4FRNT DEVASTATOR【インプレ編】

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いや〜〜〜結局かろうじてといった感じで
シーズン最後になってやっと『4FRNT DEVASTATOR』に乗ることができた・・・
危なくスキーしないままシーズンを終えるとこだった、マジで危ねえアブねえ〜〜

といったわけで一日しか乗れていないのではありますが、
この日のかぐらは前日の降雪に加え気温も低く維持され、
もう4月になろうかという週末としては存外の
ほとんど2月のものと言っても過言ではないの雪の状態でありました。

そんなわけで、足応えの良いかなり踏み込めるピステンバーンから
ヒザ〜コシ パウダーに加え、そのあと出現するギトギトに荒れたバーンに、
日陰のアイスバーンまで、バリエーション豊かに試すことができた。

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まず、DEVASTATORの一番の関心事は
私にとってはじめてとなるフルロッカースキーであるということ。
雪面に対して完全にリバースしたキャンバーのせいで
184cmある全長のうち、雪面に接しているのは、ほんの100cm程度。
つまり直進安定性はショートスキーほどしかなく、
回頭のし始めが急に立ち上がるような印象がありますが、そんな予想は
良い方に裏切られ、ターンの開始に特に際立った違和感がないのには驚いた。

もちろん直進安定性は笑っちゃうくらいに低いが、
今回これで滑ってみて、ゲレンデ内でも真っ直ぐ滑っていることなんて
ほとんどないというコトに気づかされるくらいだったので特に問題はなし。

確かにターン弧はかなり小さく限られ、
大きく回したくても回りたがらない “小回りくん” であることは確かだが
ロッカーカーブとサイドカーブがまったくの同一値となる
4FRNT独自の『リフレクトテック』によって
グルーミングバーンでのカービングの作法は至って普通。むしろエッジが立てやすく、
小回りするぶんスピードの出し過ぎが抑えられてラクに操作できるし何より安全だ。
つまりこればかり乗っているとヘタになる種類のもの。

踏み込み時に板からの反発のないキャンバーレスであることによる
違和感もあるにはあるのだが、それも趣味レベルの問題であるとこの際断言できる。

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この日の深雪はトップシーズンの細かい雪とは違って
粒の大きな抵抗感の大きい新雪がヒザ程度積もる状況でした。
なので、底突きもなくしかも比較的反応は良い雪と言えると思います。

そんなパウダースノーでの反応ですが、
138×108×131というパウダースキーとしては
スレンダーと言えるディメンションを持つDEVASTATORですので
以前乗っていた『Vectorglide Butterknife』のような
問答無用の浮遊感はありません。
とはいえトップとテールの幅は130mmを超えていることと、
何よりそのためのフルロッカーですので、パウダーでの操作性は想像以上に高い。
この日の雪なら尚のこと踏み込みへの反力も高くて
雪を面で捉えたまま寝かし込みこともでき、
肘や腰が山側の雪面に触れるほど攻め込めました。
スキーはスノーボードよりも深雪で沈むので、いつものスノーボードとの比較では
腰深くらいの潜り感があって楽しさも倍増してしまいました。

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そしてやはり『Vectorglide Aventura』の頑固なスクエアテールとは違って
ロッカーと合わさったキックの効いたラウンドテールの動きの自由度の高さも
そんな反力の強さの演出に一役買っている。とにかく私にはこちらの方が
新雪中での体重移動がしやすくて素早く切り返しが出来る。

ただ、私のウデ前のせいもあるのだが、このウエスト幅でこれほどの深雪だと
時に谷足が踏み抜けて膝が伸びきってしまう場面もあり、そうなると制御不能で
沈み込んだ谷足を軸に新雪に飛び込むように前転してしまうこともあった。
こういうことがあると新雪での踏み応え満点のセンター130mmのファットスキーが
懐かしくなってしまうところだ。

2016_0327-22.jpg

コブのなり損ねのような厄介な斜面も滑ってみたが、
こちらに関しては、はっきりと苦手なようだ。
滑れることは滑れるのだが、クイックには回せず一拍入ってしまうので
そのまま中回り以上になってしまいお世辞にも楽しくはない。
私がもう少し上手いか脚力があれれば、直線的に落とすところですが
残念ながらそうは問屋が卸さない。
ロッカーはこういう場面でもう少し扱いやすいかと思っていたが
やはり184cmなりの回頭性になってしまうようだった。

といったように、整った雪面で使うぶんには
総じて目立ったマイナスポイントもない真面目な板で
ゲレンデからバックカントリーまでかなり広い範囲を
これ一本でカバーしてくれそうなオールマイティな板だった。

特にロッカースキーの本領を発揮するパウダースキーではその長所の出方が顕著で
ついファット系の足応えを欲してしまう自分がいるが、
そのオールマイティさを考えれば、
パウダーでの操作性もこれで必要充分と言っていいだろう。

ただし、言ったようにキャンバーがあるかないかはその操作性以上に
むしろ趣味性の方に大きく関係していて、踏み込みからタメを作ってくれることで
ヒザから下の入力が気持ち良く入ってくれ速度調節もターン弧も自由自在に選べる
キャンバースキーの良さを再確認させられることにもなってしまった。

といったわけで、
DEVASTATORとAVENTURAの間を採ったような板が欲しくなってしまった。
新しい道具を試したら試したで、
例によって悪い虫が疼き出してしまったのは逆効果であった・・・
  

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2016.04.06 | コメント(0) | トラックバック(0) | スキー

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オートバイと
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