HP2 Enduro : フロント19・リア17インチホイール

2016_0403-3.jpg

同じHP2 Enduroにお乗りだったtrafukoさんが、
ご自身でHP2用にフロント19インチホイールを組まれた話
二度に渡りさせていただいたが、
trafukoさんがNew R1200GS ADVへの乗り換えに際し、
まさにそのホイールを譲っていただけることになった。

2016_0517-4.jpg

これで、ノーマルのチューブレスタイヤ用の
フロント21インチ+リア17インチと、

2016_0517-2.jpg

HPN製でダート走行性能に長けたオフロードバイク定番サイズの
フロント21インチ+リア18インチに加えて、

2016_0517-1.jpg

今回紹介させていただくチューブレスタイヤ用の
フロント19インチ+リア17インチ
3つのホイールセット持つことになった。

とはいえ、オフロードタイヤ選択の幅が広く、トラクション性能に優れる
リア18インチのセットがあれば、フロント19+リア17インチの
ノーマルセットを使うことはもうないだろうから
事実上2セットの使い分けになる。

2016_0511-1.jpg
2016_0511-2.jpg

実はHP2 Enduroには、BMWがHP2 Enduroオーナーにだけ販売を許した
フロント・リア共に17インチの『ストリートホイール』と呼ばれる、
いわゆるモタードホイールが存在し、HP2 Enduroはその開発当初から、
オフロードとオンロードを2セットのホイールで使い分ける仕様であったわけだ。

オフロードはフロント21インチで存分に楽しみたい私の場合、
このフロント19インチは、そんな『ストリートホイール』の使い分けのように、
気まぐれに旅先で出会うダート路にも分け入ることのできる汎用性の高さを持つ
あくまでもオンロードでのスポーツツーリング用と割り切っていきたいと思っている。

そして、今回のこのフロント19インチに組み合わされるリアの17インチホイールは、
まさにそのストリートホイール用の17インチリアホイールそのものを流用している。

ちなみにノーマルのリア17インチと、このストリートホイール用の
リアの17インチホイールとでは、同じ17インチであっても
マグネシウム ゴールドとブラックという色の違いだけでなく、
リム幅が2.5と4.0インチとまったくの別物だ。

その4.0インチのリアホイールと組合わせる前提で、
ノーマルハブとR1200R用のチューブレス19インチリムを使って
trafukoさんご自身で組み上げたのが、このフロントの19インチホイールだ。

2016_0511-3.jpg
何よりフロント19インチ、リア17インチの組合わせは、
同じエンジを積む、キング・オブ・ツアラーとして名高い
R1200GSの採用するタイヤサイズでもある。
それはつまり、1200ccもの排気量を持つモーターサイクルで
オン・オフ問わずに地球上のあらゆる場所へ向かうときに
そのパワーと重量をマージンを持って受け止めるために必要とされる
タイヤサイズであると言えよう。

要はビッグオフローダーで舗装路や高速道路での長距離移動を意図したときに
適切なサイズがこのフロント19インチ、リア17インチだということになると思う。

整理すると、HP2 Enduroには最初からオンロード用のホイールセットが
用意されていたわけなのだが、レース用と言っていい前後17インチホイールよりも
よりビッグオフローダーでの “ツーリング” に向いている
フロント19インチホイールを組合わせてみようという意図なワケだ。

2016_0503-49.jpg
2016_0503-50.jpg

つまり、基本同じエンジンを積みながら、
R1200GSよりも40kg以上も軽量化された
完全なエンデューロマシンであるHP2 Enduroに、舗装路を含むルートで
一般的なツーリングペースを楽しむために最適な操作感を与えることが
今回のカスタマイズの大きな目的となる。

前置きが長くなったが、先日の北陸ツーリングで、
やっと自分のHP2 Enduroに装着して走らせることができたので報告しておきたい。

trafukoさんのHP2でもこのホイールセットで試乗させていただいていたのだが、
そもそもそれがダート路であったことに加えて、
trafukoさんのHP2のフロントフォークには、
より性能の高いオーリンズのカートリッジインナーが装着されていて、
標準仕様のフロントフォークのHP2での印象とはだいぶ異なるので
このホイールを試すのはほとんど今回が初めてとなる。

実際走らせてみると、何はなくとも、フロント19インチの110mmに及ぶ
トレッド幅が生み出す接地感の高さが印象的。
ノーマルの21インチ(タイヤ幅90mm)にも同じKAROO3を履いて
走らせたことがあるので余計に違いが浮き彫りになるが、
そのハッキリとしたグリップ感は、一般的に言う安心感という意味において
まさに天と地ほどの違いとなって表れている。

極端にミューの低いダート路では、
基本細く設定されたフロントタイヤは凹凸を効率的にいなすことに注力して、
制動も操舵もトラクションも主にリアが受け持つことになるが、
オンロードバイクは制動も旋回もフロントで受け止めて、リアは加速に集中させる。
なので、フロントから受けるグリップ感がことさらに大切になるわけだが、
これによってよりフロントで操舵する感覚が強調されよりモダンな乗り味に変わった。

しかして、同じホイールセッティングであっても、
テレレバーを持つR1200GSとは違い、
オフロード走行での走破性とトラクションを意図した
良く動く脚の長いフロントフォークトラベルによって、
その太いタイヤトレッドが活きるグリップが体感できるようになる位置に
ピッチングが落ち着くまでに一拍の間が生まれてしまい、
特にGSとの違いにおいては操作に少々クセの残る印象であった。

0707_2013-9.jpg

もっとセッティングを煮詰める必要があるのは確かだが、
まさにtrafukoさんのインナーカートリッジが装備されたフロントフォークの
ほどよくピッチングが抑制されたセッティングが的を得ていたと言えるだろう。

ただ、私のノーマルフロントフォークであってもロードバイクとして、
リアタイヤへの荷重移動がより自然になることが確認できた。
フロントのグリップ力を活かした減速を含めたコーナーアプローチを経て、
リア17インチ(150/55-17)のトラクションの立ち上がりを促す
荷重移動がとても自然で、言ったようにフロントが落ち着く場所に落ち着く
一拍の間を待てれば、そこからは比較的ドカンとアクセルを開けても
立ち上がりが安定して行えるようになった。

そしてそれは、モタードレース用と言っていい
フロント17インチのストリートホイールと較べても、
一般道においてよりコーナリングを楽しむことのできる味付けと言え、
R1200GSとはまたひと味違ったワンランク上のスポーティーなツーリングが
楽しめるようになった。

2015_0712-2.jpg

さておき、オフロードバイクとしてのタイヤ選択の幅を広げ
何よりダートでの走破性を大きく引き上げてくれる
フロント21 + リア18インチと

2016_0503-2b.jpg

スポーツツーリングという遊び方をHP2に与えてくれる
フロント19 + リア17インチという二つの選択肢は、
私のHP2の可能性を大幅に広げてくれた。

一粒で二度美味しいとは、まさにこのことだ。
なんて贅沢なラインナップでありましょう〜〜(幸)
  

関連記事
スポンサーサイト

テーマ:BMW バイク - ジャンル:車・バイク

2016.06.01 | コメント(0) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

FC2Ad

プロフィール

埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR