新潟〜富山〜岐阜〜長野ツーリング 後編

DAY-2 - - - - - - - - - - - - - -富山市内〜千里浜〜金沢〜白川郷〜飛騨高山

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二日目、
気温29°、富山の朝は昨日の極寒地獄とはうって変わっての夏日だ。
ほんと嘘みたいに暑い・・・暖かいくらいでいいのに。
着込んで来た服があっという間に用なしの大荷物に変身。邪魔だ・・・

8時に富山を出発し向かうは『千里浜なぎさドライブウェイ』。
なぎさドライブウェイは石川県羽咋郡宝達志水町今浜から羽咋市千里浜町までの
総延長約8kmに及び、砂浜を普通自動車で走れる観光道路のこと。
非日常性がオートバイ乗りの信条であるならば、
本物のラリーや海外ツーリングを除けば
自身の駆るオートバイで実際に波の打ち寄せる際を走ること以上に
お手軽に日常を超える体験ができることがあるか?と問うてみても、
それを見つけるのはかなり難しいことであろう。

というわけで、北陸や能登半島を目指すツーリングライダーで
なぎさドライブウェイを通らず過ぎるのは、
よほどのモグリか、かなりのへそ曲がり、
もしくは無駄に心臓の強い人間であろう。
というくらいに北陸ツーリングのテッパンルートであります。

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私自身ここへ来るのは7年ぶり3度目になる。
この日は海も荒れ模様で、砂浜の様子も記憶とは違って
柔らかく狭くなったように感じた。
以前はアスファルトほどと言ったら言い過ぎだが、
二輪車を走らせて不安定さを感じるようなことはないほどにカチコチで、
4車線以上とれるほど広い砂浜だったのだが・・・この日に限って??

そんなユル目の砂浜はHP2 Enduroには大好物だが、
クラシック・ハーレーで走るには少々辛かったようで、
8kmすべてを走り切ることなくなぎさドライブウェイを途中で降りて
次なる目的地である金沢を目指すことにした。
くどいようだがいつもはもっと走りやすいんだけどね。残念。

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ノブも私と同様に観光には向かないセッカチな性分なので、
走ることが目的のバイクツーリングとなれば尚のこと、
兼六園のようなガチな観光地にはなかなか足が向かないのであるが、
旅の供に女性が一人いるだけで様相は一変する。そんなわけで、
金沢を代表する、否、北陸随一の庭園の誉れ高い兼六園までやって来た。

んで、やっぱり、これほどの庭園ですので、たとえ花や葉が色づく時期でなくとも
来てしまえば即「来て良かった」となるわけだ。
まさに「愛でる」と言う表現がピッタリの景色と、途中のお茶屋でいただく
お団子(あんことみたらし)との相性もバッチリ。美味であります。

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セッカチの我慢をギリギリで許容する程度に
コンパクトにできている兼六園を散策したあとは、
金沢城を迂回するように15分ほど歩いて『近江町市場』へ。
さすがは連休の有名観光地のお昼時だ。市場内にある店はどこも長蛇の列。
暑い中そこそこの距離を歩かされたノブのイライラメーターはレッドゾーンだ。

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と、危なくランチ難民になろうとしていたときに
能登島えのめ漁港の網元より直仕入れのネタを使う『鮨 えのめ』の列が
たまたま短いことに気づき、15分程度の待ち時間で『海鮮近江町丼』にありつけた。
ラッキー。

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近江町市場までは外堀沿いに金沢城公園を迂回したが、
兼六園駐車場までは城内を突っ切って戻った。
金沢城公園もまた「訪れて良し」の憩いの空間であります。
それもこれもこの天気のおかげ。旅の七難は天気が隠しますな。
思いで総天然色。

もちろん金沢の魅力は兼六園と近江町市場だけではないので、
本来ならばアチコチもう少しゆっくりと巡りたいところではございますが
セッカチ二輪車旅は足早に金沢を離れ、北陸道〜東海北陸と乗り継ぎ
岐阜県の『白川郷』へ。

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ここもまた説明の必要がないほど、何度来ても良い場所であります。
もちろんノブにも是非来て欲しかった場所でもある。
それだけに観光客も多く、観光バス、自家用車、オートバイで近隣は大渋滞。
さすがは世界遺産であります。
私の知る限りここ白川郷は季節を問わず一年365日と言っていいほど
多くの観光客で賑わっています。

しかして、改めて考えれば、ここって普通に住民が暮らす街なんだよね・・・

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白川郷をぐるりと見て回ったら、すでに16時半。
この日の宿のある飛騨高山へ。

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宿へ向かう前に高山の古い街並みを見学。
お土産と、この日の晩酌用の日本酒もこちらで補給。
金沢といい白川郷といい、今日は歴史の勉強のような一日になった。
この国の懐かしい記憶を巡る旅だ。オートバイ向きのルートだと思う。
ちなみに、今回は日程の都合上叶わなかったが、私はいつも高山のあとは
郡上八幡に、奈良井宿を抜けて更なる歴史探訪をするルートを巡る。

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そしてこちらの風情のある佇まいが魅力のお宿が
この日の宿になる『飛騨高山温泉の宿 民宿岩田館』。
いつもなら素泊まりにして、夜は地元の旨いもんを探しに街に繰り出す我々だが、
この日は二食付にして宿でゆっくりと過ごした。
もちろん飛騨と言えば言わずもがなの飛騨牛だ。
鮎の塩焼きと共に美味しい夕飯を戴いた。

しかもこちらの宿は、その風情ある外観には似つかない
詰めれば大型でも4台は停められそうな立派なシャッター付のガレージがあって、
そこにオートバイを停めさせてもらえる。
オートバイツーリングの際は是非!!!民宿岩田館オススメです。


DAY-3 - - - - - - - - - - - - - - - - - 飛騨高山〜安房峠〜松本

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その晩は、私もノブも意外なほどあっさりと寝てしまった。
おじさんたちは疲れているのだ。特に急激な寒暖差は身体に堪える・・・
そして3日目もまた朝から気温は急上昇。今日も暑くなりそうだ。

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この日は松本城を目指し、安房峠を越えて長野側へ抜ける。
もちろん標高の高い安房峠は肌寒いくらいで暑さとは無縁。気持ちの良い高原だ。
リズムワークスの『平湯周辺BC』『焼岳BC』のときに
足慣らしで滑る平湯温泉スキー場で休憩。
ジャイアントコースは雪のないむき身で見てもやはり険しい・・・

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そうして昼前には松本城に到着。
しかして、さすがはGW。松本市内は大渋滞だ。
空冷エンジンを積む2台はほとんどオーバーヒート寸前。

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渋滞を抜けてなんとか到着したら、
前日の近江町市場でのランチ難民になりかけた教訓から着くなり昼飯。
やっぱ長野に来たら迷わず蕎麦だよね。
松本城の目の前『そば庄』にほぼ一直線に飛び込んで、
そば好きの私は、ざるを二段重ねで戴いた。旨し。

我々が席に着いたあと続々と来客が重なりあっという間にほぼ満席。
連休恐るべし・・・

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チケット売り場で天守閣に入るまでの待ち時間40分と告げられ、
こうなるともうセッカチさんはまず引き返すはずの松本城を見学できたのは
セッカチとは正反対の穏やかな性格を持つユーコちゃんのおかげだ。

天気も良いし、ガッツリと観光ムードに浸った。
たまにはいいな、こういうのも。

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ノブとユーコちゃんは長野道で北上して新潟に向かい
私は上信越道から埼玉に帰るため、二人とは姨捨サービスエリアで別れた。
別れ際はなんとも寂しいものだ。
遠く離れて過ごす友人との別れであれば尚のことだが
極力あっさりさせようと心がける。おじさんはシンミリするのが苦手だ。

いやいや久しぶりのロングツーリングでありました。
地図上で測る距離感と、実際に身体で感じる距離感が違って、
想像以上に近く感じたり、逆に遠く感じたりすることや
荷物や装備が多すぎたり足らなかったり、ガソリン補給のタイミングだったり、
細かいところではナビの誘導のクセや扱い方といった
ツーリングの勘所をすっかり忘れてしまっていたのには驚いた。

ソロで走るツーリングも好きだが、
気心の知れた友人と走るツーリングは楽しい。
そして今回はそんな三人旅にぴったりのルートでありました。
中日本の旅は大人旅にジャストフィットするね。

スノーボード、サーフィン、オートバイと、
アウトドア系だけでも無駄に趣味の多い私ですが、
もしそれを指して「あなたは何者ですか?」と問われれば、
スノーボーダーでもサーファーでもなく、
迷わず「モーターサイクルライダーです」と答える。

免許もとれないクソガキの頃から埼玉の田舎道を走り回り、
モトクロスやサーキット走行に明け暮れて、
一度はオートバイで飯を食っていこうとまで思ったが、
ほどなく才能がないことに気づいて、
それから様々な趣味や遊びに夢中になって来たけれど、それでもやはり、
オートバイは今でも私にとって何ものにも代えられない
人生の中心に居つづけている。
そんなことに今一度気づけた旅となりました。

となれば次は、久しぶりに真夏に北の大地を走りたい。
ノブ、そのときはよろしく!
  

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2016.05.10 | コメント(4) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

コメント

いやいや、楽しかったね~!
今度は北海道にツーリングだわ!しかし、埼玉から大洗で船に乗るか、新潟まで行って船に乗るか、仙台まで行って船に乗るか迷うとこだね...
まぁ、どっちにしてもSよ、夏の参勤交代忘れるでないぞw
時に、Sよ。Aの足はまだまだか?www

2016-05-10 火 11:13:41 | URL | Nob #- [ 編集 ]

Re: タイトルなし

nob
マジ楽しかったな〜〜
やっぱりおっさんのツーリングは旨いもんと旨い酒と
何より旨い仲間だな〜〜

む〜〜ん。新潟までの距離と高速代と
大洗からのフェリー代を秤にかけると微妙なんだよな・・・
いずれにせよ盆休みは高いのがネックだ。

Aは元気にやっておりますわい。

2016-05-10 火 13:34:02 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

ツーリングレポを見ると行きたくなる不思議。
でも性格が向いてないWので結局行かないんだよなぁ
サーキットでは淡々と同じタイムを刻める耐久向きなのに
公道はダメなんですよねー、テンション上がると加速しちゃうんですよ。

2016-05-10 火 16:46:04 | URL | Toshi #- [ 編集 ]

Toshiさん
ソレよくわかります。
私も走ること自体を目的にしたいので、
近ごろは林道に砂利道を走りに行くことが
多くなってしまうんですよね。

でも、そこに敢えて缶コーヒー飲むでも構わないので
目的地を設定してみると、移動と着いてからすることを分けて
考えられて、意外と楽しさの幅が広がったりするんですよね〜

まあ基本はぶっ飛ばせるのが一番ですけどね〜〜

2016-05-10 火 16:59:33 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

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