて、
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』での
ナチスの女性士官役がハマる過ぎるくらいにハマっていた記憶が蘇る。

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『ブルー・ジャスミン』での快演の記憶もまだ真新しいケイトさんですが、
『ドラゴンタトゥーの女』での、こちらは “怪演” が記憶に残る
ルーニー・マーラとの共演が話題の『キャロル』のDVD発売は9月頃か?
こちらも楽しみです。
  

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2016.06.10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

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