BATMAN v SUPERMAN Dawn of Justice

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翌日は4時半起きで雪山に行くというのに
我慢ならずに公開初日の3/25(金)の仕事帰り、劇場に寄り道してしまった。

それほどに今作への期待感は私の中で高止まりを続けていたわけだが、
きっぱりと結論から申し上げてガッカリでありました・・・

私の期待感が高すぎたのと、
私の趣味趣向が大きく影響していると思われるので
皆さんは別の感想をお持ちになるかもしれませんが
私はダメでした・・・非常に残念です。

というわけで、以下は怒りにまかせてネタバレ覚悟でぶちまけますんで
ご注意ください・・・




この予告編を観れば、おおよそのストーリーは誰にでも察しが付くと思うので
以下は書いてもネタバレにも何にもならんとは思う。

「スーパーマンとゾッド将軍との超人バトルによって崩壊した
 メトロポリスでの遺恨があって、ブルース・ウェインはスーパーマンを憎んでいる」

「制御不能な力を持つスーパーマンを神のように崇める人々と
 過去の遺恨から敵対視する人々で世論は二分されている」

「自警団的な行動と恐怖によって犯罪を抑止しようとするバットマンを
 スーパーマンは快くは思っていない」

双方とも正義を掲げながらも、そうした考え方の相違で両者は対決する。

「でも、更に強大な悪の登場によって共闘する」
そいつをやっつけてめでたしめでたし・・・・

んで、実際にほぼその想像通りの展開だったわけだが、
それはさておき興味が湧くのは

1:まさに人智を超えた超人であるスーパーマンに
  ただの人間であるバットマンがどのように挑むのか?ということと
2:バットモービルなどのガジェットを含め
  私の大好きなダークナイトの世界観をどれだけ踏襲しているのか

それと、
3:かなり無理矢理感の高いワンダーウーマンの存在理由

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まず、ただの人間が如何にしてスーパーマンと互角に渡り合うのか?という
疑問に関して、私はそれをアイアンマンばりのパワードスーツの恩恵だと
書きましたが、それは違いました。訂正してお詫び申し上げます・・・・
ただ、むしろそうであってくれたほうがまだ良かった・・・

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スーパーマンの弱点と言えば、確かに “アレ” ですが、
“アレ” を使ってまでバットマンに勝って欲しいとは1mmも思わない。

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ただ、これに関しては、
コミックの方でもバットマンはアレを使う戦法を採っているようなので
後にも先にもスーパーマンの弱点はアレしかないということのようだ。

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つづいてバットモービルをはじめとしたバットマンガジェットですが、
配給会社の意向か何か分かりませんが、
中途半端に昔のバットモービル感を纏っていてかなりカッコ悪い・・・
これでは私は萌えません。

そして、ダークナイトではあれほど殺さずの姿勢を貫き通したはずのバットマンが
今回はとにかく人を殺しまくるのもいただけない・・・・

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スーパーマンは宇宙人。
バットマンは大富豪が金にモノ言わした怪物。
X-MENならば突然変異のミュータント、
アベンジャーズならば改造人間や、
研究中の誤動作で緑色の怪物になってしまった男、
どうかとは思うが異次元世界の王様とか、
納得できるかどうかはさておき、それぞれに超人である理由や設定がある。

そしてワンダーウーマンですが、はっきりと意味不明です・・・
何なんだおまえは???

「ワンダーウーマンのことはみんな知ってるよね?
 知らない人はGoogってね!」とでも言わんばかりに
何の説明もなく半ば強引にそこにいる。いくらなんでもそりゃねーよ。
しかもヘタしたらおまえが一番強いんじゃね?ってくらいに
ミニスカートから剥き出しのきれいなおみ足を含めて
攻撃されてもまったく傷すら負わない。ダメージ0感がハンパない。

他にもある。

スーパーマンの宿敵であるレックス・ルーサーは
スーパーマンの育ての母親(マーサ:ダイアン・レイン)を人質にとって
バットマンとの対決を迫るわけだが
ご存じの通りにスーパーマンは地球の裏側の悲劇も聞き逃さない
スーパーイヤーを持っている。
だから監禁場所は音の漏れない防音設備の整った場所かと思いきや
ただの工場跡地で、しかも口は何にも覆われておらず叫びたい放題だ。
母親がちょっと大声出して助けを呼んだら一瞬で駆けつけられるはずなのに
それをしない・・・Why American People???

それと、ザック・スナイダーのいいところでもある
幻想的で象徴的な表現がここに来て完全に裏目に出てる。
やたらと夢オチが多く現実進行の話と混在していて
余計に分かりづらさを生んでいる。

といったわけで、私の不満の大半は
今作があくまでも『マン オブ スティール』の続編であるという部分に由来している。
それ故バットマンの扱いがあまりに雑で
ダークナイト ファンの私にとってはかなり不満が残るものとなった。

それとこれに続く『ジャスティスリーグ』のことを考えれば
当然『アベンジャーズ』を意識せざるを得ないはずだし、
実際かなり意識していたはずだ。それならば中途半端なしで、
アベンジャーズくらい漫画の世界観を貫かないと
簡単にリアリティが破綻してしまうことがこれではっきりとした。

そのためのザック・スナイダー監督の起用ということなのだろうが、
そう考えると漫画的でありながら、独特の世界観を生み出した
ティム・バートンを超えられていないということだ。
配給会社の思惑が完全に悪い方に出てしまいましたね・・・

そんな中、ただ一点評価すべき部分を挙げるとすれば
それは

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やはりジェシー・アイゼンバーグ演じる
レックス・ルーサーの存在感に他ならないだろう。

今までに幾多の名優達がレックス・ルーサーを演じてきたが、
その狡猾で残忍、そしてあからさまな狂気を孕んだレックス・ルーサーを
ジェシー・アイゼンバーグは完全なる現代社会の闇として魅せていた。

観終わると気づくのだが、まるで『セブン』のジョン・ドーのように
結果は完全にレックス・ルーサーの一人勝ちなのだ。

さて、皆さんの反応や如何に?
評論家の反応や興行成績含めそちらは楽しみではありますが、
作品の内容自体は返す返すも残念の一言でありました。



いよいよクモ男もアベンジャーズ参戦!!
『シビル・ウォー』で無邪気に楽しんで
早いとここの心のモヤモヤを晴らしたい。
  

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2016.04.01 | コメント(2) | トラックバック(0) | 映画

コメント

やっぱり前評判通りでしたか...
残念ですよねー、アベンジャーズと比べられるのは必然ですからねー
ねりにねらないとダメですよねー
原作を貫いて欲しかったですねー原作はワクワクして読めたんですけどねー

2016-04-13 水 18:10:26 | URL | Toshi #- [ 編集 ]

Toshiさん
バットマンとスーパーマンを同じ画角で描こうとすると
やっぱりどこかで無理が生じると思うんですよ・・・
そういった意味でもジョン・ファヴローと
ロバート・ダウニーJr.が創ったアイアンマンの世界観は
良い意味で観るものを冷めさせる
漫画と現実の良い境目を見つけたんだと思いますね〜

2016-04-13 水 19:27:07 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

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