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SPARK R&D 2015〜16モデル

Spark R&D ISPO 2015 from Splitboard Magazine on Vimeo.



spark2016_3.jpg

すでに様々な場所で紹介されているので、ご存じの方も多いと思います。
SPARK R&Dの2015〜16モデルラインナップ。
モデル名を今までの『MAGNETO』『AFTER BURNER』から、
『ARC』『SURGE』に変えるほど、大変更が施されたのかと思いきや・・・・

ぱっと見には、カラー展開と、アンクルストラップの太さ、
トゥストラップの形状がモデル毎に変えられている等、
それまでのラインナップと同様の差別化点しか見つけられない。
それくらいに小さいアップデートに留まっている印象を受けるので
名前を変えるほどではないように思える。

spark_16_blaze_burner.jpg
TESLAが登場して3シーズン目となる来季は、
そろそろLT PINを使ったモデルがラインナップから姿を消すのかと思いきや
BlazeもBurnerも併売されるようだ(日本国内だけ??)。

spark2016_8.jpg

変更点が少ないと申し上げましたが、一番分かりやすい変更点は、
待ちに待った方も多かったと思われる、
女性専用モデルがやっとラインナップに加わったことくらいか。

spark2016_4.jpg

で、重箱の隅的な変更点をお復習いしておくと、
モデル名同様に、そのシステム名称も『TESLA T1』と名称が変更された
ヒールリフター(ハイクワイヤー)を一本にしてきた部分。
ヒールレストを大きくして、ヒールリフターを受ける部分を二箇所設けることで、
一本で二段階のヒールの上げ幅を実現している。

今までは高・低ふたつのワイヤーを装備していたので、
それを一本に減らすことで軽量化の意味あいもあるだろう。
そもそも上下ふたつの使い分けが、操作上とても煩雑だったので、
それを修正することが、一番の大義であったと思われる。
ただ、二段階でヒールリフト出来ることに何ら変わりはないので、
現在のワイヤー二本の装備で不都合がなければ無視して良い話だ。

spark2016_6.jpg

不評だった『HEEL ROCKER』もこのT1専用に変更されたのだが、
今回ワイヤーを一本にする本当の理由は、実はこれだったんじゃないのか???
それが言い過ぎだとしてもこの不格好さはもう見ていられない・・・
Karakoramのヒールロック機構のスマートさが余計に際立つ格好だ。

spark2016_9.jpg

新しいT1ではなく、ノーマルのTESLAに対応するHEEL ROCKERも
それまで固定力を最大限に活かせる位置でレバーを固定できなかった点を
改善するためのストッパーが追加された。
ただ、残念ながら例の不具合に対処している様子は見受けられない・・・

spark2016_2.jpg

ベースプレート周り以外では、この『RIP 'N' FLIP HIGHBACK』と呼ばれる
ウォークモード時にハイバックを後方に解放する機構が追加されたハイバックが
新たに採用された。これによりハイク時の一歩の歩幅を大きくとることができる。
ハイバックの質感の低さ、一言でいうと「ちゃっちぃ」かった部分も、
デザインも含め、画像で見る限りは改善されているように見える。

2024_2015-4.jpg

すでに同様の機構が採用されているKarakoramのハイバックを使用しているので、
私には無関係と言えば無関係でございます。

spark2016_5.jpg

というわけで、ベ−スプレートを交換すれば、私のAFTER BURNERも
TESLA T1に変更できるようになっているのが、せめてもの救いではある。
ただ「果たしてT1に変える必要があるのか?」と問われれば、
繰り返すが答はNOだ。

spark2016_7.jpg

なぜなら、
T1への変更に伴い、クランポンまで専用品が必要となってしまうから。
また買い換えさせる気かっ!

進歩と同時に、ボード上に設置されるパーツが、モリモリ巨大化したり、
増えてきていることに一番の危惧感を感じているのは私だけではあるまい・・・
通常「進化」とは “削ぎ落とす"、“シンプルにする" 方向に進むべきものだろう。
どうにもこうにも、これは道具として美しくない。退化している。

ここ数年、各社矢継ぎ早に新機軸を投入し続けてきたけれど
そろそろ一周したんじゃないのか? 
本来、不具合を潰したりするべき、熟成期に差しかかったタイミングに、
未だ黎明期のような試行錯誤を、無駄に繰り返しているように思える。

つまり、未だに新たな顧客を見てのマーケティングや、それに伴う製品開発を
行っているということで、メーカーとしてはスプリットボード市場が
まだまだ新たな顧客を生み出していて、そういった新規顧客へのアピールを
第一義に考えるべき成長過程にあると踏んでいるということだ。
私自身は市場自体がすでに飽和しはじめているように感じているので
単なるブームを煽るだけにならないか、ちょっと心配にもなってくる・・・

spark2016_1.jpg

ただし。
今回の新しいラインナップの中にも要注目のアイテムが含まれていて、
それがこの『SPARK PUCKS』。

Karakoram含め、後発のメーカー達がこぞって独自性を主張したのが
まさにこのインターフェースの部分。
SPARK R&Dはこのスプリットボードにとって根幹となる部分を、
実績あるVOILEのシステムをそのまま流用することで、
それ以外の部分の進化にシンプルに特化することが出来たわけだが、
逆にそのことが先進性という意味では足かせであったこともまた事実。
いよいよその核心部に手を加えはじめたというわけだ。

一番上に貼った動画を観ていただくのが手っ取り早いので説明は省くが、
スプリットボードのスタンスやローテションの設定は、かなり面倒であったが、
これによりそれらの調整がかなり安楽になるものと想像される。

上の画像の右下にセットアップガイドの画像も入れられているが、
そのすぐ下に、間に挟むだけの小さなガイドと思われるモノも写っている。
ひょっとするとベースプレートに穴の開けられているMAGNITOのタイプであれば
前後のインターフェースを借り留めしたその間にこいつを挟んで、
その上からバインディングを装着して左右方向のガイドに使えば、
調整〜ネジ締めと、作業が完結できてしまうのかもしれない。
もしこれだけでもセットアップが可能なのであれば、現場での調整に重宝しそうだ。

ただ、ディスクに空けられたスロットは、
滑走方向に平行した向きだけになってしまったので、
滑走中の荷重で前後に動いてしまわないかちょっと心配だ。
それにもちろん、例によって登場当初のバグのような不具合箇所もあるだろうから、
注意は必要になるだろうが、これなら進んで人柱にもなってみたいものだ。
残念なアップデートばかりが目についた来季モデルだが、
これだけは是非とも手に入れたい!!

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あくまでも個人ブログとして、私が気になったり注目しているアイテムをこちらで紹介しております。
したがいまして、こちらで紹介している情報やアイテムの内容には、噂話レベルの話から、一人のモノ好きとしての勝手な思い入れや希望的観測など、独自見解が含まれている可能性がございます。
こちらを見て気になられた情報やアイテムの詳細に関しましては、個々にメーカー等へご確認いただきますようお願い申し上げます。

  
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2015.03.26 | コメント(0) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

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