最近観た映画を4本まとめて紹介してみる

LUCY

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まずは『LUCY』から。
ひょんなことから新種の強力な覚醒剤を下腹部に縫い込まれ
麻薬の運び屋にされてしまうルーシー。
しかして、その覚醒剤を包む袋が腹の中で破れ、
大量の覚醒剤を一気に体内に投与されてしまう。
それは完全に致死量だったはずなのだが、逆にそれを引き金に
本来人間の脳に隠された能力を覚醒させてしまうことになる・・・

「人間は脳の機能を10%程度しか使っていない」という話は有名だが、
今作は、覚醒剤によってその力が100%まで解放されるとどうなるのか?を
映像化している。
もちろんその世界は想像でしかないのであるが、
念じるだけで物や人を投げ飛ばしたり、電波やそこを行き交うデータ類が
見えるようになったりするのはちょっとばかしやり過ぎだろ?とか
素直にツッコみたくなる。

『マトリックス』や、その素地となったと言われている
士郎正宗原作、押井守監督の『攻殻機動隊』の影響受けすぎと言ったら
言い過ぎか?いずれにせよリュック・ベンソンも堕ちたものだ。
つまり “それ系" の映画でありますが、それらオリジナルを超えられていないのも
こういった二番煎じの良くあるパターン。

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そんなわけでスカーレット・ヨハンソンが、今作唯一の救い。
スカヨハ好きなら、それだけでも観る価値あり。



フライトゲーム

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航空機を密室と捉えてのサスペンスものは、身近でありながらも空の上という
切羽詰まった危機感も容易に描ける映画にとって鉄板中の鉄板シチュエーションだ。
それ故にはっきりとした独自性を持たせられないと
「なんだか前にも観た気がするぞ・・・・」という残念なことに陥りやすい。
しかも、航空機墜落事故を扱った12年公開の『THE GREY』にも出演し、
B級モノの主役としてアチコチ出すぎのリーアム・ニーソンが加わると
すでに既視感すら感じさせる。煮詰まっている二番煎じ感が高い。

それにしてもリーアム・ニーソンって、
ほんとに使い勝手のいい役者さんだとあらためて感心させられる。
それほどに「これは何かの続編か?」と疑いたくなるほど良くある話だ。

あえて言えば航空保安官である主人公がハイジャック犯に疑われながら、
密室トリックを暴いて犯人捜しを続けるというところが新味だが、
それだったらジョディ・フォスター主演の『フライトプラン』の方を
是非ともオススメしたい。



ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

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近ごろマーベルものでは作品のラスト次回作のキャラをカメオ出演させるのが
定番になっておりますが、『アベンジャーズ』のラストシーンで
チラと顔出ししていた観るからにラスボス感の高いキャラクター、
サノスさんも登場するのが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。
内容に関しては説明は省きたいので、とにかく下の予告編を観て欲しい。



アベンジャーズのように、なんとか大人の鑑賞に耐えうるための
“言い訳" なんかには一切目もくれずに、
素直というか真っ直ぐに開き直ってテレビマンガ的に描かれているので
『アナ雪』の実写版くらいに思って観た方がいい。というわけで子供向け。
アイアンマンを観る気分で観ると私のようにかなり残念な気分にさせられる。

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一点、口の悪いアライグマというところが『ted』的にブラックだ。



それはそうと、『アベンジャーズ2』(7月8日公開予定)を早く観たい。



猿の惑星 新世紀

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なぜ猿が高い知能を得るに至ったか?
を描いた『猿の惑星 創世記』から10年後を描いた続編。
高い知能を得て森の中で暮らし始めた猿たちと、
それと時を同じくして蔓延した「猿インフルエンザ」により
絶滅の危機に瀕している人類。
それぞれに干渉し合うことなく暮らしていたが、
ふとしたキッカケによりその均衡は破れついに人と猿の戦争に陥ってしまう。

前作同様、1967年公開のオリジナル『猿の惑星』へと至るその前日譚。
前作の原題が「RISE(陽が昇る)」で、今作が「DAWN(夜明け)」という
英語に馴染みの薄い日本人なら尚のこと、
その重箱の隅をつついたような題名からも分かるとおり、話に大きな進展はなく、
最初から二部作の全編・後編だと思って観た方がよっぽど健全だ。

何より人類は凌駕され、地球は猿に支配されてしまうことは
ストーリー上すでに決定事項なので、こういったリブートものの鉄板である、
「知られざる伏線」となるようなものは特にはない。一切の秘密なし。

そういった伏線がないのにどうやって物語に新鮮味を残すのかというと、
見所となるのは猿を主軸に描いているという点。
つまり、主役は猿の方で、むしろ人類は地球資源を浪費する
ある意味悪役の位置づけなのである。

前作に引き続き、そんな猿たちのリーダーであるシーザーの
人間に恨みを持つ猿も少なくない群れをまとめることと、
そんな人間との争いを極力避けたいと願う葛藤が主軸になっている点が
面白いと言えば面白い。
つまり、それが猿であっても、ジャングルの奥地で暮らす未開の種族であっても
同じと言えば同じという、ミもフタもない話ではあるのだが、
どういったわけか見飽きずに、むしろ最後までグイグイと引き込まれてしまうのは
CGで描かれた猿たちの感情表現がとても豊かで感情移入がし易いからだろう。
役者の感性など、個人的な見解や役作りが介入しない分、制作陣が
演じて欲しい演技を、登場人(猿)物に一貫してさせられることがその理由だろう。
CGのいいところが意外な部分で発揮されているところが興味深い。

ほとんど期待せずに観たのですが、これ意外とオススメでした。
前作もまだご覧になっていないのであれば是非二作続けてご覧ください。
    
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2015.04.10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

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