FC2ブログ

RICOH GR

2015_0321-27b.jpg

およそ2年間に渡り使ってきたSONY RX-100が壊れてしまった・・・

防水でもないのに、砂浜に雪山にと無理が祟ったこともあるが、
トドメは家で投げ飛ばしてしまったせいだ。
それでもそれから1ヵ月以上に渡り、なんとか撮影ができていたのであるが、
最期はまるでミル貝のように、沈胴式のレンズが出たまま
息をお引き取りになった・・・南無〜〜


2015_0503-14.jpg

仮にもブロガーである私にとって、カメラがないのは致命的だ。
慌てて次のカメラの候補を探した・・・というのは嘘で、
実は発売されてからずっと、次に買うならGRだと決めていた。

ricoh_gr2015_2.jpg

RX-100を買う前までGR DIGITAL Ⅲを使っていたので、GRはこれで二台目だ。
とはいえ、同じGRでも、GR3とこの『GR』では、
ご覧のように大きさを含め中身もまったくと言っていいほど違う。
それは、GR DIGITAL Ⅳまで続いた世襲を引き継がず、
単に『GR』だけに戻ったそのモデル名からも窺い知れる。
もちろんこれだと呼称として判別がややこしいので、この最新のGRは、
「APS-C GR」とか、「GR APS-Cサイズ」とか呼ばれている。

つまり、モデルチェンジの核心は、この「APS-C」に込められているわけだ。

んで、APS-Cとは何かというと、
CCDとか、CMOSとか呼ばれるイメージセンサーのサイズのこと。
APSとは1996年に発売が開始されたAdvanced Photo Systemフィルムのことで、
そのCサイズに相当するイメージセンサーサイズを指していて
一眼レフに使われるほどの高性能センサーでございます。

sensor_gr.jpg

上の図にあるCXフォーマットがRX-100に採用されるサイズ。
これを見ればその大きさの違いがお解りいただけるだろう。

もちろんセンサーサイズがカメラの性能のすべてを決定するわけではないが
細かい部分にまでディテールの詰まった画作りが私は好きだ。
もちろんレンズセッティングに、画像エンジン含め、すでにGR DIGITAL Ⅲで
GRシリーズのセンスの良さは織り込み済みだ。選択に躊躇なし。

すでにこちらの4月中の記事のほとんどは新しいGRで撮られたものなので、
もしすると、すでにお気づきになられていた方もいらっしゃったかもしれない。
いかんせんブログ用に解像度をかなり小さくしているので、その力のすべてを
ご覧いただいているわけではないが、実画像をPCのモニターで観る限りにおいて、
その解像度の差はすでに劇的と言っていい。
粒子の細やかさ、重厚さがまったく違う。カメラ冥利に尽きるというやつだ。

ricoh_gr2015-3.jpg

上の画像は先日の立山での写真だが、
画像左側に写る岩肌に見える粒のキメの細かさを是非見て欲しい
(クリックで原寸表示しますが、これでもまだフルサイズではありません)。
これこそまさにイメージセンサーサイズによる表現力だ。
人によっては銀塩のもつ良い意味でルーズな世界観が好きな人もいるだろう。
でも、私はデジタルにしか撮れない画像の端から端まで
細かいキメの整った描写の方が好きなので、まさにイメージセンサーサイズ信者だ。
しかもセンサーサイズはISOを高めに設定してもノイズが入りにくいことも特徴だ。
つまり暗がりでもそこそこ速いシャッタースピードを設定できるので
ほとんど三脚を使わない私には嬉しい部分だ。

2015_0507-1.jpg
2015_0507-2.jpg

GRの精神性をすべて顕していると言っても過言ではない
望遠域を持たない単焦点28mmレンズは、
特に至近距離でのポートレート撮影にもってこいだ。
美しいボケ足など、まさに目を見はる描づくりになる。
ときに、私は今のところ屋外よりも日陰や屋内で撮ったGRの写真の方が好きだ。
GRはコントラストの落差の激しい場面では、苦し紛れに青に転んでしまう傾向が
みられ、日中の風景写真はどちらかというと苦手にしているように感じる。

それと、GR DIGITAL ⅢからSONY RX-100に換えたときにも感じたことだが
さすがは家電用品のSONYだ、いちいちのサポートが手厚い。
とにかくサポートするレンジが広く、カメラがカメラマンの失敗まで
フォローしてしまうのでまず撮影の失敗がない。
なので手間いらずといえば手間いらずではあるが、余計なお世話が効き過ぎていて、
露出をシフトしても写真に変化が現れづらく、
撮り手の創意工夫はあまり受け付けてくれなかったように思う。

翻って、GRの場合はそんなRX-100と較べるとかなりレンジが狭い。
いわゆるピーキーというやつで、スイートスポットを外すと
ガッカリするほどダメな写真が撮れてしまう。

じゃあ一般的なラフな使い方ができないのかというと、
コンパクトデジカメなのだから、もちろんそんなことはない。
オート撮影モードにしておけば、最適の露出値を導き出してくれるし、
プログラムモードにすれば、露出の組合せをシフトできることも変わらずで
写真にその段階的な違いがしっかりと映り込んでくれるのも相変わらずの持ち味だ。
なので、私は一旦カメラ任せに露出を割り出させたあとで、
絞りをシフトさせて撮ることが多い。
それでもしっかりとそれが違いとなって写ってくれるので、積極的に使いたくなる。

そして、そういったカジュアルな性格づけに一役買っているのが
高速化されたレンズサーボモーターだ。
とにかくフォーカススピードが速い!そして、沈胴式レンズの繰り出し〜格納も
速いので、カメラを構えたその瞬間に撮影準備が完了する。

GRのもつ性能を存分に引き出すような追求した撮影をするのもいいが、
気楽にオートで撮影する方が、実際気軽にとてもきれいな写真が撮れるし、
そういったカジュアルでライトな感覚で撮った方が、
むしろGRには向いていると思う。

「それならこの値段を出してまでGRは要らない」と仰るのであれば
お持ちのスマホのカメラ機能で充分だし、そもそもカメラ自体が必要ないだろう。
でも、ディテールに宿る神の存在に触れたければ、この値段は決して高くはない。
しかも一眼レフと付き合うような扱いの仰々しさや、肩が凝るような重量もなく、
この高性能を小さなカバンに入れて毎日持ち運べるのだ。

スマートフォンの高性能・高機能化は、
それとの差別化のためにもカメラ自体の性能をも押し上げていると言える。
もはやコンパクトカメラのライバルは電話機なのだ。
もの凄い時代になったものだと思う。




2015_0509-1.jpg

という通信機器との親和性も求められる昨今のカメラ事情だが、
そんな背景もあって、最近のカメラに装備されるの機能で
特に羨ましいと思うのは、Wi-fiでカメラと画像のやり取りができる機能だ。

残念ながら未だGRにその機能はないのであるが、
この『eyefi』というWi-fi搭載SDカードを
RICOHとしてサポートしているので、今回一緒に購入して使ってみた。

・・・のですが、
コイツが発するWi-fi電波を、私のiPhoneがなかなか拾ってくれない。
せっかちな私にこれは無理だ。

misshot.jpg

加えて撮影した画像におかしなノイズが入ってしまう
(要は画像が壊れる)こともあった。

主にこれが活躍するのは、
カメラで撮った画像をスマホ経由でSNSに投稿するときなどだが、
結局速報したければ iPhoneでも同じ画像を撮って投稿している。
そんなわけで、最初の2回ほど試しただけで、今ではもうこのeyefiは使っていない。

サポートもまともにしてくれそうにないサードパーティー製品の問題だし、
電波を拾えないのは個体差と言うよりも、iPhone6との相性も含めた
そもそもの構造的な欠陥であるように思うので、
よしんば交換してもらっても解決するとはとても思えない。
かといって天下のリコーに文句を言いたくても、
GRの取説にははっきりと「そっちに言ってくれ」と書いてあるしで八方塞がり。
つまり典型的な泣き寝入りというやつだ。

他社製とはいえ、時前に互換性を含めたテストも、
売りっぱなしで、事後の製品管理も出来ない製品を、
堂々と「使用できます」とか言って欲しくない。見損なったぜRICOH。
  
関連記事
スポンサーサイト



テーマ:写真 - ジャンル:趣味・実用

2015.05.20 | コメント(2) | トラックバック(0) | 徒然

コメント

まさにスナップシューターですねー(^^)b最後まで悩みましたが結局SONYに・・・_(^^)

2015-05-20 水 16:07:18 | URL | TKC #- [ 編集 ]

お?TKCさんSONY買ったんですか??
もしかしてRX100 m3???まさかのRX1とか??

2015-05-20 水 16:53:14 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

月別アーカイブ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR