HP2 Enduro : HIDヘッドライト化

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HIDとはHigh Intensity Discharge lampの頭文字をとったもので、
キセノン ヘッドランプとか、ディスチャージ ヘッドランプとか、
様々な呼び名で呼ばれているが、どれも同じものを指している。
要は電球内のフィラメントに通電して発光させるのではなく、
蛍光灯のように放電させて発光させているのランプのことだ。

10年前に購入したR1200GSでも、納車時から車外品のHIDに交換してもらっていて
その後すぐにHIDが純正で装備されるようになったことからも分かるように、
耐久性や安定性を含めて、すでに安心感の高いスタンダードな装備品となっていて、
すでにLEDヘッドライトなんていう、更に次世代を担うランプも登場してきている。

いずれにせよ、ヘッドライトの進化とは、
暗闇の中でもより太陽光に近い可視光線を得ることと、
省電力化のことを指しているわけだ。

そもそも早朝から昼過ぎまで遊んで帰宅するパターンの多い、
私とHP2 Enduroの場合、夜間走行の機会も少ないので、
果たしてその恩恵に預かる機会がどれほどあるのか、確かに疑問は残るが、
とはいえ、ヘッドライトが明るいに越したことがないのは、
どんなバイク乗りでも抱く偽らざる気持ちだ・・・

・・・というのは半分嘘で、単にアフターパーツのHIDバルブの、
約1/3のお値段で手に入れることができちゃったから。
そりゃ要らなくても手が出ちゃうよね・・・ヤフオクは煩悩の塊だ。

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しかして、安くても何でも、部品点数が多いのがHID最大の難点。
軽量化がある意味本懐でもあるはずのこういったスポーツモデルの場合、
重量が増えるのはある意味御法度。故にオーナーの心は痛む・・・・
というわけで、いよいよ気まで重くなったらさっさと外そう。

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車体中央に位置するバッテリーから、ヘッドライトまで、
フレーム伝いに配線するためにはタンクを外す必要がある。
これだけでもかなり気が重い・・・重作業だ。

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ただでさえ余分な空間の少ないカウルレスのオートバイなので、
バラストにイグナイターといったタバコの箱程度のパーツを納める場所にも難儀する。

そして、二灯式ならば Lo/Hi ビーム個々にバルブがあるので、
たとえばLo側だけHID化したければ、単純にLo側のバルブを交換すればよいのだが、
HP2は単灯式なので、一灯で Lo/Hi の切り替えをする必要がある。
そのため、ハロゲンバルブには、ひとつのバルブに上下方向に
二つのフィラメントを装備し、通電させるフィラメントを切り替えることで、
ドーム状のリフレクター(反射板)の上側に光を当てたり下側に当てたりして、
照射方向を変えているのだが、HIDバーナーに光源は一つしかない。
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なので、ソレノイド(小型モーター)でリフレクターフード(傘)を回転させて、
照射方向を上下に変えてやる必要がある。
ヘッドライドバルブの後方にそこそこ嵩張るソレノイドを装備しているため、
この部分が、狭いヘッドライトケースに納まるのかどうかが一番の心配事であった。
もしも納まらなかった場合には、ヘッドライトケースの後側をカットして
避けを作る必要がある。

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しかして、近頃は原付用のキセノンヘッドライトキットもあるほど、
ソレノイドやバーナーを覆う傘の部分もかなり小型化が進んでいるようで、
心配ご無用でスッキリ納まってしまった。

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画像下は同様にHID化されているR1200GSのヘッドライトだが、
HP2がレンズに照射方向を決めるカットが施されているのに対して、
リフレクター側にカットが施されレンズはフラットなクリアガラスが使われる
マルチリフレクターがGSには採用されている。

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で、実際に点灯してみると、確かに明るくはなったが、
GSの方がロービーム専用ライトであることに加えて、言ったように
マルチリフレクターを使っていることもあり、オートバイのすぐ手前から奥まで、
全体を歪みのない均一な光で照らしていることが分かる。
それに較べると、HP2の方は、リフレクターフードが半分の光をカットしているため
照射範囲が天地に狭く、レンズカットされた光が、歪んだ光の影を作ってしまい、
かなり不自然に見えてしまう。

それと、
R1200GSでも長いこと使っているので、その耐久性は身をもって知っているのだが、
ソレノイドがオフロードバイクの振動にどれだけ耐えられるのかは未知数。
こればかりは試してみるしかない。

でもまあハロゲンに較べれば5割増しで明るくなったし、
素直に次の夜間走行や、曇天時に暗い森の中を走るのが今から楽しみだ!

明るさにも関係する話ですので、
ついでにヘッドライトのサイズの話もしておきますと、
HP2 Enduroのヘッドライトは1200ccという排気量にしては
超小型と言っていい極小のヘッドライトを装備している。

それは、ハンドル周りのイナーシャを軽減するために、ステアリングピボットから
先に位置するパーツは極力軽くするための措置なのだが、ビッグタンクに
交換してから、ヘッドライトが際だって小さく見えてバランスが非常に悪い。
何よりラリーバイクのヘッドライトとは本来大型化されるものだ。

2015_1010-7.jpg
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といったこともあるので、気が向いたらガラスにレンズカットのない
マルチリフレクターを装備したもう少し大きいヘッドライトと交換しようかと思う。
  

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2015.10.14 | コメント(0) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

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