4FRNT DEVASTATOR 184

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Vectorglide Aventuraもとても良いスキーなのですが、
ファット系ツインチップへの思いがどうにも拭えず、
結局新たにスキーを買うことにしました。

やっぱり足許から浮き上がるような浮遊感と、
何よりそれによって可能になるパウダーカービングがしたい。
Aventuraでもできるのかもしれないが、Butterknifeの乗り味を知る私には
もっと身体の外側にスキーを降り出して回したいパウダーカービングへの郷愁が強く
どうしてもその記憶と比較してしまいイマイチAventuraに乗り切れていなかった。
思い出とはいつも美しいものだ(そして儚い)。

グルーミングバーンでのスピードのノリが良く、
アイシーで硬いバーンでのエッジ操作がとてもし易いAventuraの
スクエアでほとんどロッカーの入れられていないテール形状は、
逆に水分の多いネットリとしたモナカ雪では、
踏み込んでもテールが引っかかり気味に入ってしまい回しきれなくなってしまう。
自動的に直線的なライン取りにせざるを得なかった記憶が
完全に苦手意識となって私に刻まれてしまった。
それでテールの自由度の高いツインチップというわけだ。
まあ何より、苦手意識を克服するほどスキーの滑り込みをしないことが
一番の原因ではありますので、
決してAventuraの問題ではないことも重々承知している。
それでもまだ美しいまま保存されている思い出に
ついすがりたくなってしまうのであります。

そんなわけで、素直にButterknifeを買い戻したいところではありますが、
私の経済事情がそれを許してはくれませんので、他の手を考えないといけません。

お金をかけられない一番の要因はやはりバインディングで、
最初はButterknifeに手持ちのG3 IONを移植しようと企んでいたのですが、
Aventuraの100mmというウエスト幅に対して、Butterknifeは130mm。
ブレーキ幅が足らないのでブレーキを交換しようかと問い合わせたところ、
なんとIONのブレーキは交換ができないという驚愕の事実を知らされてしまった。

どうりで同じG3でもONYXには設定されているブレーキのパーツが
IONのカタログには掲載されていないわけだ。
つまり130mmのブレーキにしたかったらまた更に6万円以上出して
バインディングを買い換えるしかないわけだ・・・税込20万円コース。
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「・・・どうせ買い換えるならKingPin・・・」と、
例によってミもフタもない邪な思いがホンの一瞬が頭をよぎるが、
そもそもKingPinに130mmのブレーキはないという正論で邪念に打ち克つ始末。
あぶねえあぶねえ・・・なので、私のIONのブレーキ最大幅115mmに
納まるウエスト幅のファットスキーを探すことになったわけであります。

値段優先で探すと昨季モデルの『ARMADA J.J 2.0』あたりが
候補として挙がってくるが、J.Jだとウエスト117mmでちょっと微妙。
本音は軽量なツアーモデルである『4FRNT RENEGADE』か、
4FRNTの中でもパウダーモデルにあたる『HOJI』あたりが欲しかったのですが、
昨季モデルの格安物件が見つからずにそちらは断念。

そんな感じで昨年モデルの格安物件をアレコレと物色した結果、
4FRNTの中でも圧雪とパウダーのバランスが良いとされる『DEVASTATOR』の
184cm(ウエスト幅108mm) 2014〜15モデルの新品を買うことにした。
ちなみにこいつに決めた理由はウエスト幅の件を除けば超のつく格安価格だったから。
これまたミもフタもない理由で恐縮だが、素直に失敗してもいいやって
思えるくらいにメチャクチャ安かったのでこの際ご勘弁いただきたい。

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DEVASTATORは138×108×131のディメンションをもつ
近ごろ流行(?)のファット系でありながら100mm程度のウェスト幅をもつ
グルーミングバーンでの操作性も考慮されたパウダースキーだ。

一番に気になるのは私にとって初めてとなるリバースキャンバー
いわゆる『フルロッカースキー』であること。
そして、ロッカーカーブとサイドカーブがまったくの同一値となる
4FRNT独自の『リフレクトテック』が搭載されており、ファットなフルロッカー
スキーでありながら、良好なエッジ操作が得られるものと思われる。

重量はAventuraが約2kgなのに対して、約2.3kg(一本)と少々重くなるが、
ファットスキーとしては一般的な重量と言っていいだろう。
まあ百聞は一見にしかず。まずはグルーミングバーンで試してみて、
早いとこパウダースノーでの操作性を味わってみたいものだ。

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んで、4FRNT DEVASTATORは無事我が家にやってきたわけなのだが、
そんなわけで届いたのは板だけ。
せっかくなので取り付け工賃もケチって自分で取り付けてみることにした。
自身はじめてとなるスキーバインディングの取り付け作業に関しては
かなり甘く見積もっていたのだが、
実際やってみると精度面で結構手強いことが分かった。

IONはテックバインディングなので、ウォークモードはもちろん、
つま先を軸にブーツを縦方向に回転させてヒールピースに固定されるので、
スキーの縦方向に対してのセンター出しが正確にできていないと、
歩くことはおろか、ヒールピースに填まらなくなってしまうので
取りつけ作業はかなりシビアだ。

オートバイ整備などでいつも様々な加工は経験しているのだが、
その場合のほとんどが硬い鉄やプラスチックが相手になる。しかして、
相手が「木」となるとまったく勝手が変わるということを今回は痛感させられた。
そもそも鉄工用のドリルで済まそうとしたのが大間違い。
相手が柔らかい木となると鉄工用ドリルでは刃先が泳いでしまい
正確な位置に垂直に立てることがとても難しい。
面倒でも木工用ドリルを買い揃えるべきだった。

そんなわけで、無責任に作業内容をここに書くのは止めておくが、
一言だけアドバイスするとしたら、自分ではもうやらない・・・

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そんなわけで、たかだか穴8つ開けて木ねじで留めるだけの単純作業に
かなり苦労させられたが、最後にはなんとかセンターもキチンと出てくれた。
は〜〜助かった。一時はどうなることかと思ったぜ・・・

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ブレーキ幅ももちろん問題ないし、クランポンもそのまま流用可能だ。
クライミングスキンもAventuraのものをそのまま使っちゃおうかと思っている。
ちなみにAventuraは手放さずにいつでもスイッチできるよう手許に置いておく。
保険です。

というわけで、ニューアイテムで技術的な苦手意識を克服しつつ、
今シーズンは例年以上にスキーを滑る回数を増やしたいと思っているわけだが
未だに雪の出足が鈍くどうにもパッとしない状況のままだ。
はてさてどうなることやら・・・
  

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2015.12.15 | コメント(2) | トラックバック(0) | スキー

コメント

4frntときましたか!自分もEHPを持ってますが、しっかり作られているメーカーの印象ですね。ロッカーツインチップは癖になる乗り味ですよ。せっかく、AVENTURAを残しておくのでしたら乗せ変え易い、インビス加工にしたらどうでしょう?へそ曲りさんのことですから、もう手は打ってあったりして。
それに、しても降らないですね。たしか、9〜10年前もこんな感じのだった様な。その時は、1月後半にドカ雪が降ったんですけどね。

2015-12-15 火 14:33:10 | URL | Sugaya #- [ 編集 ]

Sugayaさんにツッコまれると思っておりました。
はい、もちろんインビス化しようと画策しておりましたが、
木ねじよりも更に精度を要求されるので諦めました・・・

雪降らないですね・・・
このあと来るという寒波も長続きしなさそうな感じが・・・
三日三晩降り続き〜みたいなのがドンドンドンと来てくれないとダメですね。

2015-12-15 火 14:58:54 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

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